今朝、テレビのニュースで大きく取り上げられていた『シャンプーの無許可製造』について書いてみよう。
高槻市のHPより
今般、東京都の事業者が化粧品製造販売業及び化粧品製造業の許可を受けていないにも関わらず、これらの許可証を偽造した上で、「MEDULLA（シャンプー及びリペア）」他4品目の化粧品を製造販売していた事例が発生し、東京都は当該事業者に対して回収命令及び報告命令を行いました。また、その後の東京都による調査及び報告命令に基づき当該事業者から提出された報告書の内容から、新たに「川崎の恵み シャンプー 空」他19品目の化粧品を製造販売していた事実が判明したため、東京都は改めて回収を命じました。
当該化粧品については、その販売・授与の中止や回収が命じられていますが、実際の製造者に関する情報や実際に含有されている成分が不明であるなど、安全性が確認されていないため、保健衛生上の危害の発生・拡大防止の観点から、厚生労働省より注意喚起がなされておりますので、市民の皆様へお知らせいたします。
本件の回収命令の対象は以下のとおりです。
（1）ＭＥＤＵＬＬＡ（シャンプー及びリペア）
（2）キュンキュン シャンプー
（3）シアバター ５０ｓ
（4）神水
（5）アロマボディ シャンプー
（6）川崎の恵 シャンプー 空
（7）川崎の恵 プロテクションスタイリング 緑
（8）川崎の恵 プロテクション 愛
（9）川崎の恵 トリートメント 青
（10）宙の詩
（11）宙2モイスト
（12）Ｚａｒｄａ シャンプー
（13）Ｂｅｅｆｉｎｅ シャンプー
（14）クーリングスキャルプシャンプー
（15）Ｔｈｅｒａｐｉｃｉａｎ Ｓｈａｍｐｏｏ
（16）Ｔｈｅｒａｐｉｃｉａｎ Ｔｒｅａｔｍｅｎｔ
（17）シャンセ シャンプー 笙
（18）シャンセ シャンプー 紗
（19）シャンセ トリートメント 紗
（20）華ボディソープ
（21）エゾ ディアー オイル シャンプー
（22）エゾ ディアー オイル ボディソープ
（23）エゾ ディアー オイル トリートメント
（24）エゾ ディアー オイル クリーム
（25）エコボタニカルシャンプー
詳細については、下記のホームページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02083.html
今回の事件で本当の被害者は誰だろう？
例えば上記に書かれていたシャンプーについて調べてみたら、ある美容室のHPに辿り着きました。
その紹介文には「お客様や地域のためにオリジナル製品をつくりました」と書かれていました。
しかも商工会や観光協会にまで「名産品認定されています」と書かれ全国へ通信販売までされていたようです。
この紹介文を見ると、実際には自分で考えた製品ではなく、単にOEM製品だった事を露呈するだけではなく、この美容室の経営者の人格までを疑われてしまうような事にもなりかねませんね。
最近は多くの美容師さんが『オリジナル商品』として個人でOEM製品の製造販売をするようになりましたが、その目的のその大半は、どんなに「消費者の為」と言っていても結局は自分達の利益拡大と名声を上げる事に過ぎないと私は思っています。
実際にＯＥＭ製造はメーカーにとっても安くに買い叩かれる事が多く、製造コストにも制限が掛けられ、安く製造した商品を『オリジナル製品』という付加価値を付けて高価格帯で販売する事がほとんどです。
実はセーヌやラ・ポーデュべべはクレールのＯＥＭ製品ではありません。
私がそうしなかった理由は「この商品に関わる全ての人達が同じように利益を得られるように」との思いからでした。
それは考案者、製造者、販売協力店（美容室）そして何よりも使って頂いたユーザー様など、全ての方々が幸せになれる事を願ったからです。
先日も久しぶりに工場見学をしましたが、そこにはたくさんの研究員さんやパートタイマーの女性が汗水流して一生懸命に働いておられました。
その姿を見て改めて感謝の気持ちで一杯にんり、セーヌやラポーデュベベをニッシン化研さんの製品とした事について本当に良かったと思いました。
今回のシャンプー剤の無許可製造販売は我欲にまみれた違法行為により消費者に不利益が講じたことは紛れもない事実だと思います。
それにしても、これまではオリジナル商品として宣伝してきたＨＰの差し替えや商品回収をせざる負えない美容室や商工会議所など各関係者の方々は気の毒でなりませんね。
高槻市のHPより
今般、東京都の事業者が化粧品製造販売業及び化粧品製造業の許可を受けていないにも関わらず、これらの許可証を偽造した上で、「MEDULLA（シャンプー及びリペア）」他4品目の化粧品を製造販売していた事例が発生し、東京都は当該事業者に対して回収命令及び報告命令を行いました。また、その後の東京都による調査及び報告命令に基づき当該事業者から提出された報告書の内容から、新たに「川崎の恵み シャンプー 空」他19品目の化粧品を製造販売していた事実が判明したため、東京都は改めて回収を命じました。
当該化粧品については、その販売・授与の中止や回収が命じられていますが、実際の製造者に関する情報や実際に含有されている成分が不明であるなど、安全性が確認されていないため、保健衛生上の危害の発生・拡大防止の観点から、厚生労働省より注意喚起がなされておりますので、市民の皆様へお知らせいたします。
本件の回収命令の対象は以下のとおりです。
（1）ＭＥＤＵＬＬＡ（シャンプー及びリペア）
（2）キュンキュン シャンプー
（3）シアバター ５０ｓ
（4）神水
（5）アロマボディ シャンプー
（6）川崎の恵 シャンプー 空
（7）川崎の恵 プロテクションスタイリング 緑
（8）川崎の恵 プロテクション 愛
（9）川崎の恵 トリートメント 青
（10）宙の詩
（11）宙2モイスト
（12）Ｚａｒｄａ シャンプー
（13）Ｂｅｅｆｉｎｅ シャンプー
（14）クーリングスキャルプシャンプー
（15）Ｔｈｅｒａｐｉｃｉａｎ Ｓｈａｍｐｏｏ
（16）Ｔｈｅｒａｐｉｃｉａｎ Ｔｒｅａｔｍｅｎｔ
（17）シャンセ シャンプー 笙
（18）シャンセ シャンプー 紗
（19）シャンセ トリートメント 紗
（20）華ボディソープ
（21）エゾ ディアー オイル シャンプー
（22）エゾ ディアー オイル ボディソープ
（23）エゾ ディアー オイル トリートメント
（24）エゾ ディアー オイル クリーム
（25）エコボタニカルシャンプー
詳細については、下記のホームページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02083.html
今回の事件で本当の被害者は誰だろう？
例えば上記に書かれていたシャンプーについて調べてみたら、ある美容室のHPに辿り着きました。
その紹介文には「お客様や地域のためにオリジナル製品をつくりました」と書かれていました。
しかも商工会や観光協会にまで「名産品認定されています」と書かれ全国へ通信販売までされていたようです。
この紹介文を見ると、実際には自分で考えた製品ではなく、単にOEM製品だった事を露呈するだけではなく、この美容室の経営者の人格までを疑われてしまうような事にもなりかねませんね。
最近は多くの美容師さんが『オリジナル商品』として個人でOEM製品の製造販売をするようになりましたが、その目的のその大半は、どんなに「消費者の為」と言っていても結局は自分達の利益拡大と名声を上げる事に過ぎないと私は思っています。
実際にＯＥＭ製造はメーカーにとっても安くに買い叩かれる事が多く、製造コストにも制限が掛けられ、安く製造した商品を『オリジナル製品』という付加価値を付けて高価格帯で販売する事がほとんどです。
実はセーヌやラ・ポーデュべべはクレールのＯＥＭ製品ではありません。
私がそうしなかった理由は「この商品に関わる全ての人達が同じように利益を得られるように」との思いからでした。
それは考案者、製造者、販売協力店（美容室）そして何よりも使って頂いたユーザー様など、全ての方々が幸せになれる事を願ったからです。
先日も久しぶりに工場見学をしましたが、そこにはたくさんの研究員さんやパートタイマーの女性が汗水流して一生懸命に働いておられました。
その姿を見て改めて感謝の気持ちで一杯にんり、セーヌやラポーデュベベをニッシン化研さんの製品とした事について本当に良かったと思いました。
今回のシャンプー剤の無許可製造販売は我欲にまみれた違法行為により消費者に不利益が講じたことは紛れもない事実だと思います。
それにしても、これまではオリジナル商品として宣伝してきたＨＰの差し替えや商品回収をせざる負えない美容室や商工会議所など各関係者の方々は気の毒でなりませんね。
