WBCスーパーフライ級タイトルマッチ
統一スーパーフライ級王者のビック・ダルチニアン選手(Vic Darchinyan)がWBCの暫定王座を持つトマス・ロハス選手(Tomas Rojas)との王座統一戦に臨み、2回KOで勝利して王座統一に成功すると共に7月のバンタム級王座挑戦失敗からの再起を飾っています。(体格比較)
身長、リーチでリードする暫定王者ロハス選手の長く鋭い攻撃がリードした試合立ち上がり。サウスポー同士の両者ですが、ダルチニアン選手が踏み込んで行く所に合わせるロハス選手の打ち下ろしの左ストレート、右フック、右アッパーがなかなか力強く有効で、ダルチニアン選手の苦戦も予感させた初回の攻防でした。
2回に入ってもロハス選手の良い攻撃が良いタイミングで入りかける流れは変わらず、ダルチニアン選手が力んで自らのパンチに大きくバランスを崩す場面などもあって対ドネア戦の悪夢を思い出させる流れに見えたのですが、一発のパンチで全てを清算してしまいました。
2回途中、ロープ際にロハス選手を追い詰めた場面で左フックをヒットさせたダルチニアン選手。効いてないとアピールしたロハス選手でしたが、直後に再度打ち込まれたダルチニアン選手の左スイングをダックした左顔面に直撃されて痛烈なダウン。そのまま10カウントを聞かされて試合は終了しています。
ダルチニアン選手は33勝(27KO)2敗1分。ロハス選手は32勝(22KO)11敗。
Bradley, Darchinyan triumph(Francisco Salazar/Fightnews)
Timothy Bradley Blows out Lamont Peterson in the Desert - Ringside Boxing Report(John Novoselac/Doghouse Boxing)
Bradley Still The Man At 140; Darchinyan KO's Rojas(Jake Donovan/BoxingScene)
Timothy Bradley and Vic Darchinyan Shine on Showtime(Gina L. Caliboso/ringsidereport)
写真
Bradley defeats Peterson(Francisco Salazar Photography by “Big” Joe Miranda/Fightnews)
ジョセフ・アグベコ対ビック・ダルチニアン(2009/07/11)
ビック・ダルチニアン対ホルヘ・アルセ(2009/02/07)
クリスチャン・ミハレス対ビック・ダルチニアン(2008/11/01)
ディミトリー・キリロフ対ビック・ダルチニアン(2008/08/02)
ビック・ダルチニアン対Z・ゴーレス(2008/02/02)
ビック・ダルチニアン対フェデリコ・カツベイ(2007/10/20)
ビック・ダルチニアン対ノニト・ドネール(2007/07/07)
●2004/12/16/イレーネ・パチェコ(Irene Pacheco)対ビック・ダルチニアン(Vic Darchinyan)(IBFフライ級戦)
ホルヘ・アルセ対トマス・ロハス(2007/09/16)
統一スーパーフライ級王者のビック・ダルチニアン選手(Vic Darchinyan)がWBCの暫定王座を持つトマス・ロハス選手(Tomas Rojas)との王座統一戦に臨み、2回KOで勝利して王座統一に成功すると共に7月のバンタム級王座挑戦失敗からの再起を飾っています。(体格比較)
身長、リーチでリードする暫定王者ロハス選手の長く鋭い攻撃がリードした試合立ち上がり。サウスポー同士の両者ですが、ダルチニアン選手が踏み込んで行く所に合わせるロハス選手の打ち下ろしの左ストレート、右フック、右アッパーがなかなか力強く有効で、ダルチニアン選手の苦戦も予感させた初回の攻防でした。
2回に入ってもロハス選手の良い攻撃が良いタイミングで入りかける流れは変わらず、ダルチニアン選手が力んで自らのパンチに大きくバランスを崩す場面などもあって対ドネア戦の悪夢を思い出させる流れに見えたのですが、一発のパンチで全てを清算してしまいました。
2回途中、ロープ際にロハス選手を追い詰めた場面で左フックをヒットさせたダルチニアン選手。効いてないとアピールしたロハス選手でしたが、直後に再度打ち込まれたダルチニアン選手の左スイングをダックした左顔面に直撃されて痛烈なダウン。そのまま10カウントを聞かされて試合は終了しています。
ダルチニアン選手は33勝(27KO)2敗1分。ロハス選手は32勝(22KO)11敗。
Bradley, Darchinyan triumph(Francisco Salazar/Fightnews)
Timothy Bradley Blows out Lamont Peterson in the Desert - Ringside Boxing Report(John Novoselac/Doghouse Boxing)
Bradley Still The Man At 140; Darchinyan KO's Rojas(Jake Donovan/BoxingScene)
Timothy Bradley and Vic Darchinyan Shine on Showtime(Gina L. Caliboso/ringsidereport)
写真
Bradley defeats Peterson(Francisco Salazar Photography by “Big” Joe Miranda/Fightnews)
ジョセフ・アグベコ対ビック・ダルチニアン(2009/07/11)
ビック・ダルチニアン対ホルヘ・アルセ(2009/02/07)
クリスチャン・ミハレス対ビック・ダルチニアン(2008/11/01)
ディミトリー・キリロフ対ビック・ダルチニアン(2008/08/02)
ビック・ダルチニアン対Z・ゴーレス(2008/02/02)
ビック・ダルチニアン対フェデリコ・カツベイ(2007/10/20)
ビック・ダルチニアン対ノニト・ドネール(2007/07/07)
●2004/12/16/イレーネ・パチェコ(Irene Pacheco)対ビック・ダルチニアン(Vic Darchinyan)(IBFフライ級戦)
ホルヘ・アルセ対トマス・ロハス(2007/09/16)
次はドネアと再戦する話もあると聞いたんで、これぜひ実現してほしいですね。
リーチが長くやりにくい選手でしたが、一発が無い印象でした。
力強さが増した分、振り回すパンチも多くなりましたね。
そこを狙われたといった。
ダルジニアンは衰えましたね。完全にペースをもっていかれてました。
アグベコ戦以降、精彩を欠いている印象を受けます。再浮上はあるんでしょうか。
動画のサイズで試合が早く終るか、判定勝負か、ってのはある程度読めてしまう事が多いのですが、この試合はそれまでの展開からダルチKO負け、ってのを強く予感させる内容でドキドキしながら見てました。
>Ike Quartyさん
ロハスはアルセ戦でもかなり良い物をもってるなぁとの印象強かったです。
この日も細い手足を変に使って打つ妙に強いパンチが印象的でした。
ダルチの今後はどうなんでしょうねぇ。年齢的にも衰えが出ても不思議ではないとは感じます。