犬と猫と考える

レスキューした犬猫と考える。。生き物の大切さ。。

ペットフードの選び方、与え方

2010年08月08日 | ホリスティック ペット ケアのこと
アメリカでは、何百種類、もしかしたら何千種類ものペットフードが売られてます。 

ほとんどのみんさんが、ペットフードを選ぶ基準は

手軽で便利だから。。


獣医に勧められて。。。


値段が安いから。。


コマーシャルをみて、よさそうだから。。


ほとんどの獣医さんは基本的な栄養学を学んでおられますが、専門分野ではないので、犬のご飯の作り方などまったく知らない人が多いです。

犬や猫のご飯はできれば生肉食、もしくは手作り食が本当は一番なのは、みなさんご存知だとはおもいます。

生肉食がなぜいいのかは、以前の記事にもかかせてもらったので、そちらを参考にしてください。


まず、ドッグフードの選び方です。

避けてもらいたい理由は、値段が安いと、コマーシャルでみたから。。

値段が安いのには、ほとんどというほど、本当に肉は入ってません。添加物だらけで、それらを与えてると、将来ガン、心臓病、関節炎、腎臓病などになりかねません。 アメリカでも2007年ぐらいにペットフードのRe-Callでたくさんのカンパニーの名前があがりましたね。

選び方です。 最初にレベルを見てください。
何が入ってるかというのをチェックします。

最初に何が書かれてますか?

水とか加工肉とか、穀物、ともろこし、などなどでしたら、それは犬や猫にとってよくないので、避けてください。

一番最初にが必ず入ってるものを探してみてください。

できる限り、穀物が入ってないものを選んでください。 

与え方ですが、ドライフードのみっていうのは、あまりにも水分が十分にとれないので、ドライフードと何かを与えるよう、工夫してあげてください。

たとえばわたしがドライフードを犬に与えるときは、必ずぬるま湯でふやかし、乾燥野菜を入れ、そしてFish Oilとビタミン剤(Pet専用)などをいれてあげます。または少し缶フードなど。。

日本の夏は暑いとききましたので、なおさらドライフードのみっていうのは、避けてあげてください。

ドライフードでも、なるべくいろいろな肉の種類であげてください。毎日同じ、もしかしたら、一生同じものなんて、人間の私でも嫌です。

大きい袋はお買い得かもしれませんが、1匹しかいない犬のお宅にそのような、大きい袋なんて買う必要はありません。最後のほうになると新鮮さがまったくなくなりますので、お気をつけください。

もっと、詳しくPet Foodのことが知りたい方に、いい本が日本でも発売されてます。




日本語版ではどこまで、書かれてるかわかりませんが、英語版では、すべてのドッグフードに何が入ってるかってことが書かれてます。それに、いままでわからなかった、用語なんてのも説明されていて、わかりやすいです。

少しでも長生きしてもらいたい、家族の一員の動物たちですもの。。
食事のことを考えてあげるのは、当たり前ではないでしょうか?






おまけ話。。


動物看護士として病院で働いてるとき、某ドッグフードカンパニーの栄養学の講習に参加させられました。

すでに動物栄養学を学んでいた私ですから、病院側も期待したのでしょう。

某会社の栄養士の方が、会社のペットフードの説明をして、質問コーナーになったとき、もちろん質問攻めにした私です。

彼らは私の質問に対し、答えをにごし始めました。 

”じゃ、そんなドッグフードだめじゃないですか!”とわたしが言うと、他の獣医さん、動物看護士さんの方たちはびっくり仰天!

退場!  なんだか、おえらいさんまででてきて、別の部屋で、なんのために、ここに来た、なんでおまみたいなのがこのカンパニーのよさが知ることができる、などなど。。散々いわれたあげく、そこのカンパニーのフードサンプルをもたされたが、お断りして、私は一生あなたのカンパニーのフードを私の犬にや猫に与えることはないでしょう。と去りました。


最低なフードの作り方、最低なフードの品質。 そして、犬や猫が病気になるようにできてる。 そんなフード絶対に与えない!


私は事実を述べただけなのに。。