ジェリー・ペニャロサ対ラタナチャイ・ソー・ウォラピン(2008/04/06)

WBOバンタム級タイトルマッチ

WBOバンタム級王者のジェリー・ペニャロサ選手(Gerry Penalosa)が地元フィリピンのマニラでタイのラタナチャイ・ソー・ウォラピン選手(Ratanachai Sor Vorapin)を相手に初防衛戦に臨み、8回TKOの快勝で防衛に成功しています。

35歳のペニャロサ選手の見事なパフォーマンスでした。
2000年11月に一度破っているラタナチャイ選手相手に全く付け入る隙を与えない圧勝でした。
ディフェンスを固めてじっくりと相手の様子を見ながら無駄打ちせずに放つペニャロサ選手のパンチは非常に正確でまた重く見えました。
ボディ、顔面へ打ち分ける右フック、接近戦で突き上げる右アッパー、鋭く踏み込んで放たれる左ストレートなどのシャープで正確な攻撃は見事でした。

3回、4回、5回などは10-8もアリなほどペニャロサ選手が圧倒。ラタナチャイ選手の頑張りと無理をしないペニャロサ選手の姿勢で8回まで長引いた試合でしたが、序盤で結末は見えていた試合でした。
最後は右アッパーでぐらつかせてからの正確な連打でのフィニッシュでした。

35歳になるペニャロサ選手ですが、まだまだ強いです。53勝(36KO)6敗2分。
ラタナチャイ選手は72勝(48KO)10敗。

試合会場に顔を見せていたファン・マヌエル・マルケス選手とマニー・パッキャオ選手。
リマッチをアピールするマルケス選手でしたが、お互いに笑顔で和やかな雰囲気でなんかほっとしました。
お互いの力を認め合っている感じでこういうのはイイですねぇ。
んだけど、パッキャオ選手グラサン外せよなぁｗ

試合動画(youtube)
Round 1

Round 2,Round 3,Round 4,Round 5,Round 6,Round 7,Round 8


ジョニー・ゴンサレス対ジェリー・ペニャロサ(2007/08/11)
ダニエル・ポンセ・デ・レオン対ジェリー・ペニャロサ(2007/03/17)

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