
アニメの「プラネテス」の記事を書いたところ、コメントを寄せてくださった方々からの情報で、
コミックも面白いとのこと。
さっそくブックオフへ行きました。
運よく4巻まで手に入れて、一気読み。
タナベ、イイ!
面白い!
不思議ちゃんだとは聞いていましたが、全くそのとおり。
ハチも悪くない。
アニメでは、どうしてもこの二人に感情移入することが出来ず、嫌いなタイプに属していたんですが、コミックでは嫌味な感じはなく、むしろ好きですね。
少し、宇宙空間にいる自分を想像してみましょう。
重力から開放されるということは、上下は無く、感覚は遮断され、孤独です。
スーツの外は真空で、放射線だらけ。
スーツや命綱に何か不都合が生じれば、それは即死につながるわけです。
耐えられますか?
私は閉所恐怖症気味ですので、パニックに襲われることは想像に難くありません。
宇宙に進出し、外へ外へと広がることが、死や自分と向き合うことになるのです。
自分という個が壮大な世界に対して、ちっぽけな存在であること、だけれどもそこに存在し、そのものの一部であることを確認する。
ハチいわく「俺に関係の無いものなんて、何ひとつ無い」
地球人だって立派な宇宙人なんです。
そんなことをじっくり考えさせてくれるのが、コミックならではでしょう。
読者に外側へと目を向けさせながら、内側へ、
そしてさらに大きく展開していくところが良いですね。
アニメでは、科学的な裏づけもさることながら、そこに社会的な背景を加え、
より具体的な現実感を示します。
宇宙ステーションが運営され、木星往還船が建造されている一方で、国家間のヒエラルキーは進み、経済大国もあれば、内戦の絶えない国もあるのです。
国家の思惑、企業の思惑は、宇宙にいようとも変わりはありません。
企業の一員であれば、会社員としての社会生活が待ってきます。
夢や希望は、消え去るのみ。
それだけ現実に即していれば、真理を体得しているようなコミックのタナベは、
そぐわない存在となります。
だから、アニメ版のタナベは、人間的にも未成熟で、理想を語らねばならないのです。
アニメ版はまだ21話まで(ハキムがタンデムミラーエンジンをぶっ壊すところまで)しか観ていないので、今後、ハチにどういう決着の付け方をさせるのか見ものです。
注)アニメを全話見終わったところで、この記事は書き足し、
または書き直しをするかもしれません。
プラネテス 5冊セット(全4巻+公式ガイド)
ふたごのプラネテス
コミックも面白いとのこと。
さっそくブックオフへ行きました。
運よく4巻まで手に入れて、一気読み。
タナベ、イイ!
面白い!
不思議ちゃんだとは聞いていましたが、全くそのとおり。
ハチも悪くない。
アニメでは、どうしてもこの二人に感情移入することが出来ず、嫌いなタイプに属していたんですが、コミックでは嫌味な感じはなく、むしろ好きですね。
少し、宇宙空間にいる自分を想像してみましょう。
重力から開放されるということは、上下は無く、感覚は遮断され、孤独です。
スーツの外は真空で、放射線だらけ。
スーツや命綱に何か不都合が生じれば、それは即死につながるわけです。
耐えられますか?
私は閉所恐怖症気味ですので、パニックに襲われることは想像に難くありません。
宇宙に進出し、外へ外へと広がることが、死や自分と向き合うことになるのです。
自分という個が壮大な世界に対して、ちっぽけな存在であること、だけれどもそこに存在し、そのものの一部であることを確認する。
ハチいわく「俺に関係の無いものなんて、何ひとつ無い」
地球人だって立派な宇宙人なんです。
そんなことをじっくり考えさせてくれるのが、コミックならではでしょう。
読者に外側へと目を向けさせながら、内側へ、
そしてさらに大きく展開していくところが良いですね。
アニメでは、科学的な裏づけもさることながら、そこに社会的な背景を加え、
より具体的な現実感を示します。
宇宙ステーションが運営され、木星往還船が建造されている一方で、国家間のヒエラルキーは進み、経済大国もあれば、内戦の絶えない国もあるのです。
国家の思惑、企業の思惑は、宇宙にいようとも変わりはありません。
企業の一員であれば、会社員としての社会生活が待ってきます。
夢や希望は、消え去るのみ。
それだけ現実に即していれば、真理を体得しているようなコミックのタナベは、
そぐわない存在となります。
だから、アニメ版のタナベは、人間的にも未成熟で、理想を語らねばならないのです。
アニメ版はまだ21話まで(ハキムがタンデムミラーエンジンをぶっ壊すところまで)しか観ていないので、今後、ハチにどういう決着の付け方をさせるのか見ものです。
注)アニメを全話見終わったところで、この記事は書き足し、
または書き直しをするかもしれません。
プラネテス 5冊セット(全4巻+公式ガイド)
ふたごのプラネテス
そいうえば、クラークの「海底牧場」は、宇宙に放り出されたせいで広いところが駄目な広所恐怖症になった、元宇宙飛行士の話でした。
宇宙へ飛び出してみたいと気楽に考えてしまいがちですが、行けば行ったで人生観がかわってしまうのかもしれません。
宇宙飛行士の訓練は水の中で行われるそうですね。
私は水の底もダメです。
先日、TVで放映していた「海猿」の映画内で、海底に取り残されるという場面がありましたが、私が恐怖に凍りついていました(笑)
宇宙の広さに恐怖するとしたら、広所恐怖症になってしまうのも無理は無いような気がします。
果てが実感できないことへの恐怖、自分の拠所が無い恐怖、逃げられない恐怖。
おおっ、こわっ。
過去の宇宙飛行士のなかには、人生観が変わったという人もいるようですよ。
(特に宇宙ものの場合)SFであるための必要条件である「探検の精神」がない、もしくは希薄である、と言うところでしょうか。原作の方は「探検の精神」がぷんぷん匂ってますけどね。
もっともこの考え方を当てはめると日本のアニメは「ガンダム」を始めとしてほとんどSFではないと言うことになりますが…
サイエンス・フィクションの楽しみは、あったらいいなと思うような新しい技術をまことしやかに使って見せるところや、技術が進めばこんなものが作れる、そしてその世界はこんな世界ではないのかと想像力をたくましくさせてくれるところ。
その点で言えば、アニメ版の「プラネテス」は立派なSFだと思います。
確かに、今現在の社会状況を宇宙に移しただけのように思われるかもしれませんが、私は一番現実的な未来の展望ではないかと思います。
だから星雲賞の受賞にも納得なのです。
バリバリハードSFファンであった私は、昔の古き良きハードSFの香りをアニメ版「プラネテス」に感じますよ。
サイエンスにスペキュレイティヴが加わったものの代表としてはやはりレムが代表格でしょうか。
ストルガツキイなど東欧SFはスペキュレイティヴなものが多いような気がします。
コミック版「プラネテス」はどちらかと言えばスペキュレイティヴに近いのではないかと思います。
ヴィリエ・ド・リラダン「未来のイヴ」のように、アンドロイドを題材にしているけれども、SFではない作品もあるわけで、ガンダムはといえば、、、う~ん、う~ん。
ファンタジー?
しかし、だからといってSFとして傑作であるかどうかとか、科学的考証が正しいかどうかとか、作品として優れているかどうかというのはまた別な観点になりますね、私の場合は。
もっともこの考え方を突き詰めていくと、俺がSFだと言ったらSFなのだ、っていう俺様定義にもなりかねませんが(笑)
私の場合は、内容がどの方向に向いているかがポイントになります。
感覚的なものですから、もちろん俺様主義。
俺様主義、バンザイ!
ガンダムはSFだとは思うんですけど、昔からのロボットアニメ的なところも残していていますから、SFとして楽しめるというところまでは行きません。
シードなどほとんど観ていない私が、こんなことを言うのも何ですね、失礼なヤツですね。
娘の勉強のニンジンにしているのです。
先の定期試験では、がんばって2冊ゲットして喜んでいました(平均点○○点以上で1冊、総合○○番以内で1冊などと細かく設定しています)。なんとか高校入試までもたせたいところですが‥。
"プラテネス"もチェックしたのですがなかった。まあ、気長に探してみます。
全部ニンジン?
娘さん、頑張ってくださいね。
と、どこかのおばさんがエールを送っていたとお伝えください(笑)
ドラゴンボールといえば、うちの長男(高3)が小さいとき、セルが登場したとたんに泣き出したという逸話があります。
それまではドラゴンボールのアニメが大好きで、一話も見逃さなかったというのに、それから一切見なくなりました。
今では、それをネタに時々イジメています。
ああ、あの時はあんなに可愛かったのに、、、とか。
「プラネテス」見つかるといいですね。
おお、マンガ版も、読まれたのですね、、。
書き込みもいっぱいで、SF談義も含めて大盛り上がりですね、、。
息子さんの、セルが登場した途端の、、、
話しいいですね、、。
私も、昔、仮面ライダーが、物凄く怖くて、
(一号と、二号の奴です。)泣きながら、見てたのを、
親は、今でも、ネタで言います。
セルな、なんとなく判るような、気もしますね、、。
私はフリーザの唇の色が、なんか嫌でした。
ほのぼの。
泣きながらでも見てたなんて根性あります。
エライ!
フリーザの唇の色、確かに気色悪いですね。
そういえば、前回放送分のトリビアではフリーザさんが副音声を担当してました。
しか~し、何故だかサッサとアルプスの少女ハイジにバトンタッチ。
あれ?
同じ声優さんなの?
まさかね~。