古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十九章 漂流外国物語 其の二百五十八

2017年02月04日 08時36分21秒 | 古文書の初歩

 


 


「漂流外国物語」第七十三ページ、上の六~七行目

解読 計り廿(下男)七人計り連行、日々牛の乳を絞り豆腐を拵

    る如くに袋入、絞りかすハ豕之油を入焚なり。随分

読み 十人ばかり、下男廿七人ばかり連れ行き、日々牛の乳を絞り豆腐を拵え

る如くに袋に入れ絞りかすは豚の油を入れ焚くなり。随分 「(十人)計り」・・・十人ばかり。十人ほど。 次の「女」に見える字は「廿」と読んで置きます。右に小さく(下男)と書いています。下男が二十七人ばかりとしておきます。 次の太い字は「連行」と書いて「連れ行き」と読みます。 「牛之乳を絞り」・・・「絞り」も難しい。 「豆腐を」の次の字は「拵」・・・「拵える」。 「絞りかす」・・・ここも読むのは困難です。「す」は変体仮名の「春」。 「豕」(いのこ)・・・「豚」と同じ。 最後の「随分」も読むのは無理です。


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