チャンデバのシステム。
1.Delayはクロスオーバー周波数の2波長が基本(48dB/octのフィルターだから)
2.SGから下記の3信号を同時に入力する
・クロスオーバー周波数
・クロスオーバー周波数*3/2(半オクターブ上)
・クロスオーバー周波数*3/4(半オクターブ下)
3.位相を360°ずらしながらこれを聴いて、”一番良い角度”を選ぶ
4.3WAYなので2つのクロスオーバー周波数で実施する
今回は”一番良い角度”を音量が一番大きい角度にしたけど、選び方で音質が変わる。これは今後いろいろ試してみたい。
今まではクロスオーバー周波数だけで確認していたけど、ピンポイントで最適化されているだけで適用範囲が狭すぎることに気が付いた。
今使っているDCX2496はIIRのデジタルフィルターなので、周波数によって位相の変化が変わるのだ。なので、今回”良さそうと思っている”のは思っているだけで補償されない。クロスオーバー周波数周辺の1オクターブでは”良さそう”なだけだ。
音質は刺さる音がしなくてボリュームを上げなくても聞き取りやすい。埋もれていた音を発見できた。ベートーベンのピアノソナタ32番の後半の左手の音は、以前は聞こえなかった。
調子に乗ってボリュームを上げてみたら、なんだかのっぺりしたつまらない音になってしまった。音量によって位相を調整するのは面倒だし無理だなぁ。原因は分からないんだけど。
この一週間は音質とじっくり対話できたから先に進めた気がする。バカには時間が必要なのだw
で、夕食後にFMをリアルタイムで聴いたら、フルレンジに完敗していたw
周波数特性は劣るけど、まだフルレンジの方が好みかもしれない、纏まってる。
まだ諦めないけどw