犬と猫と考える

レスキューした犬猫と考える。。生き物の大切さ。。

ピットブル

2011年07月04日 | 犬のこと
最近、動物愛護の、SPCA LA支部から今年のヒーロー大賞が発表され、見事大賞に輝いたのは、体を張って飼い主さんを火事のあったアパートから救い出したピッブルのダイヤモンド。 事故から半年たったいまなお、ダイヤモンドは痛々しい傷だらけ。。

皮肉なことに住むところを失った飼い主さん、新しいところは”ピットブルお断り
それでも、彼らはダイヤモンドを失いたくはない!という強い心で、一緒に住める場所をいまなを探してるらしい。。


こうして、ピットブルとう犬種がなぜ。偏見をうけるのか。。

もともと、この犬種は喧嘩犬としてブリードされたといいます。 なので、飼い主さんはこの犬種を飼うと決めれば、きっちりとトレーニング、そして、虚勢、避妊は当たり前にしたほうがよいとされてます。

いくら、Sweetなピッtブルでも、喧嘩犬の血は引いてます。

私が面倒をみてた、デイジーも喧嘩犬をさせられてるところから、レスキューされた犬です。 

 

本当にSweetな性格で、猫にも、小さい犬にもやさしいデイジーでしたが、先日事件がおこりました。




引き取られたときのデイジーは本当に、おとなしいいい犬だったのが、半年したら、性格が強くなってたんです。
たまに、私ではコントロール不可能。

いつも飼い主さんに、きっちりとトレーニングをおこなってほしいと、何度もお願いをしてた矢先。。。


喧嘩をしたことのない、デイジー。 他の犬とも仲良くなれたはずだったのが、先日私の友達の犬が家に来たとき、うちのクーがあまり好きではない犬だったんです。 う~っと言った瞬間、クーは私のコマンドを聞けますが、デイジーがきけなかったんです。 


デイジーはその犬に飛び掛り、攻撃をしたんです。 もちろん、私のコマンドも聞きません。 とにかく、デイジーの首輪をもち、攻撃してる犬からようやく、離しました。 このやり方は本当に危険です。 もしかしたら、私も噛まれてたかもしれませんから。。


ピットブルというのは、殺すまで相手の犬を攻撃します。 大きな顎はそのために作られてます。 一度噛んだら離さない。それが喧嘩犬です。

デイジーは喧嘩をさせられたことはないので、喧嘩犬の快感さをしりません。 これは不幸中の幸いです。
もし、デイジーが一度でも、喧嘩犬の経験があれば、私の友達の犬の命はなかったでしょう。

あれだけ、攻撃をしたけれども、たいした傷にはいたりませんでした。




事が大きくなる前に、私は飼い主さんにどうか、ちゃんとした訓練を受けてくれとお願いをしましたが、何の連絡もいまだにありません。 


私は犬種で差別をするのは好きではないけれど、一度こういう事態が、私の家で起これば、どんな犬であれお断りをしてます。もちろん、お友達の犬もお断りをしました。

犬の喧嘩はどちらが悪いというのはありません。  お互い、性格があわないのです。なので、無理してもうお友達の犬と私の犬を合わせる必要はないと私はおもいました。

デイジーも最初から、喧嘩をしたかったわけではなく、ただこういう状況をみたら、一緒になってやってしまったということです。

できれば、またデイジーの面倒もみてあげたいけど、飼い主さんがなんのトレーニングもしてくれないのであれば、これ以上私はデイジーの面倒をみることができません。


ダイヤモンドのように、よいピットブルのNewsなんて、ほんとまれです。 ほとんどのピットブルが人間を襲ったという話がほとんです。

私が言いたいのは、このように、攻撃的に最初から血を引いてる”ブル系”の犬には、きっちりと訓練をすることが大切だとおもうんです。そして、かならず、虚勢、避妊を行うこと。

虚勢避妊をしてない犬ほど、攻撃的になるのです。

アニマルシェルターでも、ピットブルの処分は数知れず。。ほとんどの人が、かっこいいからという理由でピットブルを飼い、なにも訓練をされてないピットが人を襲う。 そういった犬は無条件で処分。

このベイエリアでも、どれほどのピットが人間を襲ったことでしょうか。。悲しいです。

ピットブルだけではなく、大型犬だって、もしかしたら、私の飼ってる狼犬だってこのような事態がおこりうるんです。

そのような事態のとき、自分の犬がどれだけ、コマンドを聞けるか。。それは私たち訓練次第です。



ピットブルだって、訓練次第でGood Dogになるのです。



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