古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第九章 将軍家茂公の串本上陸・その四十二

2012年01月25日 09時53分11秒 | 古文書の初歩

 

 

 

家茂公第十五ページ(上の写真の五行目以下)

解読    『三ツ』印を以申遣候。以上。

                  松嶋杢之助

        五月十四日子上刻

読み方  『三つ』印を以て、申し遣わし候。以上。

                  松嶋杢之助『もくのすけ』

        五月十四日 子 上刻 『ね、じょうこく』

解説  「印」の崩し方に注意。 「を以」・・・「を」は縦に長く書いています。 「申遣」・・・申しつかわし。「遣」のしんにょうは下の横棒です。 次の太い点が「候」。 最後に「以上」がありますが、形で読む字です。 「松嶋杢之助」は周参見代官。 最後の日付も超難解です。 「五」は形で覚える字。「月」は縦に長く、下で丸めています。 「十四日」は何となく分かるでしょうか。 「日」の次が「子」で、最後が「上刻」で午後十一時。 宛名は不明です。


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