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2010年を振り返る2(新鋭)

2010-12-31 21:55:41 | Weblog
ESPNが選ぶ2010年の新鋭賞はメキシコの20歳、サウル・アルバレス選手。

2010年は5戦5勝(4KO)。バルドミール、ヌドゥといった元王者との一戦もクリアしたアルバレス選手の11年の活躍に期待です。


以下ESPNの記事で紹介されていた選手たちをば。

ディミトリウス・アンドラーデ(22, junior middleweight, Banner Promotions/Star Boxing, 11-0, 8 KOs)

08年五輪代表、世界選手権優勝、2度の全米王者、2度の米ゴールデングローブ制覇というアマチュアでの実績を誇るサウスポーは将来のP4Pリストに加わるだけのポテンシャルを備えている。
ファンタスティックなスピードとリング上でのスマートさ、そして6フィート1インチ(約185cm)というすばらしいサイズを備えている。
10年は3試合戦った彼だが11年には6試合を予定しているとの事。その1試合目は1月7日にESPN2のカードで予定されている。
Youtube~DEMETRIUS ANDRADE vs BERNARDO GUERECA - VIDEO KO

ホセ・ベナビデス(18, junior welterweight, Top Rank, 9-0, 9 KOs)

6歳でボクシングを始めたベナビデスは、18歳の誕生日の数ヶ月前に特例でネバダ州のプロライセンスを取得した(本来は18歳以上が条件)。16歳で史上最年少の米ゴールデングローブ王者になりアマチュアで120勝5敗の彼は、2012年のオリンピックよりもプロ転向を選んで1月にプロデビューを果たした。SL級として大きなアドバンテージになり得る5フィート11インチ(約180㎝)のサイズを誇り、スピードとパワーを兼ね備える。現在フレディ・ローチの指導を仰いでいるが、ベナビデスの父とローチの関係がうまくいっていないとも言われている。
Youtube~Jose Benavidez vs Josh Beeman

アドリアン・ブローナー (21, lightweight, Golden Boy, 18-0, 15 KOs)

02年03年シルバーグローブトーナメント優勝、05年ジュニアオリンピック4強というアマ実績を誇る21歳。プロとして2年目の2010年は5戦5KO勝利。
Youtube~Adrien Broner vs Ilido Julio

ラヒーム・チャキエフ(27, cruiserweight, Universum, 8-0, 6 KOs)

現在ドイツを拠点にしているチャキエフだが元々はロシアのアマスターだ(アマ160勝20敗)。08年五輪ヘビー級金、07年世界選手権銀。
09年暮れにプロデビューしたサウスポーは今年5戦全勝。
Youtube~Boxen: Rakhim Chakhkiev vs. Chris Thomas. Universum Box Gym Hamburg, 19.11.2010. Rd. 1

ジェームス・デゲール(24, super middleweight, Frank Warren, 9-0, 7 KOs):

08年五輪金メダリストの英国人は2010年4戦4KO勝利。12月には自身初の12回戦に臨みポール・スミスを9回TKOで下し英国王座を獲得。ディフェンシブ過ぎる戦いで観客を退屈させることもしばしばだが、大いなる才能を感じさせる選手だ。経験豊富なマネージャー、フランク・ウォーレンは18ヶ月以内に彼が世界戦の舞台に立っていても驚かないと述べている。
Youtube~Paul Smith vs James DeGale


ダニー・ガルシア(22, junior welterweight, Golden Boy, 19-0, 13 KOs)

107勝13敗のアマ実績を引っさげてプロ入りして以降、ガルシアはプロにおいてゆっくりだが確実にステップアップを続けている。アシュリー・セオフォン選手とのタフな一戦を含む得がたい経験を得た10年は4勝(3KO)。


ミゲル・アンヘル・ガルシア(23, featherweight, Top Rank, 24-0, 20 KOs):

年齢にそぐわない熟練したボクシングはボクシングファミリー出身だからかもしれない。今年はコーネリアス・ロック、オリビエ・ロンチをストップした価値ある勝利を含む5勝(4KO)。HBOやSHOWTIMEで彼の姿を定期的に見るようになるのにそう時間はかからないかもしれない。

フランキー・ギャビン(25, junior welterweight, Frank Warren, 8-0, 7 KOs):

07年に英国人として初めて世界選手権を制したギャビン。08年の五輪では金メダルを期待されたがウェイトを作れず失格。
プロとして9月には初のタイトルを獲得。すべてが順調ならば2012年の世界挑戦を計画している。
Youtube~Frankie Gavin vs Gavin Tait

フランキー・ゴメス(18, junior welterweight, Golden Boy, 7-0, 6 KOs)

17歳だった09年に全米タイトル、世界選手権銀を獲得したゴメス。12年五輪での金メダルを期待されていたが、プロ転向を決断し4月にプロデビュー。約半年で7戦をこなし7戦全勝(6KO)。
Youtube~Frankie Gomez vs Akeem Akinbode


フェルナンド・ゲレロ(24, middleweight, Prize Fight, 20-0, 16 KOs)

数々のアマタイトルを持つ彼は、幼少時代にドミニカから移り住んで以来ずっと居住しているメリーランドで多くの観客を集める力を持っている。ポール・ウィリアムスのスパーパートナーとして得難い経験を積んでいる。2010年はじめに負った拳の怪我により今年は3試合のみだったが、そのうちのひとつは経験豊富な強豪イシェ・スミス相手のものだ。2月18日のESPN2で2011年をスタートさせる予定だ。

マーカス・ジョンソン(25, super middleweight, Lou DiBella/Antonio Leonard, 20-0, 15 KOs)

2010年は2試合のみ。4月の試合でマリファナの陽性反応が出て半年のサスペンドを食ったジョンソン。才能豊富な彼だが、今後のキャリアがどうなるのかは彼自身がどれだけ大切に考えているのかによるだろう。
rutube.ru1~Нокаут ! Marcus Johnson vs Kevin Engel

マイク・ジョーンズ(27, welterweight, Russell Peltz/Top Rank, 23-0, 18 KOs)

2010年は一戦ごとに対戦相手のレベルを上げて戦った4戦をクリア。ソト・カラス相手の苦闘もあったが、ダイレクトリマッチが2月にセットされている。
Youtube~Boxing - J.Soto Karass vs M. Jones [PL] part1

ラティーフ・カヨーデ(27, cruiserweight, Gary Shaw, 15-0, 14 KOs):

「Power」という彼のニックネームが全てを言い表している。数々のアマチュアアフリカタイトルを獲得した彼は08年にヘビー級でプロデビュー。その後今年からクラスを下げ6戦全勝(6KO)
YouTube~Lateef Kayode - ShoBox Rising Star - SHOWTIME Sports Boxing

エリスランディ・ララ(27, junior middleweight, Golden Boy/Blue Wave Group, 14-0, 9 KOs)

3度のキューバ王者、05年世界王者だった彼は08年五輪での成功を期待されていたが、07年に亡命を試みて失敗。その後08年に2度目の亡命を成功させてプロ転向。10年は5戦全勝(4KO)。すでに世界タイトルを争うレベルにいる彼だが、才能と技術を備えるララと進んで戦おうというトップファイターを探すのは難しいのかもしれない。
YouTube~Erislandy Lara vs Willie Lee

デビッド・レミュー(22, middleweight, Yvon Michel, 25-0, 24 KOs)

アマカナダ王座を3度獲得したレミューは08年の五輪での活躍を期待されていた。だが彼はプロでの栄光に目標を定めて07年に18歳でプロデビュー。10年は5戦全勝(4KO)。4KOはいずれも2ラウンド以内でのもの。
Dailymotion~HECTOR CAMACHO JR vs DAVID LEMIEUX

ロバート・マロキン(21, featherweight, Top Rank, 17-0, 13 KOs)

ファンを喜ばせるスタイルと力強い左フックを持ち、恵まれたサイズも備えるマロキンは2010年6戦全勝。テキサス州出身の彼はパッキャオのカウボーイズスタジアムでの2興行にも出場した。

セス・ミッチェル(28, heavyweight, Golden Boy, 20-0-1, 14 KOs)
YouTube~seth mitchel vs johny white

ショーン・ポーター (23, welterweight, Prize Fight, 17-0, 13 KOs)
YouTube~Shawn Porter vs Robert Kliewer Part1

Ruslan Provodnikov (26, junior welterweight, Banner Promotions/German Titov Box Promotions, 17-0, 11 KOs)
YouTube~Ruslan Provodnikov | Javier Jauregui 1/3

リコ・ラモス(23, junior featherweight, Dan Goossen, 18-0, 10 KOs)
YouTube~Rico Ramos vs Cecilio Santos Round 1

エドウィン・ロドリゲス(25, super middleweight, Lou DiBella, 17-0, 13 KOs)

ゲーリー・ラッセルJr (22, featherweight, Golden Boy, 13-0, 9 KOs)
YouTube~Gary Russell Jr vs Guadalupe De Leon Part1


Bastie Samir (24, middleweight, Golden Boy, 7-0, 7 KOs)

Dominic Wade(20, super middleweight, Prize Fight, 9-0, 7 KOs)
YouTube~Dominic Wade vs Freddy Montoya.mp4



毎度の事ながら文字数制限がキっつくて後半グダグダになってしまいました。元記事はこちらになりますので、参照して下さい。
それではみなさんよいお年を


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (条助)
2011-01-01 00:01:46
この中だとフランキー・ギャビンに期待してます。
アマエリート仕込みのテクニックで、来年には強豪揃いのスーパーライト級のトップに挑んでほしいですね。
同国のカーンとも同じ階級なので楽しみです。
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Unknown (Ike Quarty)
2011-01-02 09:58:31
ぱっとしか見てませんが、ブロナーにスケールのでかさを感じました。あとは・・・。
チャンプが乱立しすぎでみんなすぐにテイクオフするようになりましたね。
返信する
Unknown (管理人)
2011-01-03 11:03:40
>条助さん
ギャビン、デゲールあたりの英国勢は見よう見ようとおもいつつ結局見れなかった1年でした。
クレバリーとかもしばらく見てません。
今年はこのあたりまでフォローしていきたいですねぇ。

>Ike Quartyさん
アルバレス君にいまいち惹かれないのもあるのか、全体的に小粒に感じます。
ほとんど見てない選手ばっかでもあるんですけどね。
http://blog.goo.ne.jp/daisukebe_2006/e/3d8bced275c06dff293b4170e91027e1

去年取り上げた選手ではゴロフキン、リゴンドウが世界王者になってますが、この2人とジェイコブスだけしか世界挑戦してなくて、今年もまたホープとして取り上げられてるという選手たちが多い気もします。
ただ去年で言えばピログみたいなまるっきりノーマークの選手がいきなり出てきたりするのが必ずありますんで、そういったサプライズにも期待したいです。
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