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フェルナンド・バルガス対リカルド・マヨルガ(2007/11/23)

2007-11-24 16:06:35 | ボクシング
スーパーミドル級12回戦

元世界王者の暴れん坊同士、フェルナンド・バルガス選手(Fernando Vargas)とリカルド・マヨルガ選手(Ricardo Mayorga)との注目のカードは、マヨルガ選手が2度のダウンを奪っての12回2-0判定(115-111,114-112,113-113)で勝利しています。(体格比較)

記者会見で乱闘したり、お互いに「デブ」、「猿」と罵り合うなど試合前からヒートアップしていた両者。
試合は初回からやる気満々のマヨルガ選手が飛ばす立ち上がり。右のパンチを中心に豪快で荒々しい攻撃で優位に立ちます。早くもこの回に打ち下ろしの右でダウンを奪ったマヨルガ選手。
バルガス選手はガードを固めて左フックを狙いますが、マヨルガ選手のパワーに圧され気味で手数も少ない試合序盤でした。
ですが、3回あたりから早くも動きの落ち始めたマヨルガ選手。4回にはバルガス選手のシャープな右ストレート、左フックを浴びて後退する場面を見せるなど、中盤戦はバルガス選手がポイントを押さえていきました。
スタミナ無さ杉で勝手に弱って行ったバルガス選手に対し、バルガス選手は身体が重すぎで決定的な場面を作れない、そんな流れに見えました。
7回に足を使っての右を再三決めてペースを奪い返しかけたマヨルガ選手でしたが9回、10回をバルガス選手が押さえ、試合は非常に接近したポイント争いになっていきました。
最終的に初回のダウンが効いてきそうだなあ、とか思いながら見ていた11回。このラウンドの終了ゴングと同時にヒットしたマヨルガ選手の右でバルガス選手がダウンを喫します。
この回も微妙ながらバルガス選手のラウンドっぽく、10-9で取っていた(かもしれない)ラウンドを8-10で落とし、結果3ポイント失う事になったこのノックダウンはあまりにも大きかったです。
一進一退のクロスファイトでしたが、試合を通じてバルガス選手に元気が無いように見えたのは気のせい?
まだ29歳なのですが、、、

サバイバルマッチを勝ち抜いたマヨルガ選手は28勝(22KO)6敗1分。バルガス選手は26勝(22KO)5敗。

Mayorga retires Vargas!
Mayorga wins 12-round decision over Vargas
Mayorga wins 12-round majority decision over Vargas

試合動画(veoh)

追記11/25
ボクシングの良さに、殴り合いをしていた両者が、試合が終わると抱き合い称えあうシーンってのがありますが、この二人がやるとその良さはまた格別な気がしますw
Mayorga, Vargas Speak!

Vargas vs. Mayorga Post Fight Press Conference(YouTube)


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