古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十九章 漂流外国物語 其の三百二十

2017年04月07日 08時36分58秒 | 古文書の初歩

 


 


「漂流外国物語」第九十二ページ、上の一~二行目

解読 より右善助・初太良同船之者等参り居候ハゝ乗セ

     来る遍しとの儀被仰聞候間、此度荷積相済候

読み より右善助・初太郎同船の者等参り居り候はば乗せ

     来るべしとの儀仰せ聞かされ候間、此の度荷積み相済み候

説明 「善助・初太良」・・・「善助」は難解です。「助」は下に横線が特徴です。

 「良」は「郎」と同じ。 「者等」・・・読むのは困難です。 「乗セ」・・・

ここも読みにくい。 「来る遍し」・・・「遍」は変体仮名の「へ」です。

来るべし。 「被仰聞候間」・・・仰せ聞かされ候あいだ。

仰せ聞かされたので。「候間」・・・字が小さく読むのは困難。


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