誰もが人事だと？

昨日は「日本予防医学美容家協会」の勉強会に行きました

もう１５年以上も前から、この協会には熱心な美容師さんがたくさん来られます

実は、この協会の発展のために私も設立当初からサポートさせて頂いてきましたが、今でもこんなに熱心に勉強されている美容師さんがいる事を本当に嬉しく思うし、ここにはサービス業の本来の姿があると強く感じます

大型チェーン店や競合店が犇く中、女性の脱毛や小児脱毛の改善の施術を行う事は、ある意味失う物も多く、商売（利益追求）と言う観点からは受け入れ難い物でもあります

そもそも、育毛の定義とは「健康な髪を育てる事」と言うことであり「髪を増やす」とか「生やす」と言った発毛とは少し違います（結果的には新生毛が生えるような環境が整う）

つまり、日頃のパーマやヘアカラーなどの施術方法を見直すだけでも、頭皮や髪の健康が保たれ、抜け毛・薄毛・髪が痩せるなどの予防にも繋がるのです

その意味では、パーマとヘアカラーを同日に行うなどの施術は最も危険で、いくらヘッドスパなどのケアメニューを行っても良い結果は得られません（女性の脱毛症の8割ぐらいは化学薬品の乱用です）

勿論、ヘアケア商品にも同じ事が言えますが、どんなに安全と謳っていても香料や色素などを配合していれば、それだけでアウトとなります（皮膚科では絶対にアウトのレベルです）

だからこそ、これからも一般消費者のためには勿論の事、女性の育毛に真面目に取り組んでいる美容師さんのためにも、より良い結果が得られるような商品開発を続けていこうと思います

最近の女性の脱毛の悩みの増加はカツラのＣＭが増えている事で、重大な社会問題である事が伺えますが「誰もが人事」だと思っていると思います

環境汚染や化学物質に対する生態系の変化は間違いなく迫っているのです

だからこそ、予防の大切さを知って欲しいと思います