これは常々、私がお客様にお話させて頂いていますが清潔にしすぎることも問題になることがあります。
以前、お客様から「今日は娘を皮膚科に連れて行きます」と言う話になり「何かあったんですか?」と尋ねると「アレルギーは無いけど最近、急に体中が痒くなったそうだから」とお答えになりました。
そこで私は「ボディーソープをお使いではないですか?」と尋ねると「そうです」とお答えになったので「まずは皮膚科に行く前にボディーソープを止めて見てください」と話しました。
数日後、そのお客様から「ボディーソープを止めたら治りました」とのお電話がありました。
もし、あの時に皮膚科に行かれていたら原因を特定されないまま薬を処方されていたかもしれません。
なぜなら病院ではボディーソープを使っている事などを尋ねないケースがほとんどだからです。
もう、おわかりかと思いますが、皮膚の疾患に多く見られるのは、生分解性の悪い石油系の合成海面活性剤は溶解性が強く、その残留性により表皮が薄くなりアレルゲンが進入しやすくなり過敏に反応する事が多いのです。
さらには皮膚のバリア層を作る(保つ)皮膚常在菌も死滅するため乾燥や肌荒れは酷くなるのです。
でも、これは頭皮も同じことが言えるのです。
本当は育毛も洗い過ぎに気をつけることが良いのですよ。
これは一般にTVなので言われている事と逆の発想なので驚かれることが多いのですが、ゴシゴシと強く擦らず、生分解性の良いシャンプー剤で洗うだけでも多くの方が健康な髪を取り戻しているのです。
これも常々お客様にお話している事ですが。