box観戦記録

100%自分用のリストです

キコ・マルチネス対カール・フランプトン(2014/09/06)

2014-09-07 08:01:39 | ボクシング

IBFスーパーバンタム級タイトルマッチ

スペインのIBF王者キコ・マルチネス選手(Kiko Martinez)がアイルランドのカール・フランプトン選手(Carl Frampton)の挑戦を受けたSB級戦は挑戦者の地元アイルランド・ベルファストで行われ、フランプトン選手が12回3-0判定で勝利して新王者の座に就いています。

キコ選手が左フックを狙って出るのに対し、左ジャブ、右ストレートで対抗していくフランプトン選手。右ストレート対左フックとでの緊迫したペース争いが続いた序盤でしたがこのペース争いを制したのは地元の挑戦者フランプトン選手でした。
キコ選手の入りや打ち終わりに決める右ストレートが回を重ねるごとにヒットする場面が増えていったフランプトン選手。5回には王者の左フックに合わせた右でノックダウンを奪い完全に主導権を奪います。
以降正確な左ジャブや右ストレート、さらには左フック。そしてサイドへの動きとでキコ選手のプレッシャーをコントロールしていったフランプトン選手。7回8回とプレスを強めた王者に対しても正確なストレート攻撃で上回り、11回12回と右ストレートでチャンスを掴む場面も演出した末の大差の判定での戴冠劇でした。

CompuBox: Frampton's Jab Was Key in IBF Title Win



公式のスコアは119-108が2人、118-111が1人の3-0フランプトン。シロート採点119-108フランプトン。
10回や12回にキコ選手のボディブローを浴びた場面でちょっと動きが止まったようにも見えたフランプトン選手で、もう少し早くから腹に的を絞った攻めを見せていたら展開が変わっていたのかも?とも感じた試合最終盤でした。腹が効いていたかどうかイマイチ確信持てなくもあるのですが。

キコ選手が戴冠前の昨年2月にも対戦しその時は9回ストップで勝利していたフランプトン選手(Youtube)は19勝(13KO)。3度目の防衛に失敗したマルチネス選手は31勝(23KO)5敗。

Carl Frampton vs Kiko Martinez LIVE: Follow the world title action from Belfast(Martin Domin/DailyMail):119-108フランプトン
Carl Frampton beats Kiko Martinez in rematch to claim IBF title(Scott Christ/Bad Left Hook):117-110フランプトン


ジョナサン・ロメロ対キコ・マルチネス(2013/08/17)
レンドール・ムンロー対キコ・マルチネス(2009/02/27)
キコ・マルチネス対レンドール・ムンロー(2008/03/07)
バナード・ダン対キコ・マルチネス(2007/08/25)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿