古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第六章 鯨方一条・その十七

2011年09月01日 10時50分22秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

鯨方一条第八ページ(上の写真の三行目から)

積置右金子之内配分請不埒付屹度可申付候得共

右金子不残相償候付用捨ヲ以過料七百文申付之

読み方

積み置き、右金子の内配分請け、不埒に付き屹度申し付くべく候えども

右金子残らず相償い候に付き、用捨を以て過料七百文申し付く。

解説 「不埒」・・・ふらち。 「屹度」・・・きっと。「急度」とも書く。 「候得共」・・・そうらえども。 四行目の一番上一部消えていますが、「右」です。「不残」・・・残らず。 「用捨」・・・ようしゃ。控えめにして。罪一等を減じて。「過料」・・・「過」の崩しは何度も出ましたが、読むのは難しい。


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