NPO法人 大雪山自然学校

所在地:〒071-1404 北海道上川郡東川町西4号北46番地 TEL/FAX:0166-82-6500

【大雪山国立公園・旭岳情報】雨の1日

2015-06-30 15:36:15 | 大雪山国立公園:旭岳・天人峡情報

【日付】2015/6/30(火)
【場所】旭岳・姿見の池園地
【天候】雨
【気温】9℃
【風速】11m/s
【積雪】残雪あり


今日は、雨の1日で旭岳の頂上が見えることが、ありませんでした。
散策路も、水が流れ歩くのにも大変でした。
そんな中、姿見の池園地の花は、綺麗に咲いています。







旭岳自然保護監視員 : 三上 俊幸



木育フェスタinニセウの森 無事修了しました!

2015-06-29 19:31:26 | 森づくりプロジェクト

6月28日に東川町キトウシ森林公園にて
Green Gift プロジェクトの支援を頂いて「木育フェスタin ニセウの森」を開催しました。
参加者に加えて、木育マイスターや木や森とつながる方、学生ボランティア…
総勢200名以上が集いました。

 
「木とふれあい、木に学び、木と生きる」取り組み「木育(もくいく)」。
森とのつながりを感じ、楽しみながら森に貢献できることに気づいて欲しい…
という思いで開催したフェスタでは
木と触れ合う多様な「木育体験」ができるコーナーがオープンしました。

「森のお手入れ」では
大人たちは斧を使い、子どもたちは手動式まき割り機を使い
それぞれのスタイルの薪割り体験をしました。

 

「ニセウの森のようちえん」では
森の中の生き物を探しと薪にするための小枝拾いのお仕事をしました。

 

「森のプレーパーク」では
ハンモックやつなわたりコーナー、池の生き物探しのできる道具が勢ぞろい。
ゆったりお昼寝の一方で、アクティブな水生昆虫探しなどが展開されていました。 

 

「ツリーイング」では
子どもも大人もロープワークを学び、高い高い木の上へ。
いつもなら見られないような景色と風を感じました。 

  

「木のおもちゃ広場」では
乳幼児も遊べる木育おもちゃや道南杉のスギックモックで
子どもも大人も自由に遊ぶ姿が印象的でした。 

 

「ドラムサークル」では
たくさんの種類の打楽器が大集合!
気に入った楽器を見つけたら、みんなでセッションを楽しみました。 

 

「木工クラフト体験」では
木端な木の枝、枝も輪切りなど森の素材を生かしたキーホルダーや置物づくりを行いました。

 

「森の恵みで香りのオイル作り」では
集めたトドマツの葉っぱから蒸留器を使ってオイルづくりをしました。
いい香りの立ち込める中、アロマトークが盛り上がっていました。 

 

森のお手入れコーナーの傍らで行われていたのが、「削り馬」。
削りはヨーロッパで古くから使われていた電気を使わない木工道具。
センを使って木の皮剥きにやみつきでした。 

 

会場の一角には、「森カフェ」コーナーもオープンしていました。
薪ストーブでマシュマロを焼いたり、白樺樹液のコーヒーや紅茶を沸かしたり
ちょっと肌寒い中、火の回りは大盛況でした。 

 

また受付では、道産トドマツの屋台には
東川や旭川のお店のパンやクッキー、アイスコーヒーやお花が並び
小さなマーケットとなっていました。 

  

木育フェスタinニセウの森は、地域の環境を守るための市民参加型イベントとして
東京海上日動火災保険株式会社さんの「GreenGiftプロジェクト」で実施されました。

その他にも、日本NPOセンターや環境省など、様々な方の協力があり実現しました。
参加者していただいた皆さん始め、スタッフの皆さん、1日ありがとうございました。

NPO法人ねおす スタッフ一同

 


【大雪山国立公園・旭岳情報】色鮮やかなお花たち

2015-06-29 18:13:56 | 大雪山国立公園:旭岳・天人峡情報

【日付】2015/6/29(月)
【場所】旭岳・姿見の池園地
【天候】晴れのち曇
【気温】9℃
【風速】2~5m/s
【積雪】残雪あり

高山植物の開花が進んでいる
姿見の池園地では、
約20種類の花が
楽しめるようになりました。
白、黄、ピンク、緑のコントラストが
色鮮やかです。

メアカンキンバイとコケモモ


ジムカデの見事な群落


エゾコザクラ


旭岳自然保護監視員:廣瀬 さつき


【大雪山国立公園・旭岳情報】賑やかさを増す姿見の池園地

2015-06-28 17:50:14 | 大雪山国立公園:旭岳・天人峡情報

【日付】2015/6/28(日)
【場所】旭岳・姿見の池園地
【天候】晴れ
【気温】11℃
【風速】1m/s
【積雪】残雪あり


7月に入ってから大きな群落を作るチングルマ。
少しづつその数を増やしてきています。

お花畑が楽しみです。

今はエゾノツガザクラやエゾコザクラが見頃を迎えて来ています。


姿見駅舎内に現れた巨大な旭岳の写真。

運悪く旭岳の姿を見れなかったときは、こちらの前で記念撮影を
お勧めします!


旭岳自然保護監視員:小沼 秀樹


【大雪山国立公園・旭岳情報】6/27現在 姿見の池散策情報

2015-06-27 19:44:47 | 大雪山国立公園:旭岳・天人峡情報

【日付】2015/6/27(土)
【場所】旭岳・姿見の池園地
【天候】くもり
【気温】12℃
【風速】7m/s
【積雪】残雪あり

見ごろを迎えたエゾノツガザクラですが、姿見の池園地では同じツツジ科で釣鐘型の似ている花たちがたくさん咲いています。まとめてご紹介いたします。 

■エゾノツガザクラ
 花冠の色が濃いピンク
 姿見の池園地の多くの箇所で咲いています 

■コエゾツガザクラ 
 花冠の色が淡いピンクですが、エゾノツガザクラでも淡いピンクをしている花もあるため、
 茎に毛がたくさん生えている点で区別できます。
 (※エゾノツガザクラも毛が生えていますが、それほどではない)
 姿見の池園地の多くの箇所で咲いています。

■アオノツガザクラ
 花冠の色は淡い黄緑色
 6/27現在、姿見駅から散策路を右手に少し進んだところのみ開花

■イワヒゲ
 花冠の色は白 花冠の先が5つに分かれ、反り返る。
 茎に毛はない。葉っぱが髭のように細い。
 6/27現在、姿見駅から散策路を右手に少し進んだところなど数は少ない 

■ジムカデ
 花冠の色は白、深く5つに裂ける
 茎と葉っぱがまさにムカデのよう
 第4展望台と噴気孔入口の間に大きな群落があります。 

■クロウスゴ
 花冠の色は淡い黄緑色。花冠の先が5つに分かれ、反り返る。
 茎、葉っぱに毛はない。 
 6/27現在、姿見駅から散策路を右手に進んだところなど数は少ない

花冠だけをパッと見ただけでは似ている花たちも、よく見るとさまざまな特徴があります。
姿見の池園地内でじっくり探してみるのはいかがでしょう。

旭岳自然保護監視員:田村 渉


【旭岳姿見の池園地・高山植物開花情報】エゾイソツツジほか

2015-06-27 16:51:32 | 大雪山国立公園:旭岳・天人峡情報

【花の名】エゾイソツツジ(ツツジ科)

【漢字名】蝦夷磯躑躅

【日 付】2015/6/27

【場 所】夫婦池(すり鉢池と鏡池)の間

【データ】去年より9日遅い開花



【花の名】コケモモ(ツツジ科)

【漢字名】苔桃

【日 付】2015/6/27

【場 所】第1展望台、ほか

【データ】去年より6日遅い開花




【花の名】アオノツガザクラ(ツツジ科)

【漢字名】青栂桜

【日 付】2015/6/27

【場 所】駅を出て右側の散策路沿い

【データ】去年より8日遅い開花


【大雪山国立公園・旭岳情報】三つの池と旭岳

2015-06-26 16:03:17 | 大雪山国立公園:旭岳・天人峡情報

【日付】2015/6/26(金)
【場所】旭岳・姿見の池園地
【天候】晴れ
【気温】13~15℃
【風速】2~4m/s
【積雪】残雪あり

今日は朝からとってもよい天気!
散策や登山に訪れたみなさんが、うれしそうに出掛けて行きました。

姿見の池園地にある三つの池と旭岳の風景がとても綺麗です。
姿見の池はまだほとんどが雪で覆われています。


すり鉢池は湖面に氷が浮かんでいました。


鏡池はほとんどの雪が融け、旭岳が映っていました。


散策路にはまだ数箇所に残雪があり、滑りやすいのでご注意ください。


雪の上を歩いていると踏み抜いたり、雪融け水が流れているところもあります。
レンタル長靴(一足300円)を利用すれば、気にしないで歩けるのでオススメです。

旭岳自然保護監視員:羽馬 和美


【大雪山国立公園・旭岳情報】霧の中

2015-06-25 17:56:43 | 大雪山国立公園:旭岳・天人峡情報

【日付】2015/6/25(木)
【場所】旭岳・姿見の池園地
【天候】くもり時々雨
【気温】11℃
【風速】3m/s
【積雪】残雪あり

霧の中でメアカンキンバイが鮮やかです。

普段は無口なエゾシマリスの鳴き声も、発情期なのか霧の中に響いていました。

エゾユキウサギをくわえたキタキツネが二日続けて目撃されるなど、

動物たちが活発に活動しているようです。

旭岳自然保護監視員:藤このみ


【大雪山国立公園・旭岳情報】本日、とても穏やかなくもり空でした。

2015-06-24 18:16:29 | 大雪山国立公園:旭岳・天人峡情報

【日付】2015/6/24(水)
【場所】旭岳・姿見の池園地
【天候】くもり
【気温】9℃
【風速】2~4m/s
【積雪】残雪あり

本日の姿見の池園地は、上空に雲がかかっていたものの風もほとんどなく、とてもおだやかでした。

旭岳はなかなか顔を覗かせてくれなかった代わりに、当麻岳たちが輝いていました。




また、園地内の一部でしか見られなかったエゾノツガザクラが、随所で見られるようになってきました。



旭岳自然保護監視員:山口 篤