ダイヤモンド・ネオンテトラ。


 最近、新型インフルエンザウイルスへの不安を象徴してか、日本のドラマや映画等で、ウイルスが題材に使われているものが目に付くようになりました。
 例えば、ちょっと昔になりましたが、デスノートのスピンオフ映画「L change the world」(つい最近、テレビで放送しているのをちょっと見ました。)や、TBSドラマ「ブラッディ・マンデー」、漫画「20世紀少年」。そして、まだ上映中だと思いますが映画「感染列島」等々。
 
 今をさかのぼること14年前の1995年。
 アフリカのザイール共和国(現在は、コンゴ民主共和国)において、エボラ出血熱による大規模な流行がありました。その流行が報道されるほんの少し前に、エボラウイルスを世に知らしめるきっかけとなったノンフィクション小説「ホットゾーン」の日本語版が発売されていました。その後、エボラウイルスに似た架空の「モターバウイルス」を題材にしたハリウッド映画も時を同じくして上映されるにあたり、ちょっとしたウイルスフィーバー(表現が正しくないかもしれませんが…)があったと記憶しています。

 当時、学生だった私は「ホットゾーン」を読んで、初めてエボラウイルスの存在を知り、ウイルス学に興味をもつ大きなきっかけとなりました。今、私はウイルス研究を生業としていますが、実は1995年のこうした映画や書籍から影響をモロに受けています(笑)。学生だった私は、いつかエボラウイルスの研究をするんだと熱すぎる情熱を持っていましたっけ。「危険なウイルスを研究することは、男のロマンだ。」って。(若いってイイネw)
 で、実際はどうなったかというと、エボラの研究には一度も携わることもできず、HIVとか呼吸器感染ウイルスとか研究してました(理想と現実って奴ですな)。

 もしかしたら、今日の映画やドラマなどで、(かつての私のように)ウイルス学者に興味をもつ人がいるかもしれませんね。ちなみに、日本国内でエボラウイルス研究をしたいのならば、東京大学医科学研究所か、国立感染症研究所ウイルス一部のグループに入るのが早道です。インフルエンザウイルスは色々な大学や研究所で研究されています。
 熱帯魚のウイルス研究をしているグループは…。あるのかな?



 前フリが趣味的となり恐縮です。
 今日は、久しぶりに生体ネタ。「ダイヤモンド・ネオンテトラ」について少々。
 
 昨年末、我が家の玄関に置いている60cm水槽に入れる魚を探していたところ、お世話になっているNさんのブログ「Nのひとりごと」のココで紹介されている綺麗なお魚が目に止まりまして。それが「ダイヤモンド・ネオンテトラ」との出会いでした。



 どんな魚なんだろうかと調べてみたところ、名前にもある通り、ネオンテトラの改良品種とのことでした。
 「ダイヤモンド・ネオンテトラ」を短縮して「ダイヤモンド・テトラ」と検索したら、まったく違う魚がヒットしてきて、驚きました^^; ダイヤモンドテトラという品種がいたんですね。いい勉強になりました。
 写真を見て頂くと分かるのですが、頭部にブルーに入っています。原種のネオンテトラでは頭部から尾にかかってブルーになっているので、この体色の違いが最も分かりやすい両者区別のポイントかもしれません。ネオンテトラの特徴にもなっている尾のレッドはそのままですね。

 カージナルテトラやグリーンネオンテトラなども選定の候補になっていましたが、考慮したのは成長後の体長と見た目の涼しさでした。 
 環境にも依ると思いますが、カージナルテトラは成長すると約4cmになるとのこと。結構大きいような気がするんですよね。一方、ネオンテトラらは3cm程度らしい。それと、私の好みとして、鮮やかな色彩よりも、清涼感というか落ち着いた感じの魚が好みってことで、ダイヤモンドかグリーンかでずいぶんと悩みましたが、今回はダイヤモンドを選びました。もしチャンスがあれば、グリーンやカージナルを飼ってみたいなって思ってます。
 


 群泳する姿はなかなかいい感じですが、できれば、こんな荒涼とした水槽ではなくて、水草が繁殖している水槽で見ていたい。
 
 オープンアクアリウムでは、投身するものが多数。
 慌てて、水槽の淵にセロハンテープを張って対策しました。ずいぶんと効果がありました。



 では、この辺で。
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カバクチカノコガイ。


 今日は、成人の日でした。
 今年、二十歳になられた方々。おめでとうございます。
 それと、今週末はセンター試験です。いよいよ受験シーズン突入ですね。さすがに受験生の方がこのブログを見ているとは思いませんが、風邪をひかないようにして全力を出せるように頑張ってください。


 さてさて、今日は貝のお話。カバクチカノコガイです。
 我が家には既に、ノーマル石巻貝とサザエ石巻貝がいる(はず?)なんですが、なかなかコケフリーな状態を維持できません。毎日毎日、コリドラスたちに冷凍赤虫を与えているので、かなり富栄養化しているようです。毎週末に、水換えとガラス面の掃除はしているのですが、管理者(すなわち私。)の怠惰のためサボってしまうと、1週間を過ぎた辺りからガラス面にうっすらと付いたコケが目立ち始め、水の透明感が失われていく感じがしていました。
 
 そんな中、以前、WaterPlantsWorldさんがAqua Tipsの項で紹介されていた「究極の生物兵器」こと、カバクチカノコガイ。
 いやー、我が家の水槽がそんな状況ですからね、もう記事を読んでからというもの興味津々でした(笑)。石巻貝がスコップ(ぐらいのコケ取り能力)に対して、このカバクチカノコガイはブルドーザー級ということですからねー。これはカバクチくんたちにすがらない手は無いと(笑)。少なくとも、ガラス面の掃除が1週間おきから2週間おきになるだけでも労力が減りますからね。

 WaterPlantsWorldさんの記事が書かれていた当初、ショップ(WaterPlantsWorldさんの記事の中で紹介されています。私は、そのショップで購入しました。)でも売り切れが続いていて、なかなか入手困難でした(記事の影響でしょうね)。けど、最近ではコンスタントに入荷されているようで、最近、ようやく購入することができました。



 右の貝が、カバクチカノコガイです。
 彼らが届いて、最初に見たときは言葉を失いました(笑)。予想以上にデカくて、アクアリウムを趣味とする私が見ても、結構グロテスクに感じました。彼らはあくまでも実力派ということで。
 左の貝がノーマルの石巻貝ですので、比べてみたらサイズは一目瞭然ですね。石巻貝の長径(楕円の長い方の直径)が大体1.3cmほどに対して、カバクチカノコガイが約2.5cm。なので、見た目(面積)で言えば、約4倍ぐらいの大きさに見えます。
 サイズの比較やその他の行動習性について、お世話になっているzoeさんのブログ「grass design 45」のこちらの記事で、大変分かりやすく紹介されておりますので、カバクチくんに興味のある方は、ぜひどうぞ。(まったくの他人任せで、ごめんなさい。)


 そんなカバクチ君たちを、我が家の90cm水槽に4匹導入です。
 実際に飼い始めてから1ヵ月半ほど経ちましたが、気になるコケ取り能力はというと、やや効果ありといったところです。残念ながら、ガラス面の掃除をしなくても済むほど能力が高いわけでありませんでした。もしかしたら…とちょっぴり期待していたのに。我が家の富栄養化はそれだけ酷いってことなんでしょう。しかし、ガラス掃除の頻度が1週間から2週間に延ばせるようになりましたので、導入して正解だったかなって。

 カバクチ君。夜行性ということもあり、なかなか姿を現してくれません。4匹導入したはずなんですが、まともにカウントできたためしがありません。死なず、逃げず、目立たずで、しっかりとコケを食べてくれれば、何も文句はないんですけどね。



 分かりにくいかもしれませんが、写真中央やや右寄り。3つほどのゴマ粒上のものが分かるでしょうか。
 これ、カバクチカノコガイの卵なんです。石巻貝などと見た目は同じですが、やや大きいです。カバクチカノコガイは、石巻貝と同じく純淡水では繁殖しないようですが、きっちりと子孫を残そうとはしています。貝の卵はなかなか硬くて、手で取り除くのは大変ですが、ガラス面に付いた卵は、カミソリの刃やプロレイザーで簡単にそぎ落とせました。
 長生きして、これからもコケを食べてください。


 貝つながりで、もうひとつの面白い記事をご紹介。
 石巻貝とサザエ石巻のひっくり返り力について。
 ご存知の方も多いと思いますが、amigoさんの「NA ~なんとなくアクアリウム~」のコチラの記事では、ひっくり返った石巻貝たちが起き上がれるかをどうかを検証されています。石巻貝は起き上がれないとか、サザエは大丈夫だと言われていますが、実際に検証した結果では、一概にはそうとは言えないようですよ。
 ご存じない方には、ぜひお奨めです。
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クロメダカ。


 私事で恐縮ですが、1ヵ月半続いた仕事が明日、終了します。明後日からは、再び通常の研究生活がおくることができそうです。研究生活はエキサイティングな生活ではありませんが、(自分の思い通りに実験を進められる)自由さは、自分の性格に合っているのかなって思っています。現実的には、なかなか自由な研究テーマはさせてもらえないんですけどね。

 さてさて、今日は新しく迎い入れたお魚さんを紹介します。ビオトープ用のクロメダカです。



 4月中旬にビオトープをセッティングしたんですが、室外に置いているので、ボウフラ対策にクロメダカをお迎えしました。メダカと聞くとヒメダカを連想してしまうのですが、このクロメダカは日本に生息する原種に近いということで(チャームさんのクロメダカの概要に書かれていました)、よりネイチャーらしさ(?)をと思い、このクロメダカを選びました。

 実は、ビオトープのセッティングと同時にクロメダカ6匹を購入したのですが、当時はビオの水温も高くなかったので、しばらくの間、メインの90cm水槽で泳いでもらいました。



 ところが2匹が失踪。死骸も見付からず、煮干になったわけでもなく。
 残り4匹の内、2匹には気温も暖かくなったGWにビオトープに移っていただきました。その後、気温が低い日もあったんですが、今日現在まで元気にしています。

 毎朝、ビオトープを覗いているのですが、なかなか姿を現してくれません。先日、餌で強引に呼び寄せ、愛嬌のあるお姿をパシャリ。



 しっかりとボウフラ食べて、頑張ってな。

 最後に、もう一匹のビオトープの住民を。



 サザエ石巻貝です。こいつには、コケを食べてもらおうかって。
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ディープレッドホタルテトラ。


 今日から、5月ですねー。
 平日に更新できるのは、約1ヶ月ぶりです。
 
 実は、前回の「ハイドロカルチャー」の記事がこのブログの100回目の更新でした。ここまで続けられたのも、ご覧頂いている皆様のおかげであります。コメントを書いてくださったり、トラックバックを送ってくださるブログ友の皆様のおかげであります。本当に、ありがとうございます。

 ここ1ヶ月間。ブログの更新をほぼ休んでおりましたが、いやー正直言いまして、ブログ辞めちゃおうかなって思いました(笑)。生活が仕事一色だったもんで、アクアな記事を書くことにものすごくエネルギーが要る気がして、なかなか書けませんでした。もちろん、今は辞めようなんて思ってません。生活に余裕がないとろくなことを考えませんね。これからも、ボチボチとブログを続けて行けたらと思っています。


 さてさて、本題。
 実は、数週間前にお魚さんをお迎えしました。ディープレッドホタルテトラです。私にとって初めてのカラシンなんです。
 いやー、これまでコリドラスにしか興味がなかったので、水槽上部を泳ぐ小型熱帯魚に関しては全くド素人なんですよ。今回は、imp28さんの「easy and cheap AQUA」のこちらの記事で紹介されている姿を見て、一目惚れしてしまい、我が家にもってことで。



 我が家のカメラでは、スイスイ泳ぐ魚は撮影が難しい・・・。こんな写真でも、いっぱいいっぱいです(苦笑)。



 imp28さんの仰るとおり、動きが面白~い。スーッと動いては、ピタッて止まる感じ。まるで、AQUA ZONEの魚みたい。
 次なる標的として花火を導入したいのですが、まだまだ値段が高くて、手が出せません・・・・。


ごめんなさい。以下は個人的なことを書かせていただきます。
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iwagumiさーん。
急な話だったので、少々驚きました。
もし、ご覧になっていたら、コメントください。
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コケた石巻貝。


 今日は久しぶりに水槽に手を突っ込み、ボサボサ放題だった南米モスのトリミングをしました。そろそろトリミングをしようかなと思ったのは、1ヶ月ほど前。やらなきゃ、やらなきゃって思いつつも、モサモサに覆い茂るモスに見惚れて、もう少し先でも大丈夫かな?って自分を納得させながら、トリミングを先延ばしにしてきました。
 ウィローモスは、トリミング直前のあの欝蒼とした様子が最高だと思うんですが、当然その最高の状態は長くは続きません。今週に入ってからは、さすがに限界っぽいってことで、時間が取れた今日、水換えと共にトリミングを行いました。そんなトリミング前の様子が下の写真です。



 でも、南米モスのお話は今日はこれでおしまい。

 今日のテーマは、石巻貝です。ガラス面や石表面のコケを食べてくれるコケ攻撃隊として有名ですね。飼われている方も多いのでは。今日は我が家に居るちょっと変わった石巻貝をご紹介します。



 こやつです。見て分かるように貝殻部分に何か付着しているのです。どうも黒ヒゲの反撃を喰らったようです。しかも二房。
 すまん、私が管理を怠ったせいで、君にまで迷惑をかけて、、、。





 我が家は平和なのでした。

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新しい仲間。アベニーパファ。

 今日は、今週末に新しく我が家に来た仲間を紹介しまーす。最近、話題になっているアベニーパファどぇす。
 はっきり言って、めちゃくちゃ可愛いっす。

 私は、カッコいい系よりも可愛い系の魚が好みなので、以前からフグ系を飼いたいと思っていました。フグって、可愛いんだけどちょっとブサイクみたいな顔がなんともたまりませんねー。最近、よく拝見させて頂いているブログで、アベニーパファの可愛さを見せて頂いたので、どうしても我慢できなくなり、とうとう我が家にお迎えしたわけです。

 アベニーはちょっと攻撃的で、他の種類との混泳は難しいということを聞いたので、専用水槽を立ち上げました。ただ我が家は、すべての水槽をリビングに置いているので、現在3本ある水槽に追加するのは無理。そこで、これまでのミナミヌマエビ専用水槽をリセットして、アベニー専用水槽にしました。



 余りものの山谷石と流木で隠れ場所をコシラエテ(方言?)。
 数時間かけて慎重に水合わせをして、購入した4匹のアベニーパファを放流。





 今日、初めて冷凍赤虫をあげてみました。ピンセットで一匹ずつ摘んで、水槽内でユラフラ。すると、恐る恐るアベニーちゃんが近寄ってきて、、、チューるチュるって。おぉー食べた、食べた。
 直接、餌をあげているって、けっこう快感だわ。でも、赤虫5匹あげるだけでも、30分以上かかってるんですけど。どうしても忙しい時ってどうやって餌あげるんですか?教えてください。
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我が家のミナミヌマエビ。

 今日は、我が家に昔からいるエビをご紹介したいと思います。エビちゃんと言っても、最近話題のビーシュリンプや、CanCamモデル(うっ、親父ギャグでしたか?)の方ではなくて、地味めなミナミヌマエビです。
 ミナミヌマエビ。その名のとおり、ヌマエビ科に属するエビちゃんです。学名は、Neocaridina denticulata denticulataというらしいです。元々日本でも西日本に生息しているらしく、昔から釣り用の生き餌として使われていたようです。エビの体長は最大で約3cmほどでヤマトヌマエビより小型です。
 ご存知のとおり、水槽内では対コケ部隊として活躍が大いに期待されていまして、先輩方のサイトを拝見すると、対コケ攻撃力は、ヤマトヌマエビ>ミナミヌマエビ>ビーシュリンプといったところのようです。



 我が家では、2年ほど前にオトシンクルスと共にアクアショップからわざわざお越し頂きました。
 で、実際のコケ対策の効果のほどですが、目に見えるほどコケを食べてくれるかというと、そうでもないような、、、。ただ、水草や流木の上で、小さなハサミでちょこちょこと何かを啄ばんでいる姿は、可愛いなーって思います。きっと、コケの予防には活躍してくれているんだと思いますよ。
 また体色のほうですが、上の写真にもあるように概して地味です。色々とカラーバリエーションがあるようですが、遺伝的なもの以外にも、環境や生活周期(脱皮などのスケジュール)などによっても体色が変化していると思います。少なくとも我が家では、やや緑色がかった個体や、黒色、赤色(ビーの黒さや赤さとは違うんですが)、ベージュなどなど。体の模様も透明感がある個体や、全体が斑模様だったり、背中にラインが入っていたり。色々と楽しめますよ。特に、透明感のある個体では、腸の中が見えるので、何を食べたのかが分かってしまいます。オレンジだったらコリタブ(コリドラス用のタブレット)、赤だったら赤虫みたいに。
 ミナミヌマエビの大きな特徴としては、淡水で繁殖できることも挙げられますね。
 我が家では、最初10匹ほど購入してきたのですが、1週間もしないうちに抱卵個体が見付かり、順調に孵化。最初に抱卵したエビを見付けた時には、嬉しかったなー。水質の変化が原因で脱皮してしまわないようにと、水換えを控えたりした思い出があります。その後、次から次へと抱卵、孵化を繰り返し、半年後には、とても数え切れないほどに増えました。今では、抱卵していても気にせず水換えをしています。ちょっとやそっとじゃ、抱卵個体は脱皮することはないって分かりましたから。タンクメイトにはコリドラスとオトシンクルスしかいなくて、天敵がいなかったので、まさに爆殖しました。



 実は、これまでブログには一度も書いたことはなかったのですが、ミナミヌマエビ専用水槽を以前から一本維持しています。
 この水槽は、あまりに増えすぎたミナミヌマエビが、食料を求めてコリドラスの餌を強奪し始めたのがきっかけとなり、エビの隔離のために立ち上げました。なんせ、コリドラスが食事をしている横から餌を強奪するんですから。



 アマゾンフロックビットの葉の上に、エビが這い上がっていました。水の中は飽きたん?
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ラスボラ・エスペイ。

 昨日まで苦しんでいた風邪もすっかりと治り、喉の痛みもだいぶ良くなりました。季節柄、皆様におかれましても、お体にお気を付けくださいませ。
 また最近ではノロウイルスによる急性胃腸炎が大流行しています。私の身近でもノロウイルスと思われる症状を発症した方々が多くいるので、確かに今年は例年以上に感染者が多いと実感しています。そんな状況ですので、とにかく私は、生牡蠣は食べないようにしていますが、皆様もお気を付けください。
 さて、今日は30cmキューブ水槽の新しい主をご紹介いたします。ラスボラ・エスペイです。

 水槽の大きさとコンセプトを考えて、30cmキューブ水槽にはテトラ系かラスボラ系のとにかく小さい魚をと考えていました。ミクロラスボラ・ギャラクシーがいいかなーとか、王道のカージナルにしようかとか色々と考えていたのですが、ショップに売っていないと始まらないので、具体的な種類は実際にショップに行ってから決めることにしました。先日のブログでも書きました近くのアクアショップに行ってみると、いました、いました、小型魚が。これまでコリドラスばっかり見ていた(物色していた)ので、小型魚水槽をまじまじと見つめるのは今回は初めてでした。
 まず最初に目に付いたのは、やはりカージナルやネオンテトラでした。レッドとブルーが映えて、コリドラスにはいないタイプでかっちょいい。しかし魚のサイズが大きくて、30cm水槽にはつりあっていないような、、、。ちょっと私のイメージと違ってくることに気付き諦めました。次に気になったのがラスボラ・エスペイで、カージナルほどの艶やかさはないものの、体側のオレンジ色には上品さもあります。サイズも1.5cmほどで合格ラインで(実は購入後、成長する4cmにもなることが判明。やや心配)、この子たちに決めました。
 10匹ほど購入して、30cmキューブに投入してみました(もちろん、水あわせは慎重にしましたよ)。環境に慣れていないせいか、アクチベーションされていて水槽中を行ったり来たり。水槽が小さいので、10匹がせわしなく動き回っていると、いささか落ち着かない印象を感じました。もう少し様子を見て、いつまでもこの調子だったら、数匹を他の水槽に引越しさせることも検討しなければならないかもしれませんね。
 写真は、昨日必死で撮った写真の一部です。昨日は、この写真を撮るために2時間以上も水槽の前で悪戦苦闘していました。たいした写真ではないのですが、これが今の私のいっぱいいっぱいでして、、、。



 いやー、小型魚って可愛いですねー。コリドラスとはまた違った魅力があります。エサをあげようとすると、水面近くに集まってくるところなんて、たまりません。
 ただ早々に浮気心でなんですが、今度飼うとしたら、花火ことミクロラスボラ・ギャラクシーもいいなって思っています。
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