90cmタンクデータ。

 今日は、私の住む地域に初雪が降りました。積もりはしませんでしたが、けっこう降りました。また今日、とある事情からADAの方から電話がありましたが、29日も働いていることに少々驚きました。思わず、今日もお仕事なんですねーって言ってしまいましたが、担当者の方は笑っていました。
 さて、今日は現在維持している水槽のデータを一度整理しておこうと思い、まとめてみることにしました。これらは私自身の備忘録として、またブログの目次として機能するものを残しておこうと思い作成しました。なお下記のリンクは、過去の記事にリンクしています。
 それと、今年は今日が最後の更新になります。来年もどうぞ私とこのブログを宜しくお願いいたします。ご覧になられている方々にとって、よいお年を迎えられることをお祈りいたします。



『90cm水槽』 2006年12月28日現在
【生体】コリドラス(Co.)ステルバイ×3Co.シュワルツィー×4Co.デビッドサンジィー×3、Co.アトロペナソナータス×3、Co.アラグアイアエンシス×1、Co.シミリス×1、Co.ソダリス×1、Co.レオパルダス×1、オトシンクルス×1、石巻貝×5、ミナミヌマエビ×uncountable

【水草】南米ウィローモス、ボルビティス・ヒュディロティ、アヌビアス・ナナ、アマゾンチドメグサ、アマゾンフロックビット、コケ(黒ヒゲ、緑色糸状藻、緑色斑点状藻、、、)

【レイアウト素材】流木

【底砂】田砂 10kg〔AFジャパン〕+流砂 10kg〔ストーンディーラーシンセー〕

【水槽】クリアスティングレイー CS-113ST〔NISSO〕 約150L

【水槽台】マルチキャビネット 900L(黒)〔コトブキ〕

【照明】ソーラーI〔ADA〕、18:00-26:00(8時間)

【照明スタンド】アクアアーチ60〔TFWインターナショナル〕

【CO2】NEW CO2おまかせフルセットα〔資技研〕+スピコン〔ピスコ〕+カボーションルビー〔ADA〕、CO2ストーン〔資技研〕 二秒一滴、18:00-26:00(8時間)

【エアー】ノンノイズ W-300〔日本動物薬品〕+セラミックエアーストーン丸25φ〔いぶき〕、2:00-19:00

【タイマー】アクアクロック〔GEX〕

【濾過】プロフェッショナル3e 2076〔エーハイム〕、780L/hr、吸水:P-1フィルター〔テトラ〕、排水:付属シャワーパイプ+バイオフィルター(底面吹き上げ)〔NISSO〕

【ヒーター】サーモスタットSX-003、EX-003〔共にGEX〕、ヒーター200W×2

【温度計】クリスタル温度計S〔GEX〕、マルチ水温計〔日本動物薬品〕


メンテナンス
【換水】週に一度、約1/3量(50L)

【水質調整】浄水器+アクアセーフ〔テトラ〕規定量+ブラックウォーター〔テトラ〕規定量1/3

【肥料】グリーンブライティSTEP3、自作炭酸カリウム溶液、適当
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我が家のコリドラスさま。part.3 ステルバイ編。

 今日は、連載企画の「我が家のコリドラスさま。」シリーズ第三弾です。一週間ほど前に、飼っているコリドラスをご紹介しましたが、今日はその続きを書いてみたいと思います。
 今日、紹介するコリドラスは、じゃん!Co.ステルバイです。黒い体に白色のスポットが入り、胸ビレがオレンジ色であることが特徴です。似たり寄ったりと言われることの多いコリドラスの中では、インパクトがある(初めての方でも覚えやすい)種類だと思います。現在では、Co.アドルフォイと並んでコリドラス人気ランキングの上位にランクしています。私が最初に覚えたのは、このCo.ステルバイでしたし、私をアクアリウムの世界に引きずり込んだのもステルバイでした。今日は、そんな私の思い出話を聞いてください。



 この上の写真がCo.ステルバイが私の人生を変えた張本人(張本魚?)です。
 私の知る限り6年以上生きている我が家の最長老です。私の水槽に来てから3年半が経ち、私はその2年半前からコイツを知っています。右目の下にほくろ(?)があるのが特徴でして、何度も産卵を経験しているベッピンさん(死語?綺麗な女性って意味)です。

 先ほど書いたように、コイツに出会わなければ、今のようなアクアリウムへの情熱はありませんでした。出会った当時、コイツは私が在籍していた大学院の研究室で飼われていました。研究室から水槽を撤去するときに、たまたま私が引き取りました。そのとき、私はまったくのアクア初心者。週に一度の水換えを面倒と思っていた不届き者でした。でも飼い始めた以上、責任を感じて色々と勉強しましたよ。しかしコイツには亜硝酸たっぷりの水槽で飼ってしまったり、底砂の掃除を怠ったためにヒゲを溶かしてしまったりと、本当に辛い思いをさせてしました。3度の引越しにも耐えてくれて、これまでの間、私と共に生きていてくれています。



 今、我が家には3匹のステルバイがいますが、どれも大のお気に入りです。最長老のステルバイも若い衆に負けず劣らず、餌をムシャムシャ頬張っています。今は少しは快適に生活できているのでしょうか?ずっとずっと生きていてもらいたいです。


更新情報。
 先日の「プロフェッショナル3e 2076。」の記事に、底面フィルターへの接続について追記しました。
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ADAのカレンダー。

 こんばんわ。今日から数日間、太平洋側沿岸地域は天候が荒れるようです。記録的な暴風、高波の恐れがあるようですので、警戒地域にお住まいの方々におかれましては、十分にご注意ください。
 最近、ADA製品のデザインや使いやすさに取り憑かれていて、なんだかんだと言いながらADA製品を購入する機会が多くなりました。一つ一つが高価なので、なかなか買うことができないのですが、ちょこちょこっと買い足しています。今回は、ちょっと奮発してADA製品を中心に数点ほど購入しました。いづれ近いうちに、ブログでも購入した製品のレポートをしたいと思います。今日はカレンダーについて書いてみたいと思います。



 数冊のアクアジャーナルと共にカレンダーも購入してみました。実は、初めてADAのカレンダーを手にしました。どうも噂によるとADAのカレンダーには、得意先に配布用のロゴの入ったカレンダーと、販売用のロゴの入っていないカレンダーがあるようです(間違っていたら、ごめんなさい。この情報の信憑性は未知数です)。
 残念ながら、私はロゴ入りカレンダーを入手することはできませんでした。もらえないようなら、販売用カレンダーでいいから一度見てみたいなって思って色々探したのですが、なかなか見付からず。手に入れられないと段々とムキになって執着するのは人の常。絶対に手に入れるぞとなぜか気合が入り、近所のアクアショップ、実家の近くのショップ、、、色々と触手を伸ばしたのですが、なぜか12月初旬にも関わらずどこにも売っていないのです。私の探した店が偏っているせいかもしれませんが、とにかく私の手元には一向に入ってきません。
 そんなとき、通販ショップのレーヨンベールアクアさんに在庫があることを知りました。早速、カレンダーを含めて数点注文し、念願のカレンダーを手にすることができました。めでたし、めでたし。
 内部の写真は、おそらく著作権もあると思いますので、ここでの公開は控えますね。ただカタログやアクアジャーナルをご覧の方には馴染みの深い水景でありました。
 
 

 表紙なら大丈夫だと思いますので、アップします。これはカレンダー表紙の左下の一部ですが、ADAを示す表記はこれしかありません。他も探しましたが、カレンダーには確かにADAのロゴは見当たりませんでした。1000円程度ですので、今の時期に購入するカレンダーとしては安いほうだと思います。アイドルやアニメのカレンダーの方が高いみたいですからね。みなさんもいかがですか?



 書き込むスペースが無いと妻には不評です。
 ん?ちょっと待てよっと。このカレンダーの良さは実用性うんぬんというよりも、インテリアとしての水景だろ!殴り書きは絶対によしてくれ。
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プロフェッショナル3e 2076。

 今日はクリスマス。そして、今年最後の一週間の始まりです。私の職場では、27と28日が大掃除デーということですので、実質、今日と明日しか仕事ができません。と思っていたら、結局29日もやることができてお仕事です。楽しいなー仕事って(泣)。
 さて、今日も昨日の続きで、新しく導入した外部フィルターについて書いてみたいと思います。昨日は機能について(洒落のつもりはありません)書きましたが、今日は実際のセッティングと使用感について書いてみます。

 今回ご紹介するプロフェッショナル3e 2076はメインの90cm水槽に設置しました。この90cm水槽には以前まで、エーハイムのクラシック2213を2台とサブフィルター2213を2台の計4台を使っていたので、合計すると濾材は約10L程度使用していた計算になります。一方、2076の濾材容量は、説明書によれば6L少々(生物濾過用に6L。物理濾過用に0.6Lです)。容量ダウンが少々気がかりですが、ここは量よりも質だと自分に言い聞かせて気にしない振り。もう購入してしまったのに、今更後戻りはできませんから。



 4台のフィルターの複雑なホースから開放されると思うと、それだけでも買った甲斐があるってもんです(激しく言い訳調)。
 また濾材についてはすべて、これまで使用していたものをそのまま引き継ぐことにしました(以前書いた記事はこちら)。濾材の内訳は、サブストラットを4L分(実は5L近く入った気がします)、スポンジ濾材を2L分(こちらも2L以上は入っているようです)。後は物理濾過用のプレフィルターって感じです。このプロフェッショナル3シリーズの特徴して、生物濾過ユニットと物理濾過ユニットが独立しているので、生物濾過をまったく触らずに、メンテナンスができる構造になっています。
 濾材以外の設備は、すべてフィルターに付属していたものを使用しました。ですからシャワーパイプやホースは、すべてエーハイム色(緑色)です(泣)。

 濾材を詰めた後、実際にフィルター内に注水しようとしたのですが、ここで恥ずかしながらトラブル。本当なら、呼び水レバーなるボタンを数回プッシュすると、フィルター内に水が注水されるようなのですが、私が押しても、あれれ?ちっとも水が引き込まれない。その後いくら押しても水が呼ばれてくれません。やり方がいけないのか?フィルターが私を拒絶しているのか?仕方ないので、排水パイプを口にくわえて思いっきり吸い込んだら、簡単にサイフォンが始まり注水されました。アナログな方法が一番効果的でした。
 いよいよ電源をオンにするときです。当然、最初はエア噛みが起きましたが、すぐにエアーが排出され、あっという間に静かになりました。これには、さすがに感心。エーハイムの力を見せつけられました。
 また電源投入直後の数十秒間はセルフチェック機能が働き、エアー噛みや流速などを自動的にチェックするようです。
 実際に数日間使用してみた感想ですが、これまで流量を一番抑えた設定(780L/h)で運転していますが、騒音はほとんどありません。キャパシティーの大きいモーターで余裕があるからかもしれません。また現在は、付属のシャワーパイプをそのまま使用していますが、やはり勢いは強すぎます。シャワーパイプだけを使うのなら、穴を大きくしたほうがいいと思いました。



 私は、Tジョイントをつなげて底面吹き上げにも水が流れるようにする予定なので、シャワーパイプはそのままにしています。
 吸水側ですが、一応、私はプレフィルターP-1をつなげました。16/22ホースにそのまま繋げられ、取り外しも簡単にできそうです。

 それにつけても、エーハイム色は、ちょっと目立ちすぎ。できれば、ステンレスパイプをと思っているのですが、16/22ホース用はなかなか見つからず。誰かご存知の方いませんか?もしくは、ステンレスパイプ曲げを特注した猛者はいませんか?


 追記(2006年12月27日)
 フィルターからの排水をT-ジョイントを介して、底面フィルターに流れるようにして、底面吹き上げ式にしました。下の写真を見ていただくと分かるように、写真上部からオーバーフローパイプ、T-ジョイント、シャワーパイプの順です。このときシャワーパイプは5cmほど短くカットしました。そうしないと奥行き45cmの水槽ではセットできなかったからです。T-ジョイントの下部から底面フィルターにつなげています。順番は16/22ホース、12/16ホース、NISSOの連結用ストレーナー、NISSOのバイオフィルタです。


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外部フィルター。

 みなさま、メリークリスマス。今日は、クリスマス・イブですね。若い方におかれましては、大切な人と素敵な時間を過ごされているのでしょうか?
 さて、前回の更新からだいぶ間が空いてしまいました。前回の続きで我が家のコリドラスをご紹介するつもりでしたが、なかなかコリを写真に収める時間が無かったので、今回は外部フィルターについて書いてみたいと思います。
 今週末は公私共々忙しくて、とてもアクアどころではありませんでした、、、と言いたい所ですが、実は合間を見て、こっそりと以前から気になっていたものを購入しました。エーハイムのプロフェッショナル3e 2076という外部フィルタです。

 このフィルターは今月に入ってから発売された新機種で、私はここ数ヶ月間、このフィルターが発売されるのをずっと待っていました。「単なる濾過フィルターじゃん」と言われると、その通りとしか言いようが無いのですが、妙に私の心を捉えて放さない新機能があるんですよ。 いくつか新機能があるようですが、私が説明するよりもエーハイムのHPを見て頂いたほうが分かりやすいと思うので、興味がある方は、エーハイムのHPをどうぞ。ここでは、私が気になったことだけを書きたいと思います。
 このフィルターには、マイクロプロセッサーが内蔵されているようで、従来のフィルターとは異なるいくつかの新しい機能があります。「まさに、フィルターのIT革命やー!」(パクリでした、すみません)。
 気になった機能としては、まず流速を数段階に調整することができ、水槽のサイズや魚を種類などに合わせて、好みの流速に設定することができます。この機能を 利用すれば、排水をシャワーパイプ、底面吹き上げ式、そして湧き水、、、色々と簡単に楽しめそうです。
 次の機能としては、濾材の目詰まりなどによって流量が低下するとそれを感知して、設定した流量に維持するために自動的にインペラーの回転数を上げて流量を電子制御してくれます。なんかITの香りがしてきますねー。
 そして、流量の低下具合から濾材の汚れを判断し、フィルター掃除の頃合を教えてくれます。ワタクシ、特に、この「お知らせ機能」には、ま、参りました。コンピュータに教えてもらうのは癪ですが、フィルタ掃除をサボりがちな私に最後通告をしてくれるこの機能は、有用であることは間違いありませんな。ちなみにセッティング直後にチェックした結果、次のフィルター掃除まで6ヶ月と教えてくれました。コンピュータがどこまで正確かは分かりませんが、とにかく物珍しく新鮮な機能でありました。



 申し訳ありませんが、今日は遅くなったので、この辺で。次回は、実際のフィルターの使用感をレポートしたいと思います。
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我が家のコリドラスさま。part.2

 年末が近いせいか、段々と仕事の方も忙しくなってきました。私の仕事相手はフラスコの中にいる培養細胞や、組換えDNA(遺伝子)を保持する大腸菌などの生物なので、3日以上の休みを取る場合はすべて廃棄してしまいます。ですから休暇前は、できるだけデータを取っておきたいと欲が出て、たいてい忙しくなります。
 さて、ここ最近、よく拝見しているブログで、いくつかコリドラスの記事を目にしました。これは、まさかコリドラスブームの前兆かと勝手に想像しまして、この波に乗り遅れないためにもコリドラスの記事でも書こうかと。

 先ほど書きましたコリドラスを紹介しているブログは、ぺ・矛盾さんの「私をきびしく裁かないでください」と、38brainさんの「AM2 aquamind 2」です。どちらのブログでも、可愛いコリドラスを飼われています。やはりコリドラスはいつ見ても可愛いですねー。(それと、過去の記事「我が家のコリドラスさま。」もよろしかったらご覧ください。)
 さてさて、我が家のコリドラスも少しご紹介しますね。まずは、今日のトップ写真のコリドラスは、Co.シミリスです(Co.はコリドラスの略で、クリプトコリネではありましぇん)。ショップで一匹だけ売られていたのを購入。別名バイオレットとも言います。お尻の辺りが黒いの特徴でして、野生のシミリスでは紫色に輝いているので、バイオレットと名付けられたようです。我が家のシミリスはやや紫色です。



 この写真は、流木の影に佇むCo.シュワルツィーです。シュワルツィーの特徴はなんと言っても、背びれ。ピンって立っている姿が凛々しくて、カッコいいです。我が家には、現在4匹いますが、すべてのシュワルツィーが遊び好き。ぼーと中層を泳いでいたり、下の写真のように水槽上部まで行って水草を突っついていたり。最初は病気かと疑っていましたが、よくよく観察していたら、最近は病気の泳ぎ方と区別できるようになりました。





 最後の写真ですが、木漏れ日とCo.デビッドサンジィーです。この風景って、どこかで見たことがあると思っていたんですが、今ようやく思い出しました。腐海の底にいるナウシカの風景でした。腐海の木々が砂となって降りくるんですよ(年齢がばれそうですね)。デビッドサンジィーを横から見たのが下の写真です。



 メタエのように、背びれから尾びれにかけて、斜めにバンドがあるのが特徴で、頭部はややオレンジに色づきます。最初は、アドルフォイとかデュプリカレウスのように見えなくもありません。同じネグロ川に住んでいるようなので、遺伝学的には近いのかもしれませんね。
 また次回もコリドラス特集をしてみたいと思います。
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ホタルック。

 こんばんわ。
 2006年もあと2週間となってしまいました。私にとっての「今年」は、まず長男が生まれ、時をほぼ同じくして転職して、こうして関西に引っ越してきました。私にとって大きな人生の転機となった年でした。皆さんにとっての今年は、どんな一年だったでしょうか?大晦日に宝くじでも当たったら、今年もいい年だったなーってことで、新年を迎えられるのですが。
 週末、アクアショップの帰りに、小物を買いに電機屋さんに寄ってきました。今回初めて行った電機屋さんだったので、店内をぶらりとしてきたのですが、ずっと欲しかったものが見付かったので、今日は、それをご紹介したいと思います。

 ご存知の方も多いかもしれませんが、NECライティング社のホタルックです。期待させてホントすみません。でも、私にとってホタルックはずっーと憧れていた物でして。
 このホタルックをご存知無い方にご紹介しますと、ライトを消灯しても、しばらくの間、残光するんです。上の写真は、消灯直後の蛍光灯の様子です。奥のランプがわずかに青白く発光しているのが確認できるかと思います。万一停電になっても、いきなり真っ暗にならずに済むので安心ですね。
 それと、ホタルックの魅力はもう一つあるんです。一般的に部屋の照明などで使われる蛍光灯は各社様々なものが市販されていますが、そのほとんどのシリーズには電球色(約2700K)、昼白色(約5000K)、そして昼光色(約6700K)の3種類の色温度のものがあるようです。しかし、このホタルックシリーズの中にはさらに色温度の高い製品があり、FRESH色と呼ばれる8000Kのものがあります。8000Kと言いますと、ご存知の通りADAのNA-LAMPと同じ色温度ですね。というわけで、簡単に水草に良い環境とネイチャーアクアリウム気分が味わえるわけですよ。私もぜひとも試してみたかったのですが、このホタルックの直管形は10W、15Wと20Wの大きさしか販売されていないので、90cm水槽では残念ながら使うことができませんでした。



 今回、電機屋さんで見つけたのは、今30cmキューブ水槽で使用しているクリップライト用の電球型蛍光灯です。もちろん、8000Kのタイプもありましたが、今回購入したのは昼白色(5300K)タイプです。もちろん、点灯中は他の蛍光灯と変わらず申し分ありません。消灯後の残光下では、なんか暗視ゴーグルを使って野生の魚を見ている感じがします。なかなか素敵ですよ。

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ボルビティス・ヒュディロティ。

 最近、30cmキューブ水槽のことばかり書いてきましたので、今日は久しぶりにメインの90cm水槽のことを少々。
 この90cm水槽は、コリドラスを飼育しているため、根を張るタイプの水草は植えていません。その代わりにアヌビアス・ナナ、ボルビティス・ヒュディロティ、南米ウィローモスを流木に活着させています。ちなみに、それ以外の水草では、根を張らない有茎のアマゾンチドメグサと浮き草のアマゾンフロックビットがはいっています。
 さて、今日はお気に入りのボルビティス・ヒュディロティについて書いてみます。



  ボルビティスは、ミクロソリウムと同じシダ系の水草です。ミクロソリウムとは葉の形はずいぶんと違いますけど。葉は深緑色で渋めです。見た目は軟らかそうな葉なんですが、実際はかなり硬いです。エビによる食害は、これまでに一度もありません。
 シダ系ということで、強い光でなくても枯れたりすることはないようです。そのため、有茎水草と比べて成長もそれほど早くはありません。おかげで、トリミングを頻繁にする必要がないのでメンテナンスは楽ですが、黒ヒゲコケが着きやすいかもしれませんね。
 サイズはずいぶんと大きくなるようで、私の水槽では30cmぐらいの茂みができています。あまり流木の上部で活着させると、大きくなったときにバランスが悪くなるかもしれませんね。



  深緑のボリビティスの葉の間から流木の枝を望むところが、私のお気に入りです。  
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ラスボラ・エスペイ。

 昨日まで苦しんでいた風邪もすっかりと治り、喉の痛みもだいぶ良くなりました。季節柄、皆様におかれましても、お体にお気を付けくださいませ。
 また最近ではノロウイルスによる急性胃腸炎が大流行しています。私の身近でもノロウイルスと思われる症状を発症した方々が多くいるので、確かに今年は例年以上に感染者が多いと実感しています。そんな状況ですので、とにかく私は、生牡蠣は食べないようにしていますが、皆様もお気を付けください。
 さて、今日は30cmキューブ水槽の新しい主をご紹介いたします。ラスボラ・エスペイです。

 水槽の大きさとコンセプトを考えて、30cmキューブ水槽にはテトラ系かラスボラ系のとにかく小さい魚をと考えていました。ミクロラスボラ・ギャラクシーがいいかなーとか、王道のカージナルにしようかとか色々と考えていたのですが、ショップに売っていないと始まらないので、具体的な種類は実際にショップに行ってから決めることにしました。先日のブログでも書きました近くのアクアショップに行ってみると、いました、いました、小型魚が。これまでコリドラスばっかり見ていた(物色していた)ので、小型魚水槽をまじまじと見つめるのは今回は初めてでした。
 まず最初に目に付いたのは、やはりカージナルやネオンテトラでした。レッドとブルーが映えて、コリドラスにはいないタイプでかっちょいい。しかし魚のサイズが大きくて、30cm水槽にはつりあっていないような、、、。ちょっと私のイメージと違ってくることに気付き諦めました。次に気になったのがラスボラ・エスペイで、カージナルほどの艶やかさはないものの、体側のオレンジ色には上品さもあります。サイズも1.5cmほどで合格ラインで(実は購入後、成長する4cmにもなることが判明。やや心配)、この子たちに決めました。
 10匹ほど購入して、30cmキューブに投入してみました(もちろん、水あわせは慎重にしましたよ)。環境に慣れていないせいか、アクチベーションされていて水槽中を行ったり来たり。水槽が小さいので、10匹がせわしなく動き回っていると、いささか落ち着かない印象を感じました。もう少し様子を見て、いつまでもこの調子だったら、数匹を他の水槽に引越しさせることも検討しなければならないかもしれませんね。
 写真は、昨日必死で撮った写真の一部です。昨日は、この写真を撮るために2時間以上も水槽の前で悪戦苦闘していました。たいした写真ではないのですが、これが今の私のいっぱいいっぱいでして、、、。



 いやー、小型魚って可愛いですねー。コリドラスとはまた違った魅力があります。エサをあげようとすると、水面近くに集まってくるところなんて、たまりません。
 ただ早々に浮気心でなんですが、今度飼うとしたら、花火ことミクロラスボラ・ギャラクシーもいいなって思っています。
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ヘアーグラスの成長。

 ご無沙汰しておりました。無事に東京から帰ってきました。週末、友人の結婚式に行ってきたわけですが、レストランウェディングで料理が美味しくて、細やかなゲストへのもてなしに感動しました。充実した時間を過ごすことができました。しかし、その後風邪を引いてしまい、今日まで絶不調。最近流行しているノロウイルスかと疑いましたが、症状から判断するとただの風邪っぽい。
 さて今日は、30cmキューブ水槽に植えたショートヘアーグラスの現在について書いてみたいと思います。とにかく喉が痛いので、今日の記事はややハイテンションで書いてみます。

 実はですねー、嬉しいことにランナーを伸ばしながら、水中葉を出し始めたんですよ(ヘラヘラ)。
 植えたのは12月1日で、まだ2週間も経っていないので、成長は早いですね。以前に、このブログにも書きましたが、底砂照明(それぞれ紹介記事にリンク)にいささかの不安を抱えていたので、水中葉に気付いたときは、そりゃーもう嬉しかったなー。けっこう、諦めモードの感がありましたから。上の写真で見ると、濃い緑色の葉が購入時の水上葉で、鮮やかな黄緑色が水中葉のようです。水上葉は徐々に枯れ始めているのですが、コケ対策に入れたミナミヌマエビが食べているようです(えらいぞ、エビちゃん!これからもよろしく)。



 ランナーも徐々に伸びつつあるようで、植えた場所以外の砂中から水中葉が出てきている箇所がいくつか見られました。このまま、草原のようになってくれたらいいなー。



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アクアショップ。

 まずはお知らせから。今週末は関東に行く予定があり、ブログの更新やコメントをお休みさせて頂きます。このブログを毎日楽しみにしていただいている方には大変申し訳ありません。「別に楽しみにはしていないから、関東でも東北でも好きなだけどうぞ」なんて冷たくあしらわないでくださいね。
 今週末は、友人の結婚式に出席するために上京するのですが、せっかくだから東京の熱帯魚ショップに立ち寄りたいなって思っています。今は関西に住んでいますが、実家は埼玉で、数カ月前までは東京に住んでいたので、よく通ったショップにお邪魔するつもりでいます。新宿駅近のアクアフォレストさんや練馬のペンギンビレッジ本店さんにはホントよく通っていました。どちらのショップも生体の調子がすこぶる良くて、安心して魚を購入できました。懐かしいなー、なぜか今からドキドキしています。

 そんなわけで、今日は熱帯魚ショップについて書いてみたいと思います。
 東京や大阪など大都市圏に住んでおられる方にとっては、近くに熱帯魚ショップが数軒あるのは当然かもしれませんね。特に、駅近のショップもあったりするので、簡単に立ち寄ることもできました。買い物の帰りに、一緒に出掛けていた妻に店内の素敵なレイアウト水槽を見せて「私もこんなアクアリウムがしたいわけよ」と夢を熱く語るわけです。慎ましやかな妻は一言「ふーん、お好きにどうぞ」。私「・・・・」。また仕事帰りにもショップに寄ることもでき、とても便利でしたね。
 しかし、地方に行くと状況は一転します。駅近なショップどころか、近くに一軒もない場合も充分にありえます。私の場合は隣町にショップがあり車で15分程度で行けるのですが、近くではその一軒のみ。万一、そのショップが店を閉めるってことになったら、私の週末の予定がなくなってしまうばかりか、心の安住の地を失ってしまうわけです(ちょっと大袈裟すぎ)。



 最近、通販ショップも便利なので大きな物は通販で購入することが多いのですが、生き物を取り扱う以上、本当に信頼できるショップで購入したいものもやはりたくさんありますよね。形が決まっていない流木や石は実際に360°回転させてみないと良さは分かりませんし、それこそ生体なんて調子の良し悪しを実際に見ることが大切だと思うんです。若い時にはそうでもなかったのですが、三十路も過ぎると店員さんとのちょっとした会話も楽しみになったりして。大切な地元のショップが末永く続いてくれることをただただ祈りつつ、週末はあししげく通うのでありました。
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クリップライト。

 今日は、昨日からの続きで30cmキューブ水槽のライトについて書いてみたいと思います。
 昨日のブログにも書きましたが、今回の30cmキューブを立ち上げる際に最後まで悩んだのが、ライトでした。私としては水槽内のレイアウトよりも水槽周辺のコーディネートに興味があり(だからと言って、私にそのセンスがあるかどうかについては話は別なのですが)、ライトのデザインがどうしても気になります。だからといって、いくらデザインがおしゃれでも肝心の機能(光量)が十分でないのもいただけません。

 そんな身勝手さに加え、キューブ水槽をオープンアクアにしたいという欲望も抑えきれず、ただでさえ選択肢の少ない小型水槽用ライトの中で、さらに選択肢を狭めることになりました。
 30cm水槽で使えるライトとしては、まずはアクアシステムのアクシー300やエーハイムの2灯、3灯式ライトを使用されている方が多いと思います。デザインや光量を考慮すると、これらのライトは大変優れているのですが、先に書きましたとおり、オープンアクアを目指す以上、水槽上部に置くこれらのタイプは今回は採用できません。そこで、水槽の縁に取り付けるようなアーム型ライトや、クリップタイプのライトから探すことにしました。色々と調べた結果、一般の灯具を流用することに決め、近くの電気屋さんやインテリアショップ、雑貨屋さんを見て回り、最終的に決めたのが写真のクリップライトでした。
 このライトは、60W電球を着けられるE26口金ソケットです。E17口金よりもサイズが大きくなりますが、高光量ランプに付け替えることを考え、E26口金を選びました。ライトに付属していた電球を取り外し、Nationalのパルックボールという蛍光灯に付け替えました(下の写真です)。私自身は色温度が高い方が好みなので、パルックday色(6700k)にしましたが、Nationalの蛍光灯には、他にもパルック色(5000k)と電球色(2800k)という色温度の製品もありました。



 実際に点灯してみたところ、確かに明るいと思いましたが、メタハラの明るさと比較するとやはり劣ります。これでショートヘアーグラスに十分な光量があるのかちっとも見当もつきません。
 その後もこれでいいのかと自問自答を繰り返し、実は最近、もう一セットライトを購入してきました。結局、下の写真のように2つのライトを点けて、しばらく様子を見ようかと思っています。



(2007年3月9日追記)
 我が家で、ランプが焦げる事故がありました。詳しくは、コチラをご覧ください。
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30cmキューブの現在。

 これまで30cmキューブ水槽の立ち上げに使用した器具類をご紹介してきましたが、今日は実際に立ち上げた水槽をご紹介したいと思います。写真は、今回立ち上げた山谷石を使った石組み水槽です。正面から撮りたかったのですが、私のセンスと撮影技術に堪えられず、断念。斜めからの公開です。

 白色の強い底砂を使っているので、山谷石のブルーが浮いていますね。コントラストがやや強い気がしますが、個人的にはそこそこ気に入っています。正面の空間にはショートヘアーグラスを植えていまして、将来的にはモッサモッサの草原が形成される予定(妄想)です。しかし、購入した量が少なすぎました。もう少し購入すればよかったですね。ソイルではないので、テトラのイニシャルスティックとクリプトを少量施肥してありますが、無事に成長してくれるかどうかはなんとも言えませんね。駄目なら違う水草をと覚悟しています。
 CO2は1滴/2秒間で現在のところ興和のCO2ストーンで添加していますが、こちらは近々ディフューザー添加に変更する予定です。
 照明器具ですが、、、最後まで悩みました。実はまだ悩んでいます。水槽上部をどうしてもオープンにしたかったので、蛍光灯を使うのを躊躇っていました。そんなわけで、吊り下げ式もしくはクリップタイプの照明をと思っていたのですが、気に入ったものはどれも高価なんですよねー。結局アクア製品ではなく、一般灯具から探したクリップライトを使っています(照明については次回書きたいと思います)。電球型蛍光灯に付け替えましたが、光量が十分であるかどうかは疑問に感じています。こちらも、なんらかの変更をしたいと考えています。
 フィルターにはスドー社のエデニックシェルトV2を使用。ろ材に90cm水槽から流用したエーハイム社のサブストラット プロを入れています。水槽の水、ろ材共に、既存の水槽から流用したので、今のところ白濁等のトラブルはありません。
 生体の方ですが、立ち上げ後しばらくの間は、魚を入れるのを控えようと思っています。生体を入れたら、やはり(コケの)エサをあげたくなっちゃいますから。それと実は、これまでにコリドラス、オトシンクルス以外の熱帯魚を飼った経験がないので、どんな魚がいいのか時間をかけて検討したいとも思っています。ただコケ対策は今のうちからしておきたいので、ミナミヌマエビを数匹投入し、数日に一度タブレットエサを与えています。



 結局、底砂、照明など不確定要素が多くなってしまったため、どちらかというと実験的な水槽である感は否めません。この水槽で満足のいく水景ができれば、そのときはきっと最高にうれしいんだろうな。
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セーフティオートIC。

 30cmキューブ水槽の立ち上げの話の続きを少々。今日は、ヒーターについて書いてみたいと思います。
 ヒーターは読んで字の如く、水槽の水を暖めるためのものですね。通常は、サーモスタット(設定温度に調節する機械)とヒーターを組み合わせて使用するのですが、現在ではサーモスタットとヒーターが一つになっている一体型ヒーターや、あらかじめ設定された温度に調整するオートヒーターがあり、バリエーション豊かになっていて、迷ってしまいますね。

 私が今回、30cmキューブ水槽のために購入したヒーターは、コトブキ社のセーフティオートIC 80Wです。このヒーターの最大の特徴は、写真を見れば一目瞭然ですがカラーが白ではなく黒(に近い色)なんですよ。これ以外にも、エヴァリス社のオートヒーターハイブリッジが緑色かつコンパクトで、どちらにしようかと大変悩みました。
 どちらの製品も26℃にセットされているオートヒータータイプです。またパワーオン時には、LEDで通電中であることを表示してくれたり、空焚き防止機能があるのも両機共通です。私が気になった違いを言えば、エヴァリス社のはヒーターカバーが付属していますが、コトブキ社のは付属していないばかりか、カバーを取り付けることもダメだと書かれています。
 セーフティオートICを、実際に使ってみましたが、30cmキューブで使用したところ温度調節はもちろん問題はなく、ほぼ一定温度を維持してくれます。カラーリングですが、真っ黒というよりも黒に近い灰色だと思います。しかし、私の水槽内では、むしろこの灰色の方が目立ちにくい気がします。少なくとも、白よりは断然見た目がグーです。



 私の知る限り、こうしたカラーリングに気を配られた製品は、現在ではここに挙げた2シリーズだけだと思います(間違っていたらごめんなさい)。現在は販売されていませんが、以前ADA社が黒色のヒーターを販売していたことがありました。また目立たないように配慮がなされていたヒーターと言えば、京セラ社の超小型ヒーター「ピスキス」や、外部フィルタの排水ホースに取り付ける外部ヒーターなどがあり、小型水槽を維持されている方々にとってはまさに貴重なアイテムだったのですが、現在では、すべて生産中止になっています。本当に残念なことです。また再販してもらえないですか?
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ワンタッチ継ぎ手。

 最近、ちょっとした便利ツールを購入したので、今日はそれをご紹介したいと思います。
 その便利ツールとは、写真にも載せました小さな筒です。これは耐圧チューブの接続を切り離したりするもので、チャームさんでワンタッチ継ぎ手として販売されています(名前はあまりカッコよくありませんねー)。



 操作法は、いたってシンプルで、2枚目の写真のように簡単に切り離すことができます。使用用途ですが、例えばCO2カウンターと拡散器との間にこの継ぎ手をセットしておくと、拡散器を掃除するときなどに拡散器とカウンターをすぐに切り離すことができます。つまり、わざわざカウンターや拡散器からチューブを取り外す手間が要らなくなるわけですね。
 私の場合、拡散器にWaterPlantsWorldさんのCO2マスターを使用していますが、これは外部フィルターの給水パイプに取り付けているので、パイプそのものを掃除しようと思ったら、CO2添加チューブをどこかで外す必要がありました。しかし、この継ぎ手があると簡単に外せるので、とても重宝しています。



 CO2添加ではかなりの圧力がかかるので漏れてしまわないか気になったので、CO2漏れを確かめてみました。このワンタッチ継ぎ手には、耐圧チューブを接続するような構造になっていて、ソフトタイプのエアーチューブを接続するようにはなっていません。実際に、耐圧チューブを接続したところ漏れはまったく確認できなかったのですが、一方ソフトタイプのエアーチューブでは接続部分からCO2が漏れてしまい使用できませんでした。カウンターと拡散器の間は、エアーチューブを使うことが多いと思いますので少々残念な気がしますが、それを踏まえてもこの継ぎ手は便利だと思います。

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