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WBOバンタム級暫定王座決定戦
ジェリー・ペニャロサ選手(Gerry Penalosa)とエリック・モレル選手(Eric Morel)。元世界王者同士で争われた暫定王座決定戦はラスベガスで行われ、モレル選手が12回2-1判定で勝利して2階級制覇に成功した一戦でした。(体格比較)
ディフェンスに長けた両者が12ラウンズに渡ってペース争いを展開した技術戦でしたが、私には常に先に仕掛けていたペニャロサ選手に分があったように見えた内容でした。
バランスの良い下半身から放つ右ジャブ、上下への右フック、左ストレートで仕掛けるペニャロサ選手に対し、カウンターの左フック、右ストレートで対抗するモレル選手。
偶然のバッティングによる2箇所のカットもあり、相手の巧みなディフェンスと地味に当ててくるカウンターを前にペニャロサ選手にとって簡単な展開でなかった事は確かですが、モレル選手がカウンターでペニャロサ選手のプレスを捌いていたと言うには手数が少なすぎたように私には感じた試合内容で、ペニャロサ選手にとっては不運な採点に感じました。
公式のスコアは116-112,115-113モレル、115-113ペニャロサという2-1。シロート採点は117-111ペニャロサ。
モレル選手は42勝(21KO)2敗。ペニャロサ選手は54勝(36KO)8敗2分。
CompuBox Punch Stats: Eric Morel Decisions Penalosa
Donaire destroys Vargas(Chris Cozzone & Natasha Chornesky/Fightnews)
Eric Morel Beats Gerry Penalosa, Split Decision Call(Mark Vester/BoxingScene)
Morel beats Penalosa with dubious split decision(The Ring)
写真
Photos: Pinoy Power 3/Latin Fury 13 and Manny Pacquiao(BoxingScene)
ファン・マヌエル・ロペス対ジェリー・ペニャロサ(2009/04/25)
ジェリー・ペニャロサ対ラタナチャイ・ソー・ウォラピン(2008/04/06)
ジョニー・ゴンサレス対ジェリー・ペニャロサ(2007/08/11)
ダニエル・ポンセ・デ・レオン対ジェリー・ペニャロサ(2007/03/17)
ジェリー・ペニャロサ選手(Gerry Penalosa)とエリック・モレル選手(Eric Morel)。元世界王者同士で争われた暫定王座決定戦はラスベガスで行われ、モレル選手が12回2-1判定で勝利して2階級制覇に成功した一戦でした。(体格比較)
ディフェンスに長けた両者が12ラウンズに渡ってペース争いを展開した技術戦でしたが、私には常に先に仕掛けていたペニャロサ選手に分があったように見えた内容でした。
バランスの良い下半身から放つ右ジャブ、上下への右フック、左ストレートで仕掛けるペニャロサ選手に対し、カウンターの左フック、右ストレートで対抗するモレル選手。
偶然のバッティングによる2箇所のカットもあり、相手の巧みなディフェンスと地味に当ててくるカウンターを前にペニャロサ選手にとって簡単な展開でなかった事は確かですが、モレル選手がカウンターでペニャロサ選手のプレスを捌いていたと言うには手数が少なすぎたように私には感じた試合内容で、ペニャロサ選手にとっては不運な採点に感じました。
公式のスコアは116-112,115-113モレル、115-113ペニャロサという2-1。シロート採点は117-111ペニャロサ。
モレル選手は42勝(21KO)2敗。ペニャロサ選手は54勝(36KO)8敗2分。
CompuBox Punch Stats: Eric Morel Decisions Penalosa
Donaire destroys Vargas(Chris Cozzone & Natasha Chornesky/Fightnews)
Eric Morel Beats Gerry Penalosa, Split Decision Call(Mark Vester/BoxingScene)
Morel beats Penalosa with dubious split decision(The Ring)
写真
Photos: Pinoy Power 3/Latin Fury 13 and Manny Pacquiao(BoxingScene)
ファン・マヌエル・ロペス対ジェリー・ペニャロサ(2009/04/25)
ジェリー・ペニャロサ対ラタナチャイ・ソー・ウォラピン(2008/04/06)
ジョニー・ゴンサレス対ジェリー・ペニャロサ(2007/08/11)
ダニエル・ポンセ・デ・レオン対ジェリー・ペニャロサ(2007/03/17)
川島選手相手の敗北も含めてペニャロサの7度の判定負けのうち5試合がスプリットですからねぇ。
スプリットだから接戦ってのは絶対に違うのですが、ペニャロサの場合は際どい判定で涙を呑むというパターンがほとんどで気の毒なほどです。
いまだにトップ走ってるのは凄いです。
川島戦で初めて見た時、
あの上手い川島選手より
上手いんじゃないかしらって
そんな印象残っています。
挑発までしてましたね。
ペニャロサ三兄弟としてその名を知ったのは随分と昔のことだと思います。
川島選手とのクロスファイトが97年ですからねぇ。現在もトップクラスの技巧をキープしていますから本当に大したもんだと思います。
今でこそ老獪とうたわれるスタイルも当時から力を発揮していたように記憶しています。
スタイルにも姿勢にもかいま見える(絶対に諦めない)というしぶとさも持ち味の一つなのではないでしょうか。
日本のファンには馴染み深い選手だけに今回の惜敗にショックを受けた人もいるかもですね。
ボクシングの教科書のようなペニャロサのボクシングは本当に美しくて惚れ惚れさせるものだと思います。
引退との話もあるようですが、私としてはまだ頑張って欲しい気持ちが強いです。
長谷川選手とやれば相当レベルの高い技術戦を見せてくれそうです。
>サモアンさん
現在も目に見えて落ちている部分ってのをほとんど感じさせませんからねぇ。
打たせない技術の高さも長生きの秘訣なんでしょう。
ペニャロサ選手は徳山選手と戦っていた頃から僅差判定によく泣いてますね。
カットがあるのもあの頃のままという印象です。
今回の試合は負けてしまいましたが、選手としてのピークの長さに感服します。
ペニャロサのがんばりには頭が下がります。
自分もペニャロサのほうが優勢なんじゃ?と思ってたんですけど、2ちゃんの実況じゃモレルが圧倒という声が大きかったですね。
圧倒には見えなかったけど、判定は妥当なのかもしれないですね。