絶望した！アレルギー物質が猛威をふるうこの世の中に絶望した！

３月末にちょっと無理をしたら、てきめんに花粉症の症状が悪化してしまいました。
目のかゆみはさほどでもありませんが、くしゃみ鼻水でティッシュは手放せません。
身体はだるいし、頭は痛い。
叫び声のひとつもあげたくなります。
叫んでみました。
絶望先生口調で。

絶望先生というのは、次男の友人が貸してくれたコミック「さよなら絶望先生」で、我が家では一大ムーヴメントを巻き起こしています。
坊ちゃん風のいでたちをしている表紙の男が主人公の絶望先生。
名前は「糸色（いとしき）望（のぞむ）」。
だから絶望先生。
新任教師として赴任するあたりは、まさに坊ちゃんな設定で、個性的な登場人物との変わった学園ドラマかと思いきや、社会風刺的な内容もあったりして、なかなか奥も深い（そうか？）。
作者はかなりの文学好きらしく、文学的小ネタが多く、知っている人は知っている的なやりっぱなし感がたまらない。
小ネタといえば、背景にもいろいろとネタが配されているので、隅から隅までのネタ探しのために、一冊読むのにかなり時間を要します。
読んですぐポイとされないように意図的に仕組んでいるにちがいない。
やるな。

コミックで、最近読んで面白いなと思ったもう一つは「もやしもん」。

これは、農業高校に通う娘の友人が貸してくれました。
「もやしもん」は農業大学を舞台にしているので、冊子自体も環境に優しい古紙再生紙１００％。
このこだわりからして面白い。
農業高校と農業大学、共通点は敷地の広さ。
そういや、長男の通っていた工業高校には森があった。
切り出し実習用の。
なんにしても、特化しているところは変わっている。
ところで、このコミックでいたるところで出てくる「かもすぞ～」という言葉、子どもたちには、いまひとつピンとこなかったらしい。
私も説明に困った。
「醸す」って、普段の生活のなかでは使わないしね。

この２つのコミックは、アニメ化されているらしい。
絶望先生は、中高生に人気がありそうだが、「もやしもん」は、、、と思っていたら、姉の子ども（まだ小学校低学年）が、オリゼーたちのことを菌ちゃんと呼んでいた。
なるほど、そっちで人気なのね。

さよなら絶望先生 第1集 (1) (少年マガジンコミックス)
もやしもん―TALES OF AGRICULTURE (1) (イブニングKC (106))