10月16日(土)に、今年の愛護少年団の最後の活動が行なわれました。
愛護少年団では、東川中学校の中学生有志で集められた団員たちが、
旭岳や天人峡地区といった地元東川町の貴重な自然を守るための活動を行なっています。
大雪山自然学校では、愛護少年団への講師という形で関わらせて頂いています。
例年、この時期は観光客のピークを過ぎ、ゴミの投棄が増えてしまった
天人峡温泉への道道沿いの清掃活動を行なっていました。
しかし今年は、8月の大雨により崩壊した道路の復旧が完全ではないため、
旭岳で行なわれている保護活動の一部のお仕事を体験しました。
いつものように、東川中学校に集合する団員たち。

この日は14名の団員たちが参加しました。
もういつ雪が積もってもおかしくない旭岳ですので、装備品のチェックはしっかりと行います。
今日の予定を確認した後は、バスに乗って旭岳温泉へ出発です。
旭岳姿見園地の気温は4℃ですが、風が約10m/sと強めの風が吹いていました。
駅舎の中で完璧な装備へと着替えます。

そしてロープウェイに乗り、姿見の池園地へ。
姿見駅舎では、自然保護監視員のコニーこと小西さんが3分間レクチャーを行なっていました。レクチャーの後は、大雪山旭岳の自然を残すためにどのような活動がされているのかを話してくれました。
自分たちの町の資源がどんな形で守られているかを知った後は、
いよいよ愛護少年団の団員たちも活動へ参加です!
この日の活動で主に行なったのは、高山植物保護ロープ・鉄ピンの撤去と
緊急避難小屋である旭岳石室の清掃です。
4合目付近・6合目付近・旭岳石室と、3グループに分かれて活動を開始しました。

4合目付近は、ロープも鉄ピンも撤去します。ものすご~く長かったロープの整理に苦戦中!
風も強く、一番つらかったのが6合目付近。
ご覧の通り、真っ白です。

ここは鉄ピンの回収は行なわず、ロープの回収のみ。
それでも、つらいコンディションの中、みなさんお疲れさまでした。
つらい作業の後は、石室でちょっと休憩。

もちろん、この後にちゃんと石室の掃除も行ないました。
午前中で作業を終え、午後はビジターセンターの一角をお借りしてでお昼ごはんです。

ほっと一息の瞬間。
昼食後は、旭岳温泉の道路沿いの清掃活動を行い、午前中の活動で冷えた体を
温泉で暖めました。

愛護少年にとっては今年最後の活動だった今回ですが、
実は私沢辺にとっても、最後の愛護少年の活動となる回だったのです。
来年よりケニアに出発する予定の私へ、愛護少年団の副団長から
お別れの挨拶と、団員からのメッセージを書いたファイルを頂きました。

彼が1年生の頃からの付き合いとなります、副団長のK大くん。
そんな彼からメッセージを手渡されると何だかちょっと
むずがゆいような照れくささがありましたが、月日の流れとともに
参加した団員の成長を感じ取る瞬間でした。
今回の活動では、部活の忙しい時間の合間をぬって参加してくれる団員も。
本当に感謝です!
ひとつひとつは長かったけど、おしなべてみるとあっという間だったような。
参加してくれた団員たちには、たくさんのものをもらったなぁという気がします。
団員のみんなはこれからも引き続き愛護少年団の活動を継続してもらって、
郷土の良さというものを学んでいってもらいたいなと思います。
みんなからもらったメッセージは大切に読ませてもらいました。
たくさんのメッセージと気持ちをありがとう!
またいつの日か、成長した人間同士として会いましょう。
沢辺佳彦
愛護少年団では、東川中学校の中学生有志で集められた団員たちが、
旭岳や天人峡地区といった地元東川町の貴重な自然を守るための活動を行なっています。
大雪山自然学校では、愛護少年団への講師という形で関わらせて頂いています。
例年、この時期は観光客のピークを過ぎ、ゴミの投棄が増えてしまった
天人峡温泉への道道沿いの清掃活動を行なっていました。
しかし今年は、8月の大雨により崩壊した道路の復旧が完全ではないため、
旭岳で行なわれている保護活動の一部のお仕事を体験しました。
いつものように、東川中学校に集合する団員たち。

この日は14名の団員たちが参加しました。
もういつ雪が積もってもおかしくない旭岳ですので、装備品のチェックはしっかりと行います。
今日の予定を確認した後は、バスに乗って旭岳温泉へ出発です。
旭岳姿見園地の気温は4℃ですが、風が約10m/sと強めの風が吹いていました。
駅舎の中で完璧な装備へと着替えます。

そしてロープウェイに乗り、姿見の池園地へ。
姿見駅舎では、自然保護監視員のコニーこと小西さんが3分間レクチャーを行なっていました。レクチャーの後は、大雪山旭岳の自然を残すためにどのような活動がされているのかを話してくれました。

自分たちの町の資源がどんな形で守られているかを知った後は、
いよいよ愛護少年団の団員たちも活動へ参加です!
この日の活動で主に行なったのは、高山植物保護ロープ・鉄ピンの撤去と
緊急避難小屋である旭岳石室の清掃です。
4合目付近・6合目付近・旭岳石室と、3グループに分かれて活動を開始しました。

4合目付近は、ロープも鉄ピンも撤去します。ものすご~く長かったロープの整理に苦戦中!
風も強く、一番つらかったのが6合目付近。
ご覧の通り、真っ白です。


ここは鉄ピンの回収は行なわず、ロープの回収のみ。
それでも、つらいコンディションの中、みなさんお疲れさまでした。
つらい作業の後は、石室でちょっと休憩。

もちろん、この後にちゃんと石室の掃除も行ないました。
午前中で作業を終え、午後はビジターセンターの一角をお借りしてでお昼ごはんです。


ほっと一息の瞬間。
昼食後は、旭岳温泉の道路沿いの清掃活動を行い、午前中の活動で冷えた体を
温泉で暖めました。

愛護少年にとっては今年最後の活動だった今回ですが、
実は私沢辺にとっても、最後の愛護少年の活動となる回だったのです。
来年よりケニアに出発する予定の私へ、愛護少年団の副団長から
お別れの挨拶と、団員からのメッセージを書いたファイルを頂きました。


彼が1年生の頃からの付き合いとなります、副団長のK大くん。
そんな彼からメッセージを手渡されると何だかちょっと
むずがゆいような照れくささがありましたが、月日の流れとともに
参加した団員の成長を感じ取る瞬間でした。
今回の活動では、部活の忙しい時間の合間をぬって参加してくれる団員も。
本当に感謝です!
ひとつひとつは長かったけど、おしなべてみるとあっという間だったような。
参加してくれた団員たちには、たくさんのものをもらったなぁという気がします。
団員のみんなはこれからも引き続き愛護少年団の活動を継続してもらって、
郷土の良さというものを学んでいってもらいたいなと思います。
みんなからもらったメッセージは大切に読ませてもらいました。
たくさんのメッセージと気持ちをありがとう!
またいつの日か、成長した人間同士として会いましょう。
沢辺佳彦