わが娘(高1)は、自分では否定していますが、オタクです。
アニメというか、ある特定の声優の。
その娘のお友達は、さらに輪をかけてオタクです。
とても頭のいい子なんですが。
その友達が、声優のだれ某が出演しているからという理由だけで、アニメ番組をビデオに採集しておりまして、それを娘に貸し出すのです。
これ観てね、と。
それを何気なく娘と観ていた私が、おおっ、こいつは、、、と注目したのが「プラネテス」。
時は2075年。
月には居住空間があり、宇宙ステーションには、民間の企業が進出しており、
人類の宇宙開発の足がかりにしています。
宇宙ステーション内にあるテクノーラ社にはデブリ課という宇宙のゴミの回収を目的とした部署があり、その部署を中心にした人間模様を人間くさく描いているのが「プラネテス」なのです。
SFに詳しい人、特にハード系に明るい人は、宇宙のゴミ(廃棄された衛星など)が、宇宙開発にどのような悪影響を及ぼすかはご存知のはず。
レム「宇宙飛行士ピルクス物語」では、ピルクスが大量のゴミを運ぶというものがありましたね。
また、アニメ内で宙航士と宇宙飛行士を明確に区別しているというところが、
大きな特徴と言えるでしょう。
リアルを追求しているという点では、宇宙ステーション内にある会社といえど、営利目的であり、嫌な上司がいたり、左遷させられたりと現在の社会関係とさしてかわりが無いこと、恋愛したり、子どもができたり、人間関係も至って普通。
そこが宇宙であるという違いだけ。
その違いが、大きな問題でもあります。
月で生まれ育ったたルナリアンは、病院から出ることが出来ず、
宇宙飛行士は長年の船外活動で被爆する。
多少のSF知識があるならば、些細なところにウンウンと頷きながら観てしまう、
そんなアニメなのです。
設定上のリアルさもさることながら、大きな魅力となっているのが、
宇宙空間での美しい映像とその演出です。
宇宙ステーションの概観に、映画「2001年」を思い浮かべた人も多いでしょう。
宇宙空間での静寂も。
そんなところに感動を覚える私。
しかも、これから有人木星探査に出かけるなんて。。。
ああ、マニアだなぁ。
もっとも、登場人物(主要の2人)のキャラ設定が薄っぺらく、それとなく文句がありますが、それ以外はとても面白いのでSF好き(特にハード好き)の方は、一度お試しください。
プラネテス公式HPはコチラ。
DVDはコチラ。
コミックはコチラ
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アニメというか、ある特定の声優の。
その娘のお友達は、さらに輪をかけてオタクです。
とても頭のいい子なんですが。
その友達が、声優のだれ某が出演しているからという理由だけで、アニメ番組をビデオに採集しておりまして、それを娘に貸し出すのです。
これ観てね、と。
それを何気なく娘と観ていた私が、おおっ、こいつは、、、と注目したのが「プラネテス」。
時は2075年。
月には居住空間があり、宇宙ステーションには、民間の企業が進出しており、
人類の宇宙開発の足がかりにしています。
宇宙ステーション内にあるテクノーラ社にはデブリ課という宇宙のゴミの回収を目的とした部署があり、その部署を中心にした人間模様を人間くさく描いているのが「プラネテス」なのです。
SFに詳しい人、特にハード系に明るい人は、宇宙のゴミ(廃棄された衛星など)が、宇宙開発にどのような悪影響を及ぼすかはご存知のはず。
レム「宇宙飛行士ピルクス物語」では、ピルクスが大量のゴミを運ぶというものがありましたね。
また、アニメ内で宙航士と宇宙飛行士を明確に区別しているというところが、
大きな特徴と言えるでしょう。
リアルを追求しているという点では、宇宙ステーション内にある会社といえど、営利目的であり、嫌な上司がいたり、左遷させられたりと現在の社会関係とさしてかわりが無いこと、恋愛したり、子どもができたり、人間関係も至って普通。
そこが宇宙であるという違いだけ。
その違いが、大きな問題でもあります。
月で生まれ育ったたルナリアンは、病院から出ることが出来ず、
宇宙飛行士は長年の船外活動で被爆する。
多少のSF知識があるならば、些細なところにウンウンと頷きながら観てしまう、
そんなアニメなのです。
設定上のリアルさもさることながら、大きな魅力となっているのが、
宇宙空間での美しい映像とその演出です。
宇宙ステーションの概観に、映画「2001年」を思い浮かべた人も多いでしょう。
宇宙空間での静寂も。
そんなところに感動を覚える私。
しかも、これから有人木星探査に出かけるなんて。。。
ああ、マニアだなぁ。
もっとも、登場人物(主要の2人)のキャラ設定が薄っぺらく、それとなく文句がありますが、それ以外はとても面白いのでSF好き(特にハード好き)の方は、一度お試しください。
プラネテス公式HPはコチラ。
DVDはコチラ。
コミックはコチラ
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特にはちまきが休暇で月に1週間くらい飲まず食わずで
ぼーっとしていたという場面が大好きです。
(確かなにかのトラウマでおかしくなってしまっている設定でした)
自己の境、精神の境、皮膚の境、脳の知覚の限界
などをを思って読んでました。
有人探査の行く先が他でもない木星だってところがいいですよねえ。もっとも、土星じゃ遠すぎるせいかもしれませんが。
私は冷徹なロックスミス博士のキャラクターにガツンとやられてしまいました。
アニメの方はDVDの5巻まで見ました。
非常にまじめでリアルな作品で、アニメとしてはかなり異色の作品では、と思います。
特にタナベはアニメとマンガでは全く違う人物になってます。アニメはいかにも~って感じですよね。
そのタナベと同姓同名の人を知ってるのでなんとなく親近感の沸いた作品でした。
状況としましては21話まで。
娘のお友達に続きを借りなくちゃ。
アニメでは、船外活動中に命綱を切り、宇宙空間に単独で放り出されたことから起因して、精神的なダメージを受けてしまうというものでした。
一種のパニック障害ですね。
空間認知度テストなるものは、↑に挙げた「宇宙飛行士ピルクス物語」にも同じようなテストを受ける場面があります。
自己の境、精神の境、皮膚の境、脳の知覚の限界。
心理描写も細かく描かれていました。
このアニメは、「ピルクス」を思わせるものが多数出てきて、大変興味深いです。
私も好きですよ~。
徹底した目的実行主義がイイ!
まったくもって、嫌なやつですけどね~。
悪役は、あれくらい徹底していなくちゃ。
それは良かった。
それならコミックも読めそう。
登場人物、特に主役級の2人があまりにも薄っぺらいので、ちょっとうんざり気味だったのですが、ハチマキは成長しそうだし、ぺらいほうが今の若者にとっては等身大なのかもしれないですね。
そうそう、私のお気に入りのキャラはエーちゃん。
回し蹴りにシビレました。
マンガの方はもっと不思議ちゃんです。
マンガを先に読んでたうちの娘達はアニメのタナベに大ブーイングでした。
マンガには半課などありませんし。第一ハチマキたちはテクノーラ社員ではなかったような…
かなりアニメオリジナルのキャラが多いですよ。
不思議キャラなのか。。。
ブーイングする気持ち、わかるわかる。
オリジナルが多いとするとエーちゃんはコミックには出ない?
フィーさんは出るよね?
我が家ではアニメでの「切れちゃうよぉ~!」がギャグとして確立しているんですが。
indi-bookです。
アニメもマンガも見てました。
↑上記の皆様のコメントで先を越されてしまいましたが、
マンガとアニメは、別ぐらいに思ったほうが、良いですね
私も、初期は、こんなんじゃない、、とちょっと
イライラしてみてましたが、途中からは、納得しました。
どちらも、宇宙開発のネガティブなところも、
きっちり描く、ハード路線なので、所謂、ハードSFだと思います。