犬と猫と考える

レスキューした犬猫と考える。。生き物の大切さ。。

ピットブル

2010年06月01日 | 犬のこと
ピットブルといえば、アメリカでは一番に処分される犬です。
そして、喧嘩犬でも知られてます。

前にもピットブルのことを書かせてもらいましたが、今回またなぜこの話題をだしたかというと、この週末にデイジーと8ヶ月になるピットブルがうちのところにお泊りに来ておりました。

飼い主さんは2週間まえにシェルターから処分1日前でこのデイジーを引き取りました。 最初は一時預かりということで、預かったらしいんですけど、あまりにもSweetな犬なので、自分たちが引き取ることにしたんだそうです。。

でもこのベイエリアではピットブル差別というのが、存在します。

ピットブル、ブル系の犬がお泊りできるところは、ほとんどないといってよいでしょう。 ブル系でも”フレンチブル”の小型犬は別だそうです。

そして、Dog Walkerの方でもピットブルお断りという人が多い。

それもそのはず、ピットブルといえば、人を噛んだり、殺すというNewsが耐えません。 

人を噛む、傷つけるという犬であれば、ジャーマンシェパードのほうがはるかにピットぶるよりか多いのですが、ジャーマンシェパードのNewsなんて、誰もしりません。 ピットブルというだけで、Newsになるのです。

デイジーの飼い主さんたちも、この週末に出かける予定が入っていて、犬のホテルなどあたったらしいけど、やはりピットブルというだけで、とってはくれなかったそうです。 

このデイジー、One Of Kindというぐらい、まれにみる生まれながらのGood Dogなんです。

動物病院で働いて、シェルターでも働いて6年たちますが、はっきり言って私はこんなおとなしい犬をみたことはありません。

私の言うこともよく聞き、いうことなし!

ピットブル嫌いのうちの主人の両親も、この犬だったら、引き取ってもいいというぐらい。。

ピットブルも本来は、ほかの犬同様、Sweetないい犬なんです。 それを私たち人間が、喧嘩犬などに仕立て上げ、そして、”凶暴などといわれるまでにもなりました。。

そのデイジー、今日の午後、飼い主の方が引き取りにこられたんですが、おもわず、うちのクーと変えてくれないといってしまったぐらい、私のおきにいりの犬です。。

この週末デイジーと過ごした写真をご覧ください。
デイジーをみて、どうか、今まで持っていたピットブル イコール 凶暴などというイメージは捨ててもらいたいです。。



















今度会えるのはいつかな。。