やってきた。
早速開けてみると外観はきれいだ。トップカバーにちょっとしたスリキズがあるだけ。
ファインダーはそれなり。清掃すればきれいになりそう。レンズにはカビがある。
モルトはぼろぼろ。
電池なしでもシャッターが切れる。バルブにしても最速で切れている様子。
無限遠と近くにピントを合わせてみる。距離計は問題ない。
1000円なので上出来のような気がする。
さぁ電池だ。4LR44で動作するらしいのでなんとか入れてみるが、スキマが大きくて何らかの工夫が要りそうだ。
1.電池の周りに何かを巻いて位置を決める。
2.不安なので電池の接点以外を絶縁する。
3.長さが足りないので詰め物にアルミホイルを巻いてかさ上げする。
4.カメラのプラス端子を接触しやすくする。
以上でなんとかなりそうだったので実行した。
バッテリーチェックボタンを押すと、フィルムカウンター窓が光った。やったね。
明るい所と暗いところに向けてシャッターを切る。ううん、変化している。slowとoverのランプも点灯する。やったね。完動品だ。
バルブでレンズをしっかり見ると、かなりカビていた。これはキレイになるだろうかハテナ。
後は、
1.露出計精度のチェック。
2.レンズカビの影響チェック。
3.ファインダー清掃。
4.モルト張替え。
結果次第で、
1.露出計調整。
2.レンズ清掃。
いやぁ、最初から全く動かないと正直へこむけど、これならがんばれそうだ。
このカメラ用の電池はプラス側が平らになっているようだ。こんなの初めてみた。でっぱっているのが当然プラスだと思っていた。昔は常識じゃなかったんだなぁ。