アクアリウムに魅せられたある研究者の日記。
太陽の光。流木の影。
キャビネット内部の紹介。
今回は特別版です。
ちょっとわけありまして、120cm水槽のキャビネット内部を公開したいと思います。
まずは、トップ写真の全景から。
汚い? 本当は、もっと汚かったんですよ^^
ありのままを撮影するつもりだったんですが、どうしても我慢できずにちょっと片付けてしまいました。
でも、基本的にはいつもだいたいこんなもんです。キャビネット中には必要最小限に留めて、頻繁に使う物しか置かないようにしています。
その代わりに、家中の至るところにアクアグッツが散らばっていたりして。
元々は私の書斎として使う予定だった小さな部屋。
左側にある白い引き出しに入っているのは、私の宝物。アクアグッツを種類ごとに入れてます。
例えば、CO2やエアー関係の小物は、一つの引出しにまとめてあります。他には、CO2ボンベのストックが入っていたり、冬の季節には使わない冷却ファンや逆サーモがしまわれているわけです。
あまり使うことのない取扱説明書や保証書なんかも、一つのところにまとめてごちゃっと入れちゃってます。
さて、再びキャビネット内部に話をもどして。
このブログで数回前のエントリーでも紹介しましたが、キャビネット扉のメンテナンスグッツ類。
キャビネットの右側には、外部フィルター。
ホースが汚いです(苦笑)。
公開するとは想定外だったので、手を抜いているのがバレバレです。ホースが曲がりくねっているのは、この写真には写っていないのですが、フィルターの後ろに殺菌灯が設置されていて、その取り回しのためです。
唯一、まともに整頓できているところが、この電源コード。
キャビネット背面に、このようにタップを設置して、120cm水槽の維持に関わる必要なすべての電源を集中管理しています。
写真を見て分かる通り、このタップの便利なところは、各コードごとにスイッチが付いていて、水換えなどの時にわざわざコードを抜いたりしなくても、電源を切ることができるのが非常に重宝してます。
キャビネットの左側には、CO2ボンベ(ミドボン)を置いているのですが、その後ろ側には、ソーラーIの安定器を並べています。これも、先ほどの電源タップ同様、背面の板に取り付けています。
最後に、小物関係を。
キャビネット中央には、よく使うアクアグッツを置いています。
主に、餌と水草用液体肥料です。いづれも、そこそこの頻度で使われているアクアグッツです。
さて、今回のキャビネット内部の紹介をするにあたっては、前回エントリーのコメントにてSAさんの要望があったからです。
(SAさん、こんな感じで、参考になりましたか???)
実は、過去に私も気になっていたことでもありまして、私自身も今のシステムを作っていく段階で、キャビネット内の様子を紹介しているブログを探して、参考にさせて頂いた記憶があります。これまでの私のアクア人生の中で、多くのブログやホームページが貴重な情報源となったのは、まぎれもない事実です。
そこで不躾で恐縮ですが、このブログをご覧になっているブロガーの方々の中に、普段は公開することのない水槽台やキャビネットの内部を公開して下さる方っていませんかねー。
私も含めて、 きっと、これからシステムを組んでいこうと思っている方に、参考になると思うのですが。
そんなわけで、今日はこの辺で。
(前回のエントリーへの返事はまた後日書かせて頂きます。)
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ダイヤモンド・ネオンテトラ。
最近、新型インフルエンザウイルスへの不安を象徴してか、日本のドラマや映画等で、ウイルスが題材に使われているものが目に付くようになりました。
例えば、ちょっと昔になりましたが、デスノートのスピンオフ映画「L change the world」(つい最近、テレビで放送しているのをちょっと見ました。)や、TBSドラマ「ブラッディ・マンデー」、漫画「20世紀少年」。そして、まだ上映中だと思いますが映画「感染列島」等々。
今をさかのぼること14年前の1995年。
アフリカのザイール共和国(現在は、コンゴ民主共和国)において、エボラ出血熱による大規模な流行がありました。その流行が報道されるほんの少し前に、エボラウイルスを世に知らしめるきっかけとなったノンフィクション小説「ホットゾーン」の日本語版が発売されていました。その後、エボラウイルスに似た架空の「モターバウイルス」を題材にしたハリウッド映画も時を同じくして上映されるにあたり、ちょっとしたウイルスフィーバー(表現が正しくないかもしれませんが…)があったと記憶しています。
当時、学生だった私は「ホットゾーン」を読んで、初めてエボラウイルスの存在を知り、ウイルス学に興味をもつ大きなきっかけとなりました。今、私はウイルス研究を生業としていますが、実は1995年のこうした映画や書籍から影響をモロに受けています(笑)。学生だった私は、いつかエボラウイルスの研究をするんだと熱すぎる情熱を持っていましたっけ。「危険なウイルスを研究することは、男のロマンだ。」って。(若いってイイネw)
で、実際はどうなったかというと、エボラの研究には一度も携わることもできず、HIVとか呼吸器感染ウイルスとか研究してました(理想と現実って奴ですな)。
もしかしたら、今日の映画やドラマなどで、(かつての私のように)ウイルス学者に興味をもつ人がいるかもしれませんね。ちなみに、日本国内でエボラウイルス研究をしたいのならば、東京大学医科学研究所か、国立感染症研究所ウイルス一部のグループに入るのが早道です。インフルエンザウイルスは色々な大学や研究所で研究されています。
熱帯魚のウイルス研究をしているグループは…。あるのかな?
前フリが趣味的となり恐縮です。
今日は、久しぶりに生体ネタ。「ダイヤモンド・ネオンテトラ」について少々。
昨年末、我が家の玄関に置いている60cm水槽に入れる魚を探していたところ、お世話になっているNさんのブログ「Nのひとりごと」のココで紹介されている綺麗なお魚が目に止まりまして。それが「ダイヤモンド・ネオンテトラ」との出会いでした。
どんな魚なんだろうかと調べてみたところ、名前にもある通り、ネオンテトラの改良品種とのことでした。
「ダイヤモンド・ネオンテトラ」を短縮して「ダイヤモンド・テトラ」と検索したら、まったく違う魚がヒットしてきて、驚きました^^; ダイヤモンドテトラという品種がいたんですね。いい勉強になりました。
写真を見て頂くと分かるのですが、頭部にブルーに入っています。原種のネオンテトラでは頭部から尾にかかってブルーになっているので、この体色の違いが最も分かりやすい両者区別のポイントかもしれません。ネオンテトラの特徴にもなっている尾のレッドはそのままですね。
カージナルテトラやグリーンネオンテトラなども選定の候補になっていましたが、考慮したのは成長後の体長と見た目の涼しさでした。
環境にも依ると思いますが、カージナルテトラは成長すると約4cmになるとのこと。結構大きいような気がするんですよね。一方、ネオンテトラらは3cm程度らしい。それと、私の好みとして、鮮やかな色彩よりも、清涼感というか落ち着いた感じの魚が好みってことで、ダイヤモンドかグリーンかでずいぶんと悩みましたが、今回はダイヤモンドを選びました。もしチャンスがあれば、グリーンやカージナルを飼ってみたいなって思ってます。
群泳する姿はなかなかいい感じですが、できれば、こんな荒涼とした水槽ではなくて、水草が繁殖している水槽で見ていたい。
オープンアクアリウムでは、投身するものが多数。
慌てて、水槽の淵にセロハンテープを張って対策しました。ずいぶんと効果がありました。
では、この辺で。
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2009年のアクアな抱負。
すっかりと遅くなってしまいましたが、
新年、明けましておめでとうございます。
さて、私の年末年始はというと、例年同様、埼玉の実家に帰省したわけですが、今回は初めて中央道を使って帰ってみました。毎年、帰省の際には東名高速と首都高を使って帰っていたのですが、今年は中央道と圏央道のルートで帰ってみたんです。
いやはや、想像以上に快適なドライブでしたよ。そもそも、帰省ラッシュとは逆方向に走行しているので、渋滞がほとんどなかったってこともありますが、中央道は(東名高速と比べて)さらに走行車両が少なくて、自分のペースで走ることができました。
首都高は言わずもがなですが、東名も大きなトラックがビュンビュン走っていて、ちょっと怖いんですよね。東名高速で、トラックなどに前を塞がれて、イライラされる方には、中央道はお勧めかもしれませんよ。ただし、この季節は降雪に気をつけなければなりませんが。
アクアな話題ですが、例年、実家の近くにあるアクアショップには、大きいサイズの流木を探しに行くんですが、今回はあまり思っていたようなものが無くて、購入は諦めました。その代わりに、今年最初のアクアな買い物としては、ADAの「水草専用ピンセット L」を買って帰ってきました。
買ってはみたものの、実はまだ一度も使っていないんです。タンスじゃなくてキャビネットの肥やし状態です。
普段、家族以外には見えない場所。
ちょっと恥ずかしい。
比較的よく使う道具は、キャビネットの扉にこんな感じで収納してます。使いたいときに、すぐに手が届くのでグーです。また、使用後はしっかりと洗ってから再びこの位置に。
ADAのメンテナンススタンドが欲しいのですが(特にステンレスの方)、子どもの手が届くようなところには置けないので、まだ手が出せません。
さてさて、今回は2009年の最初のエントリーになるので、今年の抱負を。
「家族とアクアリウムを大切に。」
別に、今年限りの抱負ってわけじゃないですが。
家族が大切なのは当然のことなんですが、昨年は忙しさにかまけてアクアをほったらかしにしてしまったので、今年はしっかりとアクアリウムという趣味を大切に、手間と費用を(できるだけ)惜しまず、愛情を注いでいきます。特に、多くの方にインテリアだと認めてもらえるようなアクアリウムに近付けるよう、努力して行きます。
具体的にどうするのかはなかなか言葉にするのは難しいのですが、一つはレイアウトについてもう少し真剣に勉強というか目を養いたいと思っています。そのために、県外のアクアショップに本格的に遠征をして行きたいな。二つ目は、これまでADAの製品に集中していましたが、近年、他のアクアメーカーでもクールな製品を販売しているようなので、そんな製品も使ってみたいなって思っています。
「今年は、コンテストにこっそりと出品しちゃおうかな」って一瞬目標に立てそうになりましたが、やはり辞めておこうと思います。理由は色々と思うことがあって。
いささか個人的に気になっている部分がコレ。
この写真は、昨年2月に120cm水槽のメタハラの設置を紹介した記事での写真ですが、あれから、もう1年近く経とうとしていますが、現状はあい変わらずこのままです(苦笑)。
今年こそ、このワイヤーの輪っかを無くすことが目標です。
それと、このブログ。
ええ、昨年はサボりすぎました。今年もサボらないって保障はありませんが、できるだけ更新頻度を上げていきたいなって今は思っています。ちなみに、このブログの昨年1年間の更新は、なんと27回(苦笑)。月2回ペースでした。
こんなブログでも、予想以上の方々にお越し頂いて、もう少しでカウンターが200,000に届きそうです。感謝感謝。なんか企画を考えましょうか。
昨年末。
いざ、カレンダーを飾ろうと思っていたら、あれ?これって広告?
貰ったものに店名が入っているのなら我慢もできるが、購入したカレンダーに店名は余計な気がする。
と、器の小さい小人の独り言。
本年もどうぞ私とこのブログを宜しくお願い致します。
いざ、カレンダーを飾ろうと思っていたら、あれ?これって広告?
貰ったものに店名が入っているのなら我慢もできるが、購入したカレンダーに店名は余計な気がする。
と、器の小さい小人の独り言。
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