ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

【DVD/映画】最近見た映画 2023.3.2

2023-03-02 07:59:23 | 映画・DVDレビュー
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映画を見るのも癖かなぁ?バーボンのロックを手にすると、ギターよりもリモコンという気分になります。3月は超繁忙期なので、少しペースは落ちるかも。

川っぺりムコリッタ

北陸の小さな町にある小さな塩辛工場で働き口を見つけた山田は、社長から紹介された古い安アパート「ハイツムコリッタ」で暮らし始める。できるだけ人と関わることなく、ひっそりと生きたいと思っていた山田の静かな日常が、隣の部屋に住む島田が「風呂を貸してほしい」と山田を訪ねてきたことから一変する。山田と島田は、少しずつ友情のようなものが芽生え始め、楽しい日々を送っていた。しかし、山田がこの町にやってきた秘密が、島田に知られてしまい…というアラスジです。
ゆる~くて、ほのぼのというか独特の世界観を感じる映画でした。ムコリッタとは、仏教の時間の単位の一つという事だそうです。死であるとか、生きる意味であるとかを提起しているストーリーでもあります。軽さの中に潜む、個々の抱えた重い部分もサラッと表現しているところが良いと思います。主人公の山田が、働く事の意味を問う場面があります。それでも仕事から帰って来て、気持ちよく風呂に入り、牛乳を飲んで、美味しそうに飯を食べるシーンが多く登場しますが、それが生きる意味で糧という事なのかなぁ?ちょい役でいろんな方が出演していますが、たまの知久も登場します。この世界観の象徴の様な存在でした。

地下室のヘンな穴

平凡な中年夫婦アランとマリーは怪しげな不動産業者に案内され、郊外に建つモダニズム風の一軒家を下見に訪れる。不動産業者は購入すべきか迷う彼らに、奇妙なセールスポイントを教える。それは、家の地下室に空いた穴に入ると「時間が12時間進み、肉体が3日分若返る」というもの。夫婦は半信半疑でその家に引っ越すことを決めるが、やがてその穴の存在は、彼らが胸の奥深くに秘めていた欲望や衝動を呼び覚ましていく、、、というアラスジです。
奇想天外なフランス・ベルギー合作ということで、興味深々見てみました。若返りの穴とか、社長のアレとか、それなりに一風変わった世界観は出ていたと思いますが、そこはもっと思い切ってやったほうがよかったのではないでしょうか?ラストに奥さんの蟻に蝕まれた手を出してくるのも良いけど、アバンギャルド性も中途半端だったと思います。ヘンな穴に対する夫婦の興味の差や、人間の偏った欲求を風刺した作品という観点はよかったと思います。

テルマ&ルイーズ

平凡な主婦のテルマとウェイトレスのルイーズは週末のドライブ旅行に出発する。しかしその途中、テルマが男に襲われるという事件が。あわやレイプというところで、助けに入ったルイーズが男を拳銃で射殺。ふたりの女性たちは逃避行を続けながら、人生を謳歌していく。一方、刑事ハルがふたりを追うが……というアラスジです。
大御所リドリー・スコット監督の1991年の作品です。封切当時に映画館で見ましたが、WOWWOWでやっていたので、30年振りに見てみました。ロードムービーなのですが、サスペンス的なストーリーも面白いです。やはりロードムービーには砂漠なのでしょうか?音楽といいパリテキサスとかぶってしまいます。映像もちゃんと楽しめました。ラストはしっかり記憶にあったのですが、あらためて『お~っ』っと。当時はブラッド・ピットという役者は知らなかったのですが、悪役で出ていました。確かに存在感はあるよね。+0.5

エンドレス・ワルツ

作家・鈴木いづみは出版社から、伝説のサックス奏者で、いづみの夫だった阿部薫の伝記執筆の依頼を受けた。いづみと薫が初めて出会ったのは、学生運動の盛んな70年代の新宿ゴールデン街のバーだった。サックスの天才を自称する薫は、いづみに一目惚れ。強引にいづみのアパートに転がり込んで来てしまう。二人は、酒とクスリとセックスと芸術論の日々に溺れ、やがて結婚する。だが、その無軌道な生活ぶりは治ることはなく、むしろひどくなるばかりだった。
1995年の若松孝二監督の作品で、INUのヴォーカリスト町田町蔵が出ているので、以前から見たかったのですが、レンタルのサブスクにも無く、諦めていたのですが、この度WOWWOWで放送していたので見ることができました。ヌーベルバーグからの影響を感じる映画で、映像や演出的には好きな雰囲気です。作家とミュージシャンの歪んだ愛を描いていますが、この二人の関係にはイライラします。こんな廃退的なヤツは放っておけと思うのですが、そこにしがみつきたい何かがある様で、それじゃぁ最後はそうなるしかないよね、、、随所に若松監督らしさが現れていますが、この作品はそれほど好きではないかもしれません。

いつも言いますが、いにしえの名画はいつ見ても素晴らしいです。それから50代後半のわたしの記憶も曖昧になってきていますので、見返すのも大事かもしれません。

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