スキンケアについて思う事。
そもそもお肌とは「表皮」「真皮」「皮下組織」と3層状に分かれ、それぞれ部位によって厚さは0.6mm~3mmと異り、平均すると2mm程度です。
その中で表皮(角層)は、わずかに0.2mm程しかありません。
その表皮(角層)はさらに4層に分かれ、表皮の一番外側に位置する角層は、たった0.02mm程度しかありません。
それ程までに薄い角層は頭のてっぺんから足の先まで体全体を薄い膜で覆い、アレルゲンなどの外的の侵入を防ぎ、また体内の水分を蒸発させないためのバリア機能を持つています。
また表皮は口内から肛門と切れ目なく繋がっているため消化器官の内臓に対して『外蔵』と呼ばれる重要な器官であることは間違いありません。
その為、便秘など消化器官に不調が起きるとニキビや肌荒れと言うサインとなって現れます。
そう思うと食べ物の安全性(無添加や刺激物)に拘るのと同じように肌につける物の安全性に拘る事がとても大切な事が分かってきますね。
(なのにシャンプーや化粧品は石油由来成分の物を使っている事が多い。これでは頭皮や髪や肌の健康に良くない事は容易にわかります)
少なくとも私はそう思いながら化粧品の開発をしています。それはシャンプーやスキンケアに至るまで同じコンセプトで。
また化粧品の広告のイメージには「奥まで浸透」や「何時までも潤う」「お肌のための栄養たっぷり」などの一見良さそうな文言が並びますが、果たして本当なのでしょうか?
1、『奥まで浸透?』
これについては、角層はモルタル構造(レンガを積み重ねたような)になっているのですが、それは外部からの異物(どんなに良いものでも肌の素材以外は異物である)を真皮に侵入させないようなバリア構になっているが、そこにナノ化(分子を小さくし浸透性を高める)した化粧品が簡単に通過するようになると細胞間の資質も崩れ、バリア機能を果たさず、アレルギー感作しやすくなる事も考えられます。
2、『何時までも潤う?』
最近の化粧品はヘアケア製品にシリコンを配合する事が懸念されるようになりましたが、シリコンは最も水に溶けにくく乾いても柔らかく異常なまでにツルツルする性質から疑似的に潤っているような感触と艶を出すのには最も適しているとメーカーは思っています。しかし、その生分解性の悪さやビルドアップ(落ちないので蓄積する)することから、長く使いつ続けるとモッタリと重くなり肌の新陳代謝の妨げにもなります。
3、『お肌の栄養?』
これについては論外で動物の血、肉、骨の細胞は全てた食物の栄養素からから作られます。皮膚からの栄養吸収で美肌が作られる事は殆ど考えられません。
簡単な説明になりましたが、良くするためのはずの化粧品が、案外と外になる事も多々あるのです。
結論的には肌の健康を守るのは水分コントロールや紫外線、花粉、タバコの煙、PM2.5などの外的要因をどうやって防ぐのか?がとても重要なポイントになのです。
また、それを安全に行うための原材料を厳選し作った化粧品こそが表皮(角層)の役割をしっかりと果せるようになるのだと思っています。
毎日それを考えて日々研究に精進しています。
長年の相棒です。
このモイストチェッカーと自分の肌の感覚と経験だけが今のセーヌやラ・ポーデュベベの製品開発を支えてきました。
難しい計測器は要りません。なぜなら最後は人の五感に訴えかけるものだから・・・
お肌の健康を守るためには『優しく洗える洗顔』『しっかり潤いを与えるスキンローション』『新陳代謝を助ける善玉菌を増やすローション』
基礎化粧品は、この三つがあれば良いのでは?
そもそもお肌とは「表皮」「真皮」「皮下組織」と3層状に分かれ、それぞれ部位によって厚さは0.6mm~3mmと異り、平均すると2mm程度です。
その中で表皮(角層)は、わずかに0.2mm程しかありません。
その表皮(角層)はさらに4層に分かれ、表皮の一番外側に位置する角層は、たった0.02mm程度しかありません。
それ程までに薄い角層は頭のてっぺんから足の先まで体全体を薄い膜で覆い、アレルゲンなどの外的の侵入を防ぎ、また体内の水分を蒸発させないためのバリア機能を持つています。
また表皮は口内から肛門と切れ目なく繋がっているため消化器官の内臓に対して『外蔵』と呼ばれる重要な器官であることは間違いありません。
その為、便秘など消化器官に不調が起きるとニキビや肌荒れと言うサインとなって現れます。
そう思うと食べ物の安全性(無添加や刺激物)に拘るのと同じように肌につける物の安全性に拘る事がとても大切な事が分かってきますね。
(なのにシャンプーや化粧品は石油由来成分の物を使っている事が多い。これでは頭皮や髪や肌の健康に良くない事は容易にわかります)
少なくとも私はそう思いながら化粧品の開発をしています。それはシャンプーやスキンケアに至るまで同じコンセプトで。
また化粧品の広告のイメージには「奥まで浸透」や「何時までも潤う」「お肌のための栄養たっぷり」などの一見良さそうな文言が並びますが、果たして本当なのでしょうか?
1、『奥まで浸透?』
これについては、角層はモルタル構造(レンガを積み重ねたような)になっているのですが、それは外部からの異物(どんなに良いものでも肌の素材以外は異物である)を真皮に侵入させないようなバリア構になっているが、そこにナノ化(分子を小さくし浸透性を高める)した化粧品が簡単に通過するようになると細胞間の資質も崩れ、バリア機能を果たさず、アレルギー感作しやすくなる事も考えられます。
2、『何時までも潤う?』
最近の化粧品はヘアケア製品にシリコンを配合する事が懸念されるようになりましたが、シリコンは最も水に溶けにくく乾いても柔らかく異常なまでにツルツルする性質から疑似的に潤っているような感触と艶を出すのには最も適しているとメーカーは思っています。しかし、その生分解性の悪さやビルドアップ(落ちないので蓄積する)することから、長く使いつ続けるとモッタリと重くなり肌の新陳代謝の妨げにもなります。
3、『お肌の栄養?』
これについては論外で動物の血、肉、骨の細胞は全てた食物の栄養素からから作られます。皮膚からの栄養吸収で美肌が作られる事は殆ど考えられません。
簡単な説明になりましたが、良くするためのはずの化粧品が、案外と外になる事も多々あるのです。
結論的には肌の健康を守るのは水分コントロールや紫外線、花粉、タバコの煙、PM2.5などの外的要因をどうやって防ぐのか?がとても重要なポイントになのです。
また、それを安全に行うための原材料を厳選し作った化粧品こそが表皮(角層)の役割をしっかりと果せるようになるのだと思っています。
毎日それを考えて日々研究に精進しています。
長年の相棒です。
このモイストチェッカーと自分の肌の感覚と経験だけが今のセーヌやラ・ポーデュベベの製品開発を支えてきました。
難しい計測器は要りません。なぜなら最後は人の五感に訴えかけるものだから・・・
お肌の健康を守るためには『優しく洗える洗顔』『しっかり潤いを与えるスキンローション』『新陳代謝を助ける善玉菌を増やすローション』
基礎化粧品は、この三つがあれば良いのでは?