度々記事に登場する我が娘ですが、今春から女子高生になりました。
彼女の通う高校は、なんと農業高校なのです。
敷地も広く、一年生は入学すると科を問わず全員が一区画ずつ圃場(畑のこと)を分け当たえられ、スイカを育てます。
土がいいので1個6キロぐらいの立派なスイカが夏には収穫でき、3個まで家に持ち帰れるそうです。
スイカ片手に電車に乗り込む高校生の姿を想像してみましょう、、、ぷぷっ。
彼女は動物科学科に在籍していますので、牛の世話をする曜日が決まっていて、当番を休んでしまったら、次の日には必ずやらなければならないそうで、その理由は「牛は生きているから」。
ここの動物科でまことしやかささやかれているうわさは、牛を死なせたら退学、病気にしたら停学、地震などの災害時の最優先事項は動物の救出。
両手に小動物を抱えて避難するのは当たり前、人間よりも動物優先なんだとか。
後に判明したところでは、すべて本当のことらしいです。
普通高校とはまったく違い、勉強に追われる高校生活とは一線を画し、のんびりゆったりしているのがおわかりになるでしょうか。
娘はとても楽しそうです。
さて、本書の主人公エムズワース卿も通常の人々とは一線を画す人物。 . . . 本文を読む