ロバート・スティーグリッツ対ルーベン・アコスタ(2009/01/09)

WBOスーパーミドル級タイトルマッチ

1週間前にドイツで行われた試合です。8月にバルザイ選手を攻略して王座を掴んだロシア生まれのドイツ人ロバート・スティーグリッツ選手(Robert Stieglitz)がアルゼンチンからのルーベン・アコスタ選手(Ruben Eduardo Acosta)の挑戦を5回TKOで退けて初防衛に成功した一戦でした。

スティーグリッツ選手のイージーな勝利でした。初回立ち上がりから身体ごと叩きつける左右フックで奇襲に出たアコスタ選手でしたが、奇襲に見えたこの攻めはアコスタ選手にとって出来る唯一の手段でした。
パンチ交換の技量を持たず、またそれを自覚している挑戦者は、スティーグリッツ選手のパンチの射程外をを動き回り、左右フック・アッパーのビッグパンチで飛び込むのみ。
挑戦者の暴れに全く攪乱されることなく、王者が落ち着いて対処した初回スタートの時点で勝敗は決していたのかもしれません。
3回に左フックでダウンを奪い、5回にボディでダウンを追加した後の連打でのフィニッシュでした。

スティーグリッツ選手は37勝(23KO)2敗。アコスタ選手は23勝(7KO)4敗5分。

試合のハイライト動画
Stieglitz remains WBO-Champ!

Stieglitz retains WBO 168 title(Fightnews)
Robert Stieglitz, Charr and Boytsov Impress in Magdeburg(Per Ake Persson/BoxingScene)

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