3月12日(木)
今年度の湯けむり温泉大学の第3回目が
天人峡温泉しきしま荘にて開催されました。
「湯けむり温泉大学」は
東川町教育委員会の主催する生涯学習講座です。
東川町の自然の恵みである温泉資源と豊かな自然環境について
体験を通して学ぶ全3回の講座です。
東川町に在住するおおむね50歳以上の方が対象となっています。
大雪山自然学校では、プログラムの企画と運営を受託しています。
昨日の大荒れに引き続き
街ではびゅんびゅん風が吹いていましたが
森の中は驚くほど穏やかなお天気でした。
◆実技「神様と出会うスノーシュー」
講師:大雪山ネイチャーガイド 塩谷秀和さん
◆しきしま荘のおいしいランチ
◆セルフ健康チェック
◆入浴・休憩
◆講座「いたわりの時間」
講師:ふれあいサポートクラブ宇山夕香里さん
第3回目の湯けむり温泉大学は
天人峡くるみの沢にてのスノーシューです。
太く大きな木の目立つこの森は、本当に神秘的です。
ヒグマの爪痕など、生き物の痕跡を見つけることもできました。
たくさんの巨木を巡り、最後には、森の神様と呼ばれるカツラの巨木へ。
巨木だらけのくるみの沢においても、特別な貫禄でした。
しっかり身体を動かした後には、おいしいランチと温泉タイムとなりました。
温泉タイムの後には、
ふれあいサポートくらぶの宇山さんによる講座「いたわりの時間」 を持ちました。
クロスワードパズルで頭を使った後には
手足のマッサージで血行を促します。
最後にはまちがいさがしも。
頭も身体も
自分の身体を自分で労わることを、改めて考えさせられました。
本日で、全3回の湯けむり温泉大学は終了となりました。
講座を通してスノーシューをどんどん履きなれて、歩きなれて
最終回の今日は自由自在に森を散策している様子が印象的でした。
東川は本当に豊かな自然に恵まれています。
温泉は、そんな豊かな自然の恵みです。
山のふもとに暮らすわたしたちの特権ともいえる、温泉。
寒い冬だからこそ、温泉を楽しんでもらえたら、幸いです。
同時に
ついついお家にこもりがちな冬に
東川の豊かな自然環境を
キトウシから見下ろす景色を、国立公園を、古い古い森を
心と身体で体験してもらえたら、とてもうれしく思います。
全3回と短い間でしたが、本当にありがとうございました。
NPO法人ねおす 大雪山自然学校/木村恵巳
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