ニコライ・ワルーエフ対ルスラン・チャガエフ(2007/04/14)

WBAヘビー級タイトルマッチ

ドイツで行われたヘビー級戦は、挑戦者のルスラン・チャガエフ選手(Ruslan Chagaev)が2-0(117-111,115-113,114-114)の判定で、チャンピオンのニコライ・ワルーエフ選手(Nikolay Valuev)を破り新王者誕生となる波乱となりました。

サウスポーのチャガエフ選手の堅実なボクシングによる明白な勝利でした。
飛び込みざまの左ストレートを中心に的確なパンチをヒットし続けポイントを奪っていきました。ワルーエフ選手は、じわじわ前進しながらジャブを突くだけでチャガエフ選手の出入りに対して策が無さすぎでした。
その巨体に似合わぬ技巧で徐々に評価を上げてきていたワルーエフ選手でしたが、完敗と言っていい内容で初黒星を喫しての陥落となりました。

28歳の新王者チャガエフ選手は23勝(17KO)1分。ワルーエフ選手は46勝(34KO)1敗。

Chagaev dethrones Valuev!
Chagaev outpoints Valuev to take heavyweight title
Valuev: I will bounce back!
ワルーエフ落城 チャガエフ２－０判定勝ち

ニコライ・ワルーエフ対ジャミール・マクライン(2007/01/20)
ルスラン・チャガエフ対ジョン・ルイス(11/18)

試合動画(stage6)