WBA・WBCスーパーフライ級王座統一戦
スーパーフライ級の注目の王座統一戦。メキシコのWBC王者クリスチャン・ミハレス選手(Cristian Mijares)とベネズエラのWBA王者アレクサンデル・ムニョス選手(Alexander Munoz)が激突した一戦はメキシコで行われ、ミハレス選手が12回2-1判定で勝利して王座を統一しています。
日本人に対しミハレス選手が3勝、ムニョス選手が7勝と日本人キラー同士で馴染みの顔。WBCとWBAの統一戦でもあり日本でもかなりの注目を集めた一戦は攻防技術で上回るミハレス選手がムニョス選手の闘志を凌駕した内容でした。
試合を通じて常に先手先手に手を出し攻め続けていたのはムニョス選手でしたがミハレス選手の高い防御技術の前にその多くは空転。
ミハレス選手の方もどっしりと構えているというのか余裕こきすぎというか、相手の攻撃を見切るものの手数が少なく、お互いに有効打を決め切れない展開でどっちつかずのラウンドが続いた試合。
このペースが変わったのは8回でした。この回終了間際にミハレス選手の左フックが痛烈にムニョス選手を捉えチャンスを掴みます。
この試合のベストショットを喰らったムニョス選手からはダメージが感じられ続く9回、10回などはミハレス選手の正確なカウンターショットを断続的に浴びていてかなりのピンチでした。しかしこの局面でも、左右のフック、アッパーで責め続ける事でピンチを乗り越えていったWBA王者の闘志は素晴らしいものでした。
逆にミハレス選手はちょっと見すぎで物足りなさを感じる攻め。とはいえ、ムニョス選手の5発6発のパンチをスイスイかわして1発綺麗にパンチを決めるなどの、高い攻防技術を見せつける効果的な攻めで終盤を完全に支配しての勝利でした。
公式の採点結果は116-111,115-112ミハレス選手、115-113ムニョス選手、と割れていましたがミハレス選手の明白な勝利だったように私には映りました。(ムニョス選手は6回に減点も受けている)
ちなみにわたくしめのドシロート採点は116-111ミハレス。
ミハレス選手は35勝(14KO)3敗2分。ムニョス選手は32勝(27KO)2敗。
試合動画(youku)
クリスチャン・ミハレス対ホセ・ナバーロ(2008/02/16)
クリスチャン・ミハレス対菊井徹平(2007/07/13)
クリスチャン・ミハレス対ホルヘ・アルセ(2007/04/14)
クリスチャン・ミハレス対川嶋勝重(2007/01/03)
スーパーフライ級の注目の王座統一戦。メキシコのWBC王者クリスチャン・ミハレス選手(Cristian Mijares)とベネズエラのWBA王者アレクサンデル・ムニョス選手(Alexander Munoz)が激突した一戦はメキシコで行われ、ミハレス選手が12回2-1判定で勝利して王座を統一しています。
日本人に対しミハレス選手が3勝、ムニョス選手が7勝と日本人キラー同士で馴染みの顔。WBCとWBAの統一戦でもあり日本でもかなりの注目を集めた一戦は攻防技術で上回るミハレス選手がムニョス選手の闘志を凌駕した内容でした。
試合を通じて常に先手先手に手を出し攻め続けていたのはムニョス選手でしたがミハレス選手の高い防御技術の前にその多くは空転。
ミハレス選手の方もどっしりと構えているというのか余裕こきすぎというか、相手の攻撃を見切るものの手数が少なく、お互いに有効打を決め切れない展開でどっちつかずのラウンドが続いた試合。
このペースが変わったのは8回でした。この回終了間際にミハレス選手の左フックが痛烈にムニョス選手を捉えチャンスを掴みます。
この試合のベストショットを喰らったムニョス選手からはダメージが感じられ続く9回、10回などはミハレス選手の正確なカウンターショットを断続的に浴びていてかなりのピンチでした。しかしこの局面でも、左右のフック、アッパーで責め続ける事でピンチを乗り越えていったWBA王者の闘志は素晴らしいものでした。
逆にミハレス選手はちょっと見すぎで物足りなさを感じる攻め。とはいえ、ムニョス選手の5発6発のパンチをスイスイかわして1発綺麗にパンチを決めるなどの、高い攻防技術を見せつける効果的な攻めで終盤を完全に支配しての勝利でした。
公式の採点結果は116-111,115-112ミハレス選手、115-113ムニョス選手、と割れていましたがミハレス選手の明白な勝利だったように私には映りました。(ムニョス選手は6回に減点も受けている)
ちなみにわたくしめのドシロート採点は116-111ミハレス。
ミハレス選手は35勝(14KO)3敗2分。ムニョス選手は32勝(27KO)2敗。
試合動画(youku)
クリスチャン・ミハレス対ホセ・ナバーロ(2008/02/16)
クリスチャン・ミハレス対菊井徹平(2007/07/13)
クリスチャン・ミハレス対ホルヘ・アルセ(2007/04/14)
クリスチャン・ミハレス対川嶋勝重(2007/01/03)
実力者同士の対戦だがテクニックでミハレスがわずかに上といった見方でした。
日本人だって決して届かないレベルの二人ではないはず・・・
モンティエルとの頂上決戦が控えているのでしょうか?レギュラー王座の後釜は日本人対決でしょうか?ちょっとレベル落ちますね。
アルセと戦うタイ人のパフォーマンスも興味深いです。
今日は注目試合がてんこ盛りの山盛りで、まだアルセ選手の結果も知りません。
ミハレス選手の今後の動向とかも海外記事を見ないようにしているのでまだわかりませんが、日本人の選手にとってどんどん遠い存在になって行ってしまっている感じですよね>ミハレス選手
今日はクールすぎる感じにちと物足りなさを感じたのですが、その姿勢が彼の強さの一つでもあるような気もするし、なかなか難しいですね。
素晴らしいテクニックを攻撃面に生かす戦いを出来ると思いますし、そうすれば物凄い選手になると思うのですが、、