天気予報では3月の陽気、と言われる本日は
東川町幼児センターの年長さんと
キトウシ山登山+林間のおしりすべりプログラムでした。
「木にぶつかっちゃいそうだー」と言いながらも
おおはしゃぎで木々を縫って山を滑りおりてきました!
大雪山自然学校 木村恵巳
天気予報では3月の陽気、と言われる本日は
東川町幼児センターの年長さんと
キトウシ山登山+林間のおしりすべりプログラムでした。
「木にぶつかっちゃいそうだー」と言いながらも
おおはしゃぎで木々を縫って山を滑りおりてきました!
大雪山自然学校 木村恵巳
2月14日(土)
環境省・上川自然保護官事務所が主催する
子どもパークレンジャー「大雪山の火山と氷瀑」が
層雲峡にてに開催されました。
「子どもパークレンジャー」(略称JPR:Junior Park Ranger)は
環境省レンジャー(自然保護官)と一緒に国立公園などにおいて
自然観察や自然解説による自然環境学習などを小・中学生に体験してもらうプログラムです。
自然保護の大切さや自然とのつきあい方、また生き物に対する思いやりの心など
豊かな人間性を育むことを目的としています。
小降りの雪と風が少しあるのが気になる天気に
ばっちりゴーグルを持参する元気な精鋭達が勢ぞろいしました。
レンジャーに子どもパークレンジャーとして任命され、
層雲峡の火山地形と氷瀑の状況の調査にでかけます。
今日行くところは危険な箇所もあるから気を付けるように!
野川レンジャーから今日のミッションが伝えられます。
まずは、層雲峡ビジターセンターで、
火山の噴火からどうやって層雲峡の渓谷ができたのかを学びます。
講師は層雲峡ビジターセンターの国井さんです。
映像を見ながらの解説に、
川が渓谷を削る様子や柱状の岩が形成される過程を見て、
この場所も川によって削れた場所だということ実感しました。
層雲峡ビジターセンターでお昼ごはんを食べた後は、
午前中に学んだことを実際に確認しに外へ調査に向かいます。
氷瀑の近くを歩くので、ヘルメットをかぶって装備は万全です。
まずは、銀河の滝の氷瀑です。
120mもある滝の氷瀑は石狩川が削った谷に流れ落ちています。
本当に石狩川がこんなに削ったんだ!
渓谷の底に自分たちがいることを実感します。
次に、柱状節理の状況調査です。
柱状節理の岩壁に近づくと、ここにも氷瀑ができています。
氷瀑を壊さないようにそっと近づいて氷瀑がどうやってできているか観察します。
渓谷の上から水が流れるように凍りついている様子が確認できました。
次の氷瀑では、
それぞれ登りやすい場所から氷瀑を目指します。
そして下りは尻すべりです。
柱状節理を間近でみると、本当に六角形の形をしていること、
ざまざまな色がついていることがわかりました。
落ちている石や氷瀑のかけらを見て、
岩も氷瀑も崩れるんだ、と緊張感を高めます。
全員が無事に調査を終えたところで、
層雲峡ビジターセンターに戻って、
「おうちに帰って伝えたいこと」を紙にまとめます。
できた人からレンジャーに報告、
子どもパークレンジャーの認定印をもらいました。
これで子どもパークレンジャーのミッションも終了です。
大雪山や層雲峡渓谷の成り立ちを知り、この地域の自然にも興味がわきましたか?
今日レンジャーや講師の方に学んだことを、お友だちにも伝えてあげてくださいね。
子どもパークレンジャー事務局 大雪山自然学校 廣瀬さつき
2月12日(木)
今年度の湯けむり温泉大学の第2回目が
旭岳温泉 湧駒荘にて開催されました。
「湯けむり温泉大学」は
東川町教育委員会の主催する生涯学習講座です。
東川町の自然の恵みである温泉資源と豊かな自然環境について
体験を通して学ぶ全3回の講座です。
東川町に在住するおおむね50歳以上の方が対象となっています。
大雪山自然学校では、プログラムの企画と運営を受託しています。
年末の第1回に引き続きで2回目の今回は
ふかふか雪の積もる旭岳温泉街がフィールドです。
◆実技「旭岳温泉 アカエゾマツの森を探索」
講師:ガイドオフィス「風」鳥羽晃一さん
◆湧駒荘のおいしいランチ
◆セルフ健康チェック
◆入浴・休憩
◆講座「湯けむり授業・国算理社?」
講師:ふれあいサポートクラブ古内秀人さん
第2回目の湯けむり温泉大学は
アカエゾマツの森をスノーシューで探索です。
旭岳温泉のこの森では
トドマツ、エゾマツ、アカエゾマツの3種の「マツ」が自生していて
その葉っぱから違いを見分けることができます。
さらに歩き進めると、なんとエゾモモンガと遭遇!
トドマツの葉っぱを、器用に食べる姿を観察できました。
最後の最後は急坂を滑り降りて、スノーシューは終了です。
しっかり身体を動かした後には、おいしいランチと温泉タイムとなりました。
また改善センターへのバス車内では
ふれあいサポートクラブの古内さんの講座「湯けむり授業・国算理社?」
様々な国の「呼び方」をきっかけに、外国についての学びの時間となりました。
次回最終回となる
第3回湯けむり温泉大学は、3月12日(木)です。
天人峡温泉「しきしま荘」にて行います。
スノーシューフィールドは、天人峡の手前のくるみの沢。
次回も
みなさんと元気にお会いできること、楽しみにしています。
NPO法人ねおす 大雪山自然学校/木村恵巳
2月11日(水・祝)
釧路湿原国立公園・鶴居村とその周辺を主なフィールドに
環境省・釧路自然環境事務所が主催する
子どもパークレンジャー「釧路湿原でタンチョウ博士になろう!」
が開催されました。
「子どもパークレンジャー」(略称JPR:Junior Park Ranger)は
環境省レンジャー(自然保護官)と一緒に国立公園などにおいて
自然観察や自然解説による自然環境学習を小・中学生に体験してもらうプログラムです。
自然保護の大切さや自然とのつきあい方、また生き物に対する思いやりの心など
豊かな人間性を育むことを目的としています。
今年は参加者27名が
自然保護官に子どもパークレンジャーとして任命され
タンチョウ博士を目指して、タンチョウについて学び・調査を行いました。
まずは
そもそもタンチョウとはどのような生き物なのか?
を学ぶことからスタートです。
講師は、タンチョウコミュニティの音成邦仁さん。
タンチョウの身長や体重、食べ物などなど
自分たちと比べることで、タンチョウが大きな生き物だと気づきます。
続いて、幌呂小学校の給餌場へ。
およそ60年程前から、絶滅寸前だったタンチョウへの給餌が
まさにここではじまったと言われている場所です。
続いて訪れた幌呂中学校には、タンチョウが!
双眼鏡を使って、じっくりと観察します。
音成さんの解説で、タンチョウの行動とその理由がよくわかります。
午前中の最後は、展望台から釧路湿原を望みました。
環境省の渡邊レンジャーの解説のもと
釧路湿原の広大さ、そしてその環境の特長を自分の目で確かめます。
温根内ビジターセンターでおひるごはんを食べたあとは
レンジャーについて、タンチョウの調査のお仕事です。
高学年チームは、渡邊レンジャーと湿原の淵に沿っての調査です。
多様な生き物や人の様子を確認しながら進んでいきます。
途中で、湧水の温度もチェックすると、およそ3度。
全てが凍るはずの環境で、
生きていくために必要な水が湧いてくるこの場所には、たくさんの生き物が集まります。
一方、低学年チームは
小林アクティブレンジャー、てしかが自然学校の萩原さんと一緒に
スキーを使って新釧路川沿いの右岸堤防を調査にでかけました。
途中に、湿原で暮らすタンチョウにも遭遇しました。
天候に恵まれ、青空の下での任務となった子どもパークレンジャーでした。
本物のタンチョウに出会い、その暮らす環境について調査を経て
みんな、タンチョウ博士になれたでしょうか?
タンチョウの専門家から
そして、国立公園の環境を守る環境省のレンジャーから学んだことを
お友だちや家族との日常で、ぜひ生かしてください。
プログラムとしての子どもパークレンジャーの任務はこれで終了ですが
これからも
タンチョウのこと、釧路湿原のことを伝える子どもパークレンジャーでいてください!
子どもパークレンジャー事務局 大雪山自然学校 木村
寒くて寒くてすべてが凍りつきそうな毎日でしたが
本日は、どんより雲のおかげであたたかな朝を迎えました。
小学生を対象とした自然体験活動「はっちゃけ隊」2月の活動では、東旭川の21世紀の森へ。
ソリ・チューブすべりで自分の限界に挑戦するはっちゃけ隊たち…
活動の様子はこちらをごらんください!
大雪山自然学校 木村恵巳