犬と猫と考える

レスキューした犬猫と考える。。生き物の大切さ。。

天から授かったものはいつか返す日がくる ペットロスで苦しんでる方へ

2016年01月02日 | 犬のこと
独身のお友達で、わんちゃんを1匹飼って溺愛してる彼女がいるんですが、いつも心配なのはそのわんちゃんが亡くなった彼女は大丈夫か??
まさか、後追いなんでしないだろうな。。

そんな彼女がわたしにこう言ったんです。

”Gumiちゃん、わたしね、ちら(わんこの名前)のことは相棒だと思ってるんだぁ。。かわいいし、溺愛もしてる。この子のためならなんでもできる。でもね、この子は天から借りてるんだよ。だからいつか返さないといけない日がくるのはわかってるよ。だから、それまでわたしは最高の愛をちらに与えるんだよ”

このわんちゃん、珍しい免疫力の病気でいつ死んでもおかしくない状態なんです。でも、彼女はちらのことをこういってくれて少しは安心したとともに、わたしも今いる犬猫のことを”天からの授かりもの”と思うようになりました。

そんな中、色々とペットロスの勉強会にも参加したりして、ある一冊の本を見つけたんです。

”ペットがあなたを選んだ理由” 塩田妙玄 著
最初のところに、”天からのもらった宝物は天に返す時がくる”

ちょ、ちょっと待った!!!  これってちらの飼い主さんが言った言葉と同じじゃない????
え?彼女って仏教???

すぐにちらの飼い主さんにこういう本あるんだけど、読んだ???

彼女は知らないけど、わたしと同じ考えの方がこの世の中にいて、嬉しい。。と。。

おもわず興味をそそり、すぐさまアマゾンで購入。

塩田妙玄さん、彼女はなんとお坊さん。。そして以前はハスキーを飼われてたというハス好き。
こういうところもわたしのハス好きの興味をそそり本を開いて読んでみた。

カウンセラー、お坊さんだけあって確かに彼女の言葉には重みを感じ、そして納得させられることばかり。
わたしも沢山の犬猫をレスキューしたり、アニマルシェルターでは処分をしたりしてきて、ペットロス症候群にもなり、なんとか立ち上がってきた。
自分なりに理解して、どうにか今にいたることもある。

でも、ほんとこの本を読んで、これでよかったんだ。。って。。
すごく勇気をもらい、ペットロスから救われた本でした。

沢山のペットの死を体験してるから、”ペットロスはなれる??”なんていう人もいたけど、なれるわけねぇ〜だろっ!! って毎回ほんと、頭にくるコメントなんてももらうのですが、そういうのは削除! 笑

2014年は5匹ものペットがなくなり、ほんと自分が自分でない月日を過ごしました。。
ペットロスの集会にも週1回いき、泣いては思い出しこれの繰り返し。。
そして、旦那や友達に当たり散らし、挙げ句の果て自ら命をたとうとした自分もありました。
カウンセラーにも会い、何度泣いたことか。。

月日がたつにつれ、また思い出し。。

塩田妙玄さんの言葉でいうと、”亡くなった動物たちの尻尾をつかみ、いかないで、ママを一人にしないで” とわたしのエゴ。。
そんな時もありました。

少しづつですが、ペットロスからとにかく立ち上がろうと頑張りましたね。。
それは今生きてる動物たちが、”ママ僕たちまだ生きてるよ。”という言葉でした。

まだ生きてる7匹の犬3匹の猫たちが、あまりにもわたしがおかしいので、悪さをして目をさまそうとみんな色々と悪いことばかりしてくれました。

亡くなった命は天に戻った。あの子たちは天からの授かりものだから、返さないといけなかった。
そうだよね。。
理由があり、安楽死をさせた犬猫も、きっとわたしのことは恨んでないよね。。


苦しい自分の気持ちもいまはす〜っとこの本を読んで楽になりました。

皆様の周りでもペットロスになられた方も多いと思います。
そして、いまなお立ち上がれないでいる方もいるとはおもいます。

どうか、天にもどしてあげてください。




2014年、天に戻した子供達。。


猫のウニ 17歳かな。。 老衰で去年の4月5日。私たちの結婚記念日になくなりました。 ”あたいのこと、忘れないでよ” とでもいいたかったのかな? 笑


  ウニのお骨入れ。 




15歳のラブ。 姉妹犬。 飼い主の放棄。 少しの間だったけど私が最後まで面倒をみさせていただきました。




そして、うちのクーパー。
突然の死でかなりのショックでした。でも、考えたらクーパーが亡くなったその日は元飼い主さんの亡くなった日。
元の飼い主さんと5年、私たちと5年。そして、亡くなった日は、飼い主さんの命日。
おじいちゃんがきっと寂しかったのかな。。 天にもどっておじいちゃんと幸せですか? クーパー。。



子犬にも、子猫にもとても優しかったピットブル ミックスのセージ。
まだ2歳という若さで行動問題の理由で安楽死をさせました。

なんども、有名なドッグトレーナーさんたちとあって、治せることは治していき、里親さんにも2度もらわれましたが、やはり行動問題で戻ってきました。
そして、問題はこの家でおき、すぐその場で眠らす決意。

年老いた動物や、病気の動物を眠らすとは違い、2歳という若さを眠らすということで、その後かなりのうつにはいり、アニマルシェルターでのボランテイさえ止め、二度とアニマルシェルターとは関わりももたないと、決意したぐらいです。

ペットロス、というより”殺した”という気持ちが強くなかなか立ち上がれませんでしたね。。


右腕の中でセージを眠らせました。 その重み、暖かさ。。わすれやしません。 ずっと私のそばにいてほしい。。そういう思いから大好きなセージの写真を刺青にしました。



いつか、私が天に戻った時に会える。。それまで、待っててね。。。






今日もお付き合いありがとうございました。



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