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束草偽霊界メッセージ事件 4 梁昌植会長による釈明-①

2018-05-07 18:26:04 | ”真実”Ⅱ 束草偽霊界メッセージ事件

 金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実” Ⅱ

 束草偽霊界メッセージ事件

4 梁昌植会長による釈明-

 

雪風コメント

梁昌植会長の釈明はある程度評価できます。それは「真の子女の使命に関する内容」は霊界メッセージではないと語ったからです。これが事件の真実を解明するための突破口になったのではないでしょうか。

金容成ブログや他の資料を読んでいくうちに「教権勢力」は一つにまとまっていた存在ではなく、真の家庭内の葛藤に巻き込まれ、右往左往するなかで、指導者一人一人が、自らの生き残りを賭けて行動していた存在のように見えてきました。コメント終わり。

 

224日の反逆が実際の状況であるならば、UCの中心はお父様ではなく、彼らであった。亨進様が世界会長に登極された後、神様の摂理とみ旨を破壊しようとする彼らが主導権を握り、お父様に気遣いもせず日常的に反逆を実行してきたことを否定することはできない。彼らの反逆により顯進様は、総会長職を遂行できなくなったが、本当に悲惨なことは、反逆の被害者であるお父様が、その顛末を全くご存知なかったということである。お父様が「顯進が総会長であり、仁進が祝司長である」と指示されたみ言は、彼らによってたったの二日で無かったものとなってしまい、194カ国世界平和巡回も難関にぶつかってしまった。私はこの事態を二次反逆事件と規定したい。

 

224日以降のアメリカ指導者たちの混乱

20084月以降、最も当惑したのはアメリカの指導者たちであった。お父様が任命された顯進様に侍るべきか、亨進様が任命した仁進様に侍るべきか、血が凍るような葛藤をアメリカの指導者たちは体験したのではないかと思われる。人事権を掌握した國進様の顔色を見るしかなかった。顯進様を捨てて、仁進様に侍ってきた指導者たちではあったが、良心の痛みは大きかったのではないだろうか。

 

224日に2008年と同じ状況が再現された。またしてもお父様のみ言を守るべきか、亨進様と國進様の指示に従うべきか、そのどちらかを選択しなければならない立場に立たされたのである。この当惑した場に耐え切れず、金ビョンファ会長はお父様に手紙を送った。この手紙がお父様に届いたのかどうかは確認することができないが、彼らの反逆がその後も止まることなく続いていたことから、教権勢力の間で共有されただけで、お父様には報告されていないのではないだろうか。

 

孝進様が訓母に送ったとされる「偽霊界メッセージ」が法制化されると、顯進様は合法的に追放された。また國進様の監査権乱用により、顯進様の歩みは極めて難しいものとなった。 お父様が顯進様を不信しておられることを亨進様と國進様は知っていたので、顯進様に対する統制は事も無かっただろう。もちろん父子協助時代の根幹も全て廃棄された。お父様は、偽造されたメッセージを実際の事のように信用された。み言選集60939日のみ言によれば、顯進様はお父様の前では反逆者であった。

 

お父様は教権勢力の報告を信じて、天地が崩れるような苦痛を感じた。そして顯進様への絶対的信頼が一瞬にして、絶対的な不信に変わった。顯進様が米国理事会理事長、天宙平和連合の役職を遂行しながら、亨進様の指示を無視して反逆をすることを恐れたのだろう。

 

お父様は偽霊界メッセージ発表の日、五時の敬礼式の後400人の指導者たちとお母様・亨進様・國進様・梁昌植氏等が見つめる中で顯進様を叱責し、全ての公職をその場で罷免された。その後梁昌植氏は111120日「束草霊界メッセージ事件の真実」という釈明書を発表したが、これは教権勢力がお父様をどのように欺瞞し無視したのかを明らかにする具体的な資料となった。

 

「束草霊界メッセージ事件の真実」によると、訓母から渡された文書は二つの内容に大別される。その内容は「孝進様からの霊界メッセージ」と「真の子女の使命に関する内容」であった。この二つの文書の中で「孝進様からの霊界メッセージ」については、会長は全く知るところがないと主張した。

 

<梁昌植会長の釈明➀ 2011 11.20>

孝進様は霊界にいらっしゃる方であるため、霊界メッセージであると言うべきである。この「孝進様からのメッセージ」が作成された過程は、私は全く知るところがないが、孝進様が生きておられるなら、そのように語られはしないだろうか?前述したが、私は昔も今も、このメッセージの根源については全く知らない。その時、私はお父様の指示によって読んだだけである。

 資料:http://cafe.daum.net/tongilgyoyeouidoSJ/mRnK/653

「束草霊界メッセージ事件」の真実、20111120日。

梁昌植会長の釈明書からの抜粋

 

会長のこの主張は事実なのだろうか?明らかに嘘である。お父様はみ言選集60994ページで「会長は全世界の祝福家庭に嘘をついた」と語っておられる。お父様は孝進様の霊界メッセージを「7日の午前、直接訓母から報告を受けた」(束草事件の前日)と語っておられた。その場には梁昌植会長、黃善祚氏らも共にいたと(60997ページ)している。したがって会長は、メッセージの根源については何も知らないのではなく「7日午前に訓母からお父様に直接報告された文書である」ことを知っていた指導者である(言選集609巻)また会長は訓母がお父様に報告する日祈祷した、とみ言選集(60993ページ)に書かれている。以下は会長が同席した中で「訓母がお父様に孝進様の手紙を読んで差しあげる」と語った内容である。

 

「私が昨日孝進様からメッセージを一つ簡単に受けましたが、読みましょうか? (訓母)うん、そう!そのようなことは全て繋げなければなりません。霊界も、先生の計画とプログラムとして、自分たちが漠然としていたことを認識させ、いくつかの段階を切らなければなりません。そうしなくては、自分たちが本当に困るというのです。(訓母、孝進様のメッセージを奉読)

資料:み言選集60994ページ2009.3.7 天正苑この現場に梁昌植会長同席

したがって会長の「メッセージの根源について知るところがない」という証言は、神様とお父様を騙し、祝福家庭を欺瞞したのであり、梁昌植本人の良心を騙したのである。

 

雪風コメント

会長の釈明書を読んでの疑問点

第一の疑問点

訓母は、私が昨日孝進様からメッセージを一つ簡単に受けましたが、読みましょうか?

と「一つ」と言っているので前日、お父様に報告したのは「孝進様からのメッセージ」だけだったのか。それとも、もう一つの「真の子女の使命に関する内容」も読んだのか。ネットで見つけた「摂理的葛藤」の原文の釈明書を読んでもそれは書いていない。

会長が言った「孝進様からのメッセージ」は二つの手紙のうちのどちらなのか?それとも二つを指しているのかは文章を読んだだけでは分からない。もし訓母が報告したのが一つだけだったのなら、もう一つは誰が、何時封筒の中に入れたのか(会長の釈明を信じれば)

 

第二の疑問点

会長は「真の子女様の使命に関する内容」は、会長がお父様から指示されたことを文書にして、お父様に報告した「報告書」であると主張した。会長はその「報告書」が、当日の朝訓読した「偽霊界メッセージ」が入っていた封筒の中に入っていた、と証言した。では、会長は何時、誰にその「報告書」を渡したのか。そしてそれは、お父様まで届いたのか。そして、会長が訓読したのは、会長が書いたそのままの「報告書」だったのか、それとも改ざんされたものだったのか。その「報告書」を誰が、何時封筒の中に入れたのか

 

最大の疑問点は、お父様は何時「真の子女様の使命に関する内容」を読んだのかです。文脈からみれば、当日のようですが。

当日訓読した「真の子女様の使命に関する内容」は、会長の「報告書」と内容が似ていたのでお父様は、これも「孝進様からのメッセージ」だと信じたのか。疑問点は次から次へと出てきます。コメント終わり

 

 


束草偽霊界メッセージ事件 3 教権勢力の第二次反逆が始まる 順理と逆理Q&A

2018-05-06 14:20:24 | ”真実”Ⅱ 束草偽霊界メッセージ事件

金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実” Ⅱ

 束草偽霊界メッセージ事件

3 教権勢力の第二次反逆が始まる 順理と逆理QA

 

顯進様が平和巡回の使命を遂行するためには、亨進様が奪った総会長の役職は必須であった。アメリカの全組織を主導しなければならなかったからである。最後の行事は、巡回の全ての成果を一つに集めるという意味で、国連本部において「家庭の日」を記念し、国連の更新、国連新千年開発計画(MDG)などを発表することで、194カ国世界平和巡回の最後を飾る予定であった。しかし 総会長の役職がなければ、国連本部での講演は不可能であった。そして総会長の役職も重要だったが、理事会の原状復帰がそれ以上に重要だった。不法な理事会では、総会長の役職が返されたとしても、何もすることができないからである。

顯進様は、お父様が「総会長は顯進である」と言われたので、亨進様と教権勢力はそれ以上反逆を起こすことなくお父様の指示に従い発令状を出すと思った。 顯進様は総会長の発令を受けたら理事会を招集し、本来の理事会に原状復帰しようとされた。これをよく知っていた彼らは、最後までお父様の指示を拒否し発令状を出さなかった。

 

顯進様は225日最初の開催国である日本にむけ出国しなければならなかった。焦った顯進様は補佐官に手紙を送り、亨進様が早く総会長の発令状を出すように頼んだ。手紙の内容は、お父様は顯進様が総会長であると発表されたので、統一協会は早急に世界公文をもってこの事実を発表し、総会長の発令状を送るようにという手紙だった。金ビョンファ会長が222日、補佐官に送った手紙を紹介する。

 

これまでアメリカも父母様のみ言に常に従いながら摂理を進めてきました。今回もお父様のみ言が「公式的な効力を発揮し、アメリカ内の混乱を収拾できる」世界公文として発表されることを待っていました。お父様の語った言葉そのものが、公文よりも「公的な力」を発揮し「絶対的な権威」があることに異論はありませんが、このような重大な時に、お父様の指示が「早く効力」を発揮するためには、正式な行政手続を通した公文が迅速に出されなければなりません。顯進様はお父様の語った言葉を聞かれましたが、公文により発令状が発表されることを一週間以上も待ってこられました。しかし日本から始まる世界巡回ゆえに、25日にアメリカを発たなければならない状況であり、これ以上待つことが難しいので、数回に渡ってお父様が公式の席で語られた「お父様のみ言」を根拠に、23日の午後緊急にアメリカ指導者会議を招集することを決定されました。

お父様が語った「み言」よりも、宗教組織のトップが発行する「公文」に教会員が従うというのは、まさに悪しき組織文化である。これは2018年の現在でも、そして未来でも起こりうる悲劇である。雪風コメント

 

金孝律補佐官に依頼した内容は「三つの地域、および、さまざまな責任分担をそれぞれ三人の子女様たちに任した」というお父様のみ言を根拠に、この手紙を宣教本部に通知し、月曜日の午前中に世界公文が出るように措置してくださいというものだった。

しかし彼らは、顯進様が総会長であるという世界公文も出さず、また、総会長の発令状も出さなかった。これは世界会長としての明らかな職権乱用であり、職務遺棄であった。国家であれば弾劾理由になる。この状況の中で戸惑われたのは顯進様だった。しかたなく亨進氏が総会長の発令状を出さなかったとしても、既にお父様が指導者の前で「総会長は顯進である」と繰り返して語られたので、それを根拠に不法理事会を本来の理事会に原状復帰させようと、総会長の職権により理事会を召集することを補佐官に知らせたのだ。

 

224日、教権勢力らの二次反逆が始まる

総会長の発令状を最後まで出さなかった彼らは、顯進様が総会長の職権で理事会を招集した時、ついにその正体を現した。反逆の主役は國進様であり、教権勢力は助演だった。反逆の出発点はお父様が言及された「アメリカ総会長は顕進である」だった。

國進様は「総会長はお父様が言及された顯進様ではなく、世界会長が任命した仁進様である」と指示した。教権勢力は國進様の指示に同調し、石俊淏(ソク・ジュンホ)会長はアメリカの金ビョンファ会長(補佐官に手紙を送った)に「國進様は、総会長は仁進様である」と指示したことを遅滞なく伝達した。

 

一言で言えば彼らの主張は、今後お父様の指示は無条件に徹底的に拒否するようにという指示だった。この指示は、当時の統一教会指導者たちには拒否することのできない絶対的な命令であった。そのため指導者たちは、摂理的価値と名分を捨てて教権勢力に従い今日に至っている。さらに衝撃的なことは、彼らの反逆の事実を見ても、教権勢力に問題提起した指導者が一人もいなかった。これは驚くべきことである。憎むべきことに教権勢力は食口に対し、真の父母様に絶対服従しなければならないと、声を震わせながら叫び、すすり泣くという高度な演技を執拗に続けているということである。食口はこのような教権勢力の演技に惑わされ、彼らの主張に感泣し、彼らの主張に億万歳を叫んでいる。これは奇怪な現象であり悲しいことである。

 

参考資料 順理と逆理QA

雪風コメント

お父様は嘘の報告を信じて息子を打ったのか、それとも他の理由があって打ったのか。統一原理を学んだ者たちにとっては難問です。これを神学的に解き明かさなくてはならないからです。金容成ブログの質問コーナーにあった内容を掲載しました。

 

お父様は嘘の報告により騙されて無罪の息子を打ったのではない・・・・「逆理の法」とは 神様とお父様の固い意志でなされた最後の摂理であった。 「逆理の道」についての質疑を再掲します。

 

問:[Y] 順理とか逆理とかという言葉は原理講論には無かったと思いますし、お父様のみ言にはありましたでしょうか~順理、逆理という言葉はいつ誰がどのように使い始めたのか?あるいは韓国ではそういう言葉を一般に使うのかどうか知りたく思います。

 

答:[N] 200938日束草におけるいわゆる「偽霊界メッセージ事件」でお父様が顕進様を解任された後、5月25日にお父様は協会幹部、お母様、多くの食口の前で当時の心境を語られたと、み言葉選集612巻234ページに記録されています。

「これは驚くべきことだ。行き詰った障害毎に順理の法が通じなく逆理の法で超えなければならない山(障害)を歩いてきたという事実を後々歴史家達が証明し記録されるであろう。」

 お父様自ら顕進様の処置を逆理の法(摂理)であったと名付けられ、歴史に記録せよと言われたのです。また同日

「神様もご存知ですが同情してあげられないと言うのです。(息子を)牢獄に追いやった神様の心情も気の毒だが、文総裁はそれを知りつつもじっと耐えて行くんだよ。神様がそれを見て先生以上に痛哭される場面があったということを皆さん知らねばなりません。

先生が何故(息子を)助けてあげられないのか?ということです。このように牢獄暮らしのはめになっても真の孝行息子になりたいと言うこの子を助けてあげることができない逆天地の背反の烽火を持っている神様の立場がどれほどにみじめだったかをわからねばなりません。皆さんそれを感じなければなりません。」 み言葉選集612巻236頁

 

問:[Y] そのようにお父様ご自身がそう言われたのですね。最初のみ言は、意味深長な表現ですね。後ろのみ言は、かなり率直で解り易いみ言です。

いずれにせよ極めて重大な意味を持つみ言ですね。前後の事も含め、歴史の検証に残る事実のみ言として、残して、また拡散浸透させて行くことで問題解決の道が開かれて来ると感じます。さらに、 解りやすく解読、解説があればと思います。

 

答:[N] ここに上げたみ言は、お父様の語られた重要なみ言のうちまだまだその一部にしかすぎません。前後のみ言葉を含め総合的に解読してわかることは、この事件は90歳のお父様が周囲の者達の集中的嘘の報告により騙されて無罪の息子を打ったのではないということです。「逆理の法」とは 神様とお父様の固い意志でなされた最後の摂理であったということです。お父様は息子が無罪であることは誰よりもご存知でありながらもあえて打ったのです。

 

質問:この時期のお父様のみ言撰修に収録されたみ言は一部改竄されたと聞きますが、いかがなのでしょうか。

 

答:この時期のみ言はお父様の「一切手を加えてはならない。」というみ言があったにもかかわらず、いったん発行されたみ言撰修が発行後すぐに回収され、その後発行されたみ言撰修からは削除されてしまったみ言が多くあります。これらのみ言は回収され改竄される前のみ言です。それだけ重大な意味があるということでしょう。関連して:これまでに関連のあるみ言は金容成のブログに多く掲載されています。(F)

http://blog.livedoor.jp/kimyongsong/archives/1043289218.html

 

 

 


み言から読み解く”真実” Ⅱ 束草偽霊界メッセージ事件 2.2009年2月23日に激怒したお父様

2018-05-05 11:15:33 | ”真実”Ⅱ 束草偽霊界メッセージ事件

金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実” Ⅱ

束草偽霊界メッセージ事件

 

2 2009年2月23日に激怒したお父様

 

彼らは亨進様ではなく、亨進様が掌握した人事権が必要であった。彼らが掌握した人事権で、お父様の権威と位相を軽んじ、神様の摂理とみ旨をどのように破壊してきたのか、2月20日〜25日までの6日間の顛末を明らかにしたい。

 

2月15日、お父様は世界分捧王たちを忠清南道の保寧にあるビーチペリスに集合させ、顯進様の世界巡回活動に対する支援策を講じるようにされるなど、世界巡回活動に大きな関心を持っておられた。顯進様が、お父様の特別な指示である[194か国の国家単位での世界平和家庭連合(Global Peace Home Association)の創設、国連更新、国連ミレニアム開発計画(MDG)の実行、超宗教運動、平和奉仕、祝福および真の家庭に関連した様々な行事やプロジェクト]を成功裏に推進されていたならば、基元節勝利に向けてのお父様の夢は現実のものとなっていたことだろう。

資料:統一世界2009年3月号103ページ

 

お父様が顯進様にアメリカ摂理の重要性を説明し、アメリカ総会長としての責任を果たせと強調されたのは、下記の事実があったからだ。

 

第一、亨進様が顯進様の総会長職を剥奪し、仁進様を総会長にした事実をご存知なかった。

第二、大陸会長夫妻が、顯進様が総会長であるのかどうかを尋ね、その指示内容を亨進様に報告したにもかかわらず、亨進様はお父様の指示を拒否したという事実をご存じなかった。

第三、國進様がアメリカの指導者を集め、2時間かけて総会長はお父様が任命した顯進様ではなく、亨進様が任命した仁進様であると強弁することにより、亨進様がお父様の上にいる指導者であることを強調した。アメリカの指導者たちは人事権を掌握した彼らの強圧に勝てなかった。この事実を全くご存知なかった。

第四、亨進様は総会長職を剥奪し、仁進様を通してアメリカ摂理のサポート基盤である理事会委員まで交代させてしまっただけでなく「元通りに復帰するように」という指示をも拒否し、一部分だけを復帰させた事実を全くご存じなかった。

第五、彼らの反逆の対象は顯進様一人だけではなかった。お父様の権威と位相を軽んじ、騙してきた策略は日常的になされてきた。

第六、お父様に会える人たちを彼らが選別した。お父様に伝える報告書なども、改ざんもしくは省略、破棄されたと思われる。お父様は彼らによって周りを囲まれ、徹底的に管理されていたものと思われる。そうでなければ、不義を容認されないお父様の性格からして、一年間亨進様と仁進様・國進様が、お父様の指示を拒否したことに対し一度の叱責もないということは考えにくい。亨進様と仁進様、國進様の不孝かつ不実な反逆は記録があり証人がいる。2月20日のお父様のみ言は、Peace TVによって撮影されたというので、彼らはその原本を動画で保有しているはずである。

 

彼らが2008年に犯した反逆をお父様が全てご存知であったなら、果たして亨進様に王冠をかぶせ、マントを羽織らせ、代身者相続者宣布をされただろうか。お母様は果たして、彼らが2008年に犯した反逆を全くご存じなかったのだろうか。それとも知っておられたのだろうか。もし知っておられたのなら、なぜ亨進様の無謀な反逆を報告されなかったのだろうか。

もしお母様が、彼らの反逆をお父様に報告され、彼らが逆臣ではなく忠臣の道を行くことができるように配慮されたならば、現在のフィラデルフィアでの亨進様はいらっしゃらなかっただろう。

 

顯進様は、理事会委員の原状復帰を亨進様が拒否したため、2月23日に総会長の職権により理事会の招集を金孝律補佐官に通知して理事会を開き、2008年8月23日のお父様の指示を履行しようとされた。しかし不法理事会の委員達は、理事会を開く為には理事会の採決が必要であると主張した。そして採決の結果、顯進様の提案は6.5で否決されてしまい、顯進様が開こうとした会議は、仁進様が主管する理事会委員の妨害によって開くことができなかった。

この理事会にはオブザーバーとして、国進氏・亨進氏・仁進氏が参加し意見を述べた。

オブザーバー 会議で議決権はないが意見を言うことはできる。(雪風コメント)

 

これはお父様から怒りをかうことではない。それにもかかわらず、怒られたことは顯進様には理解できなかった。お父様に一部始終を申し上げるため電話したが、その電話を受けられなかった。お父様が顕進様にたいする思いを変えたのは2月24日から3月7日であると思われる。この期間の中でお父様は、顯進様にかけた期待を捨て、公職を罷免させる決意をしたと思われる。

 

顕進様は補佐官に、どのように報告したのか尋ねた。補佐官は「顯進様が理事会委員を変更するための理事会を招集した」と答えた。お父様はこの報告を受けて激怒されたのである。お父様は既に教権勢力に理事会を開くなという指示を下していた。そして補佐官と梁昌植氏からの連絡を受けた仁進様に主管される理事会委員は、これを名分に理事会の開催に反対した。

補佐官がお父様に報告した内容は本当に狡賢く狡猾である。補佐官は理事会招集に関する報告をする時、補足説明をするべきだったがそれを省略した。お父様の側近中の側近として、忠誠の道理を果たす忠臣であったなら「顯進様が理事会委員を変更するための理事会を招集した」と報告する時に、必ず補充しなければならない内容があったはずだ。

 

理事会に対するお父様の関心は大変なものがあり、重要視された。それゆえお父様は、昨年顯進様が理事会委員を交代したと誤解された時も叱責したのである。そして2月23日にまた顯進様が理事会委員を変更するために理事会を招集したという報告を受けて激怒されたのである。全てを知らないお父様の激怒は当然のことであった。果たして本当に彼らは理事会を招集した理由が、昨年彼らが不法に理事会を構成したことを是正する為のものであったということを知らなかったのだろうか?以下の内容は、束草で顯進様が公職を罷免された理由について梁昌植会長が説明した部分である。

 

問題は、南北アメリカ会長としてすべてを総括指揮する位置にあった顯進様が、仁進様がアメリカ会長として就任し、そして無断で変更した理事会委員を、元に戻すために理事会を招集したことから端を発した。顯進様の動機は間違ったことを正すということにあった。

 資料:http://cafe.daum.net/tongilgyoyeouidoSJ/mRnK/653

「束草霊界メッセージ事件」の真実、2011年11月20日

梁昌植会長による釈明書から抜粋

 

これは梁昌植会長が、顯進様が理事会を開こうとした目的を正確に知っていた証拠となる文書である。顯進様が理事会を開催しようとしたのは、不法理事会を、お父様が指示されたとおりの理事会に戻そうとしたからである。それを補佐官ら、教権勢力(教会上層部)も知っており、ただお父様だけが知らなかった。

 <参照> http://blog.livedoor.jp/kimyongsong/archives/1032924683.html

 

 


み言から読み解く”真実”Ⅱ 「束草[偽]霊界メッセージ事件」を読み解く1偽霊界メッセージ事件(序)

2018-05-04 11:24:28 | ”真実”Ⅱ 束草偽霊界メッセージ事件

金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”Ⅱ

「束草[偽]霊界メッセージ事件」の”真実”を読み解く

雪風さんより

統一家に混乱と分裂を引き起こした一連の事件の中でも、特に特筆しなければならないのが、束草研修院での”偽”霊界メッセージ事件であろう。「金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”」の続編として、雪風さんが「束草”偽”霊界メッセージ事件について、お父様が残されたみ言を記録する金容成のブログのほか、参考になる記事を引用しながらその”真実”に迫ります。

今回は雪風さんがコメントや解説を加えながら、この重大事件の”真実”を読み解いて行かれます。シリーズ最後までお読みになっていただきますようお願いいたします。

(HOPE)

 

1 偽霊界メッセージ事件(序)

 

雪風コメント

金容成ブログでは「束草霊界メッセージ事件」と書いていますが、ここでは束草偽霊界メッセージ事件と書きます。実際に偽物なのでこう書きます。以後「事件」と書きます。

これが事件となったのは、お父様が400人の受講生の前で顕進様を叱責しながら、あらゆる責任分担を罷免したからだと思います。これを密室のような場所で、教権勢力しかいない状況で行われたならば、真実は闇に葬られてしまったのではないかと思います。多くの受講生の前で行ったことは偶然ではなく、そこにお父様の考えがあったのではないかと最近思うようになりました。摂理的葛藤の現場はほとんどが一般の教会員の見えないところで行われていたが、葛藤の最も重要な場面が束草の公開の場で行われたことに、ある種の戦慄を覚えます。これゆえに数年後に教権勢力が釈明せざるを得ない状況になったのではないでしょうか。

 

これを書いてから「摂理的葛藤」の中で「公開の場で偽霊界メッセージを読み上げたので、顕進様への迫害が急激に広がった」という記述をみつけました。これが書かれたのは2010年頃だと思います。しかし今は20185月、そろそろ事件を客観的に見られる時になってきたので、私(雪風)のような考えが出てきてもいいかなと思っています。

摂理的葛藤の原文では400人と書いてありますので、そちらを優先して400人と書きました。

 

金容成ブログ2015/9/05「事件における顯進様の苦悩と決断は正当だった(序論)」からです。

 

統一家の混乱を克服する為には、神様の摂理とお父様が生涯教えてこられたみ言の核心を知らなければ絶対に不可能である。み言の中に連綿と流れる神様の摂理を知らずに「ここにこのようなみ言がある。いや、あそこにあのようなみ言がある」と争うなら、統一家の混乱は千年経っても争いが止まないだろう。

 

み言には、一つの事案に関して複数の面から言及された部分があるが、お父様は摂理の中心にある「全体を貫く論理」を一貫して説かれてきた。したがって統一家の混乱は、神様の摂理史的観点から接近しなければ解くことができない。そして天一国の正統性は連続性にある。その天一国の正統的な価値観は、お父様が教えてくださったみ言を核心としなければならない。そしてそのみ言は、連綿とつながる天道と摂理の原則を明らかにするものでなければならない。この脈絡からみれば2000年以降、お父様が父子協助時代を明らかにしたみ言の原則は変わらないはずであり、それは天一国時代においても同様である。したがって、1999年以前の時代を母子協助時代であるとされ、2000年以降の時代を永遠なる父子協助時代であるとされたお父様のみ言は、神様の摂理史に永遠に保たれるべき正統的時代観であり、価値観であるのではないか。

 

偽霊界メッセージ事件(序)

 

束草偽霊界メッセージ事件は、顯進様の側近と教権勢力のほかには誰もその全貌を知らない。当時現場にいた400人の本体論受講者も、お父様が顯進様を叱責されながらやり取りされた内容はよく分かっていない。 偽霊界メッセージ事件の本質は、2008729日から2009224日までの亨進様・國進様・お母様・教権勢力らの反逆を知らなければ理解できない。この事件は2008年からの反逆の延長線上で起きた事件だからである。この日の束草では、教会長や教区長をはじめ、400人余りの指導者たちが本体論教育を受けていたが、お父様が顯進様を叱責されながらやり取りされた内容の意味は分からなかった。

 

彼らは、お父様に叱責されて外に出て行かれる顯進様を見た。出て行かれる顯進様を呼ばれるお父様の声を聞いた。その後、戻って来られた顯進様にお父様は歌を歌わせた。泣きながら歌われた顯進様の姿を見た。 2013年七月ごろ、私(キムヨンソン)は現場にいた元教区長からその話を聞いた。彼は顯進様がお父様に親不孝をしたと主張した。私もこの指導者の見解を十分に理解できた。私がその場にいたら、私もその指導者と同じ見方をしたことだろう。

 

パシセラブログ 「混乱の源を追って」より

そのメッセージが偽物であるのを見抜いた顕進様は会場から出た。そのあとを追いかけた側近の中には、涙ながらに「見捨てないでください」と訴えてくる人もいた。顕進様はその時、金孝南氏に出会った「なぜ書いたのか」と尋ねると「私が書いたのではありません」と否定した。顕進様はその後、人民裁判のような場に戻られた。

理事会委員を文先生が指示した委員に戻そうとした人たちが、クーデターに協力したと裁かれているのを知り「自分の指示に従った人たちが、間違った報告に基づいて責任を負わされるのは不当である」と訴えたが、顕進様はクーデターの主犯として「一年間公職を休め」と指示された。この事件は悲劇でした。父に従おうとした人がクーデターの主犯にされ、偽霊界メッセージで翻弄され、冤罪を生み出したのです。

 

偽霊界メッセージに出てくる、文亨進氏が真の「お父様の代身者相続者」という内容は、2010年6月5日の異端者・爆破者宣言の中で繰り返されます。このビデオを撮ったのは文亨進夫人であり、場所は寝室ですから、たぶん寝起きか何かが狙われたと思われます。韓総裁はすでに自分と韓氏を頂点とするビジョンをすでに持っていたと考えられます。独生女論を文先生に語れば、激しく否定されたことでしょう。ですから独生女論のようなビジョンを語るのではなく、長男である顕進様が悪くて、末子である亨進様がリーダーとしてふさわしいと言いながら、文先生が顕進様を遠ざけるように仕向けた、というのがこれらの事件の本質ではないでしょうか。

 

なぜ顕進様が遠ざけられたのか、と言えば顕進様は父の側の人であり、独生女論のようなものを決して受け入れる人ではなかったからです。一方亨進様は韓総裁が、自分のビジョンと組織デザインを実現するために育てた人です。もし顕進様が、束草事件の後で歩みを止めていたとすれば、韓総裁を中心とする人たちは全てを奪い去っていた、と私は思います。束草事件が起きる前までの時点でカープ・青年連合・米国教会・家庭連合副会長、そうしたもの全てが奪われていました。

パシセラブログ終わり

 

2000年頃、顯進様を摂理的長子に立てようとするお父様の意中を知った教権勢力は、お母様の実権回復と顯進様排除のための具体的な活動を始めたと見ざるを得ない。彼らはお父様が年老いて行動が不自由になった時を反逆のD-dayとしたのではないかと思われるが、その時期が2008年であった。この頃からお父様は一人で歩くことが不自由になられた。それを理由にして完全な管理システムの中にお父様を閉じ込め、人の目を気にすることなくD-dayの準備作業に入ったのではないだろうか。しかしその作業に大きな危機が訪れた。顯進様による194カ国超宗教平和運動である。顯進様がこのミッションに成功すると、10年余りの間準備してきた反逆の計画が一気に無為化されるからである。そのため彼らは、顕進様を排除するためのあらゆる工作を223日から3月7日までしたのではないかと思われる。

 

115日お父様は、お父様の指示を拒否した実績しかない亨進様に、神様王権解放戴冠式の中で王冠をかぶせ王のマントを着せて、代身者相続人であると発表された。顯進様はこの式に出席されなかった。20日頃お父様は、顯進様が参加されなかったことを心配され、韓国で行われた戴冠式をそのままアメリカで、そして再び韓国でと、さらに二回行い、顯進様にも参加を命じられた。顯進様はこの二回の戴冠式に参加された。その後、お父様は特段の摂理を経綸された。194カ国世界巡回である。

 

教権勢力がお父様の指示を受け入れることができなかった理由

 

顯進様は南北アメリカ総会長として、194カ国に世界平和家庭連合を創設し、世界平和超宗教運動の成功実践モデルを各国家に定着させる為に、各国の政府機関・NGO団体などを共同後援やパートナーにして活動しなさい、というお父様の指示は、教権勢力にとっては絶対に受け入れることができなかった。理由は簡単である。顯進様が南北アメリカ総会長職を遂行するようになれば、亨進様・お母様・教権勢力たちが、お父様の権威と位相を無視し、拒否しながら、アメリカの基盤を自分たちのものにしたが、それを全て失うということを彼らはよく知っていたからである。教権勢力が発令状を出せば、顯進様の歩みを防ぐ方法がない。アメリカはお父様と顯進様の主導の下に入るしかないということを彼らはよく知っていた。不法に簒奪した理事会もお父様の下に返さなければならない。

アメリカ理事会が原状復帰されるということは、194カ国世界平和巡回が円滑に遂行できるという意味である。世界平和巡回が円滑に遂行されると、亨進様が世界会長・代身者相続者の位置を100個持っていたとしても、摂理的長子としての顯進様の位相を見下すことができなくなり、自然に教権時代は去り、父子協助時代は永遠に定着される状態になる。このような状況を彼らは正確に知っていた。このような理由から、教権勢力は顯進様に総会長の発令状を出すことができなかった。

 

追記:8821日、理事会委員が交代したという知らせを聞いたお父様は激怒された。しかし理事会委員を復帰させろという指示を拒否した仁進様と教権勢力は一部の委員を交代させただけだった。これは理事会の当事者が知っている事実である。

この事態が起きてから4年目の20111120日に梁昌植氏は、亨進様と仁進様は理事会委員の任命はお父様の権限であることを知らなかったようだと証言した。ならば、そのことをよく知っている梁昌植氏が、仁進様をお父様にお連れし、お父様からの承認を受けるという手順を踏むのが当然であった。

次に梁昌植氏は、交代させた理事会委員をお父様に報告し、お父様はこれを全て許諾されたと説明したという。この言い訳も、この事態が起きた時にすべきであり、四年も経った時に言い訳することではない。梁昌植氏の言い訳が信頼を得るには何よりもまず、お父様の「原状復帰しろ」という指示を、なぜ拒否したかを明らかにすることが先である。

 

国連本部での大会の遮断は、総会長職を復元させなかったことにより成功した。顯進様はアメリカ国内のUC組織を主導できる基盤を失ったからである。さらに194カ国世界平和統一家庭連合の創設を妨げるには、総会長職だけでなくすべての公職を剥奪しなければならない。その目的を達成するために、偽霊界メッセージ事件を企画し、演出したのである。彼らは、顯進様から公職を剥奪するためお父様に虚偽報告し、その報告を受けたお父様は、台湾で特別巡回を進めておられた顯進様を呼び戻し、その場で顯進様からすべての公職を罷免された。

 

剥奪(はくだつ)はぎとること。うばいとること。 「着衣を-する」 「地位を-する」

罷免(ひめん)  「罷免」は仕事をやめさせること。クビにするということですが「罷免」は主に大臣や裁判官など、高位の公務員に対して使う言葉。

 

 

 


近々公開 お父様のみ言から読み解く”真実” 続編

2018-05-02 21:11:30 | 金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”

雪風さんから連絡がありました。

「束草メッセージ事件」の”真実”

ルビコン川を渡って・・・後戻りできない・・・

背水の陣という言葉もあるが・・・

絶体絶命の境地で・・人は何を考え 何を行うのか!

復帰節理の最絶頂で ある面  起こってはならないことであったが・・・起こってしまった!

悲しいとみるのか! それとも必然とみるのか! 困難な状況の中で何をどのように受け止め乗り越えていけばいいのか!

 

「束草(霊界)メッセージ事件」の真実に迫ります。

ほぼ書き終えたとの連絡をいただきましたので、近々公開になります。

途中 解説を入れながら 前回と同じくらいの分量になるとのことでした。

 

”真実”をさらに突き詰めて・・混乱を収拾し、混乱を克服し・・・未来への希望を切り開いていきたいと思っています。