クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

後を絶たない!?

2019年06月25日 | 安全な美容を選んでね
昨日は遠方のお客様から感動のメールを頂き本当に嬉しかったことを書かせて頂きましたが、また昨日はこの業界における残念なニュースがありました。

その記事の内容は?

神戸市の会社が、まつげ用のパーマのクリームをインターネットで無許可で販売し、健康被害が出ていたことが分かり、警察は、この会社の役員を医薬品・医療機器法違反の疑いで逮捕しました。
全国で3億円余りを売り上げていたとみて捜査しています。

無許可で販売されていたのは、神戸市中央区の「内外治療院」が製造したまつげ用のパーマのクリームです。
警察によりますと、この会社では、美容室で行う「まつげパーマ」を自宅で手軽にできるとして、インターネットのサイトでまつげをカールする器具とセットでクリームを販売していましたが、去年、購入した人から「まぶたが炎症をおこした」と健康被害の相談が兵庫県に寄せられていたということです。
警察が調べたところ、クリームは医薬部外品にあたり、製造販売には国の許可が必要なのに得ていなかったということで、警察は、役員で実質的な経営者の山岡正敏容疑者(53)を、24日、医薬品・医療機器法違反の疑いで逮捕しました。
「まつげパーマ」は目が大きく見えるとして若い女性に人気で、山岡容疑者は、業者から仕入れた頭髪用のパーマ液を小分けにして「まつげ用」として販売していたということです。
警察は、この3年間でおよそ12万セット、3億2000万円を売り上げていたとみて捜査しています。
警察によりますと、調べに対し、容疑を認めているということです。


先日もシャンプーの無許可販売の事件について書きましたが、この業界だけに限りませんんが近年では本当に詐欺や違法行為が多くなりましたね。
これまで勤勉に働き続けてきた、昔の日本人気質は何処に行ってしまったのでしょうか?

この事件が発覚したのは消費者から健康被害が切っ掛けでしたが、実は氷山の一角なのかも知れませんね。
中には業務用のシャンプー剤を小分けして販売する美容ディーラーさんや美容室もあると聞きますが、これも我欲に満ちた人たちの詐欺行為の一つでは無いでしょうか?

これなどは一見、大した問題では無さそうですが、業務用で仕入れる事で仕入れ単価が極端に下がるのですが、例えその製品に手を加える(原料などを足す)事がなくても容器を入れ替えて売るには製造工場の認可証が必要です。
そのため、容器の移し替えは薬事法違反となり発覚すると法律で罰せられます。
何よりも製品に雑菌などが繁殖しやすくなるため、製品の安定性の問題が生じる事もあります。

最近はセーヌやラ・ポーデュベベの製品をお使いになられた方々からの感想をお聞かせいただいて、嬉しい事がたくさんあり改めて美容に携わり良かったなと思っていただけに、こんな法律違反を犯したりして得られた利益が本当に良い物なのか?と思うと本当に残念でなりませんね。

何はともあれ、自分の体に直接触れる美容商材を選ぶ時には安全性に十分に気を付けて下さいね。


コメント
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