プロレイザー。

 今日は、30cmキューブ水槽立ち上げの話題を書くつもりでしたが、今日届く予定だった水草が届かず、書くことがなくなってしまいました。私のミスが原因なので、どうすることもできません。そんなわけでして水草に関しては、また次回のブログに書きたいと思います。そこで、今日は急遽話題を代えてADA社のプロレイザーです。

 このプロレイザーという製品は、水槽のガラス面に着いたコケを削ぎ落とすためのものです。ちょうど髭剃りの要領で、スポットゴケ、茶ゴケを綺麗に削ぎ落としてくれるそうです。この製品は、既に多くの方々に愛用されているようでして、先輩方のサイトやブログなどでも使用感が報告されています。私の知る限り、このプロレイザーに批判的な記事は無いんじゃないかなー。先輩方がそんなに褒めるのなら、ぜひとも私も使ってみたいということで買ってみました。
 実際に使ってみましたが、確かにコケは綺麗に取れましたよ。先輩方の情報は本当でした(いやいや、疑っていたわけではないのですが)。しかし、私が不器用なのか最初のうちは綺麗にコケが落とせずに戸惑いました。慣れていなかったので、力のかけ方がいけなかったんだと思います。何度か使っているうちに綺麗に落とせるようになりますので心配無用です。また、私はR加工の水槽を使っているので、水槽角のコケにはまったく太刀打ちできません。これはどうしようもないですね。


 私は、使い終わった後は、浄水器の水で洗うようにしています。水道水ではケイ酸塩が付着して汚れてしまうらしいですよ。洗浄後は、すぐにタオルで水分をふき取り、上の写真のようにキャビネット内に収納しています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

30回目。そして、これからも。

 今回でこのブログの30回目の更新です。当初、何も分からずに始めたブログでしたが、なんとか30回目まで続けられました。飽きやすい性格の私が続けられているのも、ここにお越し頂いて、私の下手な文章を読んで下さっている方々のおかげに他になりません。お礼申し上げます。これからも細々と続けて行きますので、なにとぞ宜しくお願いいたします。

 私は昨日の更新のときに大変なことを知ってしまいました。このgooブログでは記事に1つの写真しかアップできないとずっと思っていたのですが、実は何枚もアップできることが判明いたしました。29回目にして知る衝撃の事実。今更ながら、あほうでした。
 そういったわけで、これまでにアップしたかったのにできなかった写真を過去記事に更新しましたので、お時間があれば、ご覧ください。
 更新した過去記事。
 山谷石。(2006年11月27日)
 プッシュ式ボトル。(2006年11月25日)
 アマゾンフロックピットと蛾。(2006年11月22日)
 CO2の供給。(2006年11月12日)

 今日の写真は、水面から飛び出す流木と浮き草の写真でした。メタハラがそのまま水面に反射しているのはご愛嬌ということでお許し下さい。
 明日はチャームさんから水草が届くので、30cmキューブ水槽の立ち上げ報告の続きを書きたいと思います。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

底砂。湧き水の砂。

 今日も30cmキューブ水槽の立ち上げ報告の続きです。今日は底砂について書いてみます。
 今回、使用した底砂はアクアスケープ・デザイン社のSpring Water(湧き水の砂)プレミアムです(チャームさんへのリンクはこちら)。ソイルじゃないの?って声が聞こえてきそうですね。正直に言いまして、かなり悩みましたが結局ソイルを諦めて、この砂にしました。ずぼらな私としては、ソイルによる富栄養化をコントロールする自信がなかったことと、今回植えるつもりのヘアーグラスがソイルでなくてもいけそうと思ったからです。
 さて、この「湧き水の砂」ですが、砂の粒子は田砂より小さくて約半分ほどしかありません。また砂の角もそれほど鋭くなく、コリドラスにも安心して使えそうです。ただ色は田砂に近くてやや黄色みを感じましたが、この辺は好みの問題かもしれませんね。気になる比重ですが、砂の粒子が小さいだけあって確かに軽いですが、舞ってしまうほど軽くはないようです。私の判断基準ではコリドラス水槽で使っても問題はなさそうです。
 実際にセッティングしたキューブ水槽内の様子が下の写真になります。



 写真の中の石は、ADA社の山谷石です。昨日紹介しました山谷石ですが、水の中ではこんな感じになります。山谷石の青白色と底砂の白黄色のコントラストがはっきりしています。
 先にも書きましたが、この水槽にはヘアーグラスを植えて、草原のようなレイアウトにしたいと妄想を抱いております。綺麗になったら、このブログで紹介(自慢)しますが、失敗したら人知れずリセットします。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

山谷石。

 今日は、新しく立ち上げた30cmキューブ水槽に使う石について書きたいと思います。今回購入したのは、ADA社の山谷石(やまやいし)です。この石は、今年のGW中にADAギャラリーで特別企画販売されていた山石だそうで、一般販売する際に名前が変更されたようです。諸先輩方のブログなどで山石の存在を知って興味津々でしたが、実際に山谷石を購入する直前まで「山石=山谷石」であることに気が付きませんでした。年々、想像力というか推理力が衰え気味。

 さて写真は、その山谷石です。通販チャームさんの「ADA 山谷石 3組セット」を注文して届いたすべての石が写っています。写真の状態は洗浄する前なのでやや白く見えますが、洗浄して水に濡れた状態では青みがかかり落ち着いた印象があります。角があって渓流に落ちている感じの石です(なんとも安っぽい説明ですみません)。
 流木や石などの天然物は、同じ製品でも色や雰囲気が違ったりして、同じ水槽内で使うのを躊躇したりすることがあるのですが、この山谷石でも深い青色のものもあれば、黄色が混じっているものもあります。違う色があるのも自然だと云われれば、その通りなのですが、できれば同じ雰囲気のもので揃えたいですよね。また形状についてですが、採石法のせいなのか石の面が平らのものが多い気がします。今回、かなり多めに購入することができたので、その中から納得できるものを選ぶようにしました。
 最後に、石の大きさのことですが、今回私の元に届いた石の中で最大のものは15cm程度。私が調べた限り、他の販売店でも大きな山谷石は売っていません。もし、石組みだけでレイアウトをしようと考えたら、15cm程度の石では60cm水槽以上になるとかなり厳しい気がします。ただ30cmキューブ水槽では親石として十分使える大きさだと思います。

 下の写真は、水槽内に配置した山谷石です。


 このように水の中では、深い色合いになります。(11月28日追記)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

30cmキューブ水槽。

 今日から数回、新しい水槽の立ち上げ報告をしたいと思います。
 実は以前から小型水槽を始めようと色々と情報を集めていたのですが、今週末からとうとう実行に移すことにしました。
 まず今日は水槽の話を少々。

 購入したのはADA社の30-C、30cmキューブ水槽です。30-Cを手にしたとき、手に触れるのが怖いと思うほど、繊細だなって印象を受けました。ガラス厚も4mmということで割ってしまいそうな気がしてなりませんでした。でも、ただ見ているだけでは何も始まらないことに気付いて、慎重に水洗いして水槽台にセットしました。さすがに小さくて軽いので、洗うのも運ぶのも楽でした。これまではNISSO社の水槽だけしか使ったことがなく、初めてのADA水槽でしたが、さすが多くの方々に支持されている水槽ですね。角のガラスとガラスを接合するシリコンも最小限で目立ちません。私にはもったいないくらい。私はまだ直接目にしたことはありませんが、スペリアってもっともっと綺麗なんでしょうね。
 今回は、初めて石組みでレイアウト(のつもり)をしてみました。今はまだ、公開するレベルには到っておりません。今言えることは、想像以上に石組みは難しいです。
 それと、30cmキューブ水槽に合う照明って何でしょうねー。アクアシステムのアクシー300かエーハイムぐらいしか無くありませんか?できればオープンアクアでやりたいと思っているので、一つの案としては興和のKS-CXも考えているのですが。
 明日は、石組みに使った石をご紹介したいと思います。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

プッシュ式ボトル。

 いきなりですが、つまらない写真ですみません、テトラ社のブラックウォーターのボトルございます。昨日、通販で購入したものが自宅に届いたので、写真を撮ってみました。いつも購入するとすぐに、プッシュ式の容器に入れ替えています。プッシュ式容器は使い勝手がいいですし、見た目が良いというメリットがありますよ。

 現在、私が使っている添加剤・液体肥料は、テトラ社のアクアセーフ、前述のブラックウォーターと、ADA社のグリーンブライティSTEP3、自家製カリウム溶液(10%炭酸カリウム)です。たいてい一回にどのくらい使うのか決まっているので、あらかじめワンプッシュで何ml出るか調べておけば、使い勝手が良くなります。私の場合は無印良品のシャンプーやボディーソープ用の容器を使っています。同じ商品で統一した方が、ワンプッシュの容量を忘れずに済みますし、なによりも見た目に統一感が出て、おしゃれな気がします。無印良品はステンレス製や透明プラスチック、アクリル製品の種類が豊富で、しかもお手ごろな価格設定が気に入っています。


 実は家内も無印良品の製品を気に入っているので、家族サービスのふりをしてお店に行けてアクア製品を探せるということも大きなメリットなんです。
コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )

日本のHIV感染。

横浜市の男性が狂犬病発症 比で感染、今月2例目(共同通信) - goo ニュース

 今日も、ウイルス関係の話を一つしたいと思います。
11月22日、狂犬病発症者が新たに発生したと報道されました。私自身、これほどまでに短期間に連続して発生していることに驚きを感じています。報道番組でも大きく取り上げられています。私も狂犬病については、もちろん十分注意喚起する必要があると思いますが、実はもっと日本人が注意をしないといけない感染症があると思うのです。その一つは、後天性免疫不全症候群(エイズ)の原因ウイルスHIVです。

 みなさん、ご存知ですか?先進国の中で、HIV感染者の数が年々増加している国を。それは日本だけです。しかもエイズを発症してからHIV感染に気付く感染者が多いのも特徴です。HIVは、感染直後には風邪と似た症状が出ますが、その後1年から10年間は無症候期と呼ばれる平穏な日々が続きます。しかし体の中では、ウイルスが着実に増殖しており、確実に体を蝕んでいきます。HIVは徐々に免疫機能を抑制していくので、カビや他のウイルスによって簡単に健康を崩すようになります(カリニ肺炎やカポジ肉腫などの日和見感染症)。こういった症状を後天性免疫不全症候群(英語表記Acquired ImmuneDeficiency Syndromeの頭文字からAIDSつまりエイズ)と言います。つまり現在の日本人の多くは、HIVに感染するかもしれないという意識がないので、多少の体調の悪さではエイズを疑うことをせず、症状が悪化してからHIV感染が発覚するんです。
 HIVって、どんな人が感染するのでしょうか?不幸にも血液製剤や輸血によりHIVに感染した方々が多くおられます。現在では、高リスクグループとしてドラックユーザー(麻薬常用者)や同性愛者などが挙げられています。こうした事実が日本では過剰にアナウンスされて、結局は日常生活では感染しない特殊な嗜好をもつ特殊な人だけの感染症というイメージを植えつけてしまった気がします。しかしHIVは血液などの体液を介して感染するウイルスですので、当然異性間性交渉でも十分感染リスクがあることを認識するべきです。人間の最低次の欲求を利用して感染する極めて身近な感染症であるのですから。
 私は、公衆衛生に関係する公務員ではありませんが、ウイルスの基礎研究をする一人のウイルス学者として、今の日本のHIV状況に危機感を感じています。
 ちなみに、「グッピーエイズ」とか「ディスカスエイズ」はHIVとは無関係だと思っています。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

水中フィルター。

 今日は、水中フィルターについて書きたいと思います。
 大切に育てている熱帯魚には、できる限り生息地に近い環境で快適な環境を維持してあげたいと思うのは、飼育者の性ですよね。私の場合、コリドラスがメインなので、ブラックウォーターで弱酸性にして、底砂は細かくして、、、などなど。私は、コリ生息地である南米に一度も行ったことがないので、書籍や諸先輩方のサイトを読んで、一応その気になってるわけですよ。水流についても「それほど強くなく、でもちょっとはあった方がいいような」ということで、水中フィルターで水流を作っています。
 多くの方々は、濾過フィルターからの排水で水流を作っていると思いますが、私のメイン水槽では排水を湧き水、底面吹き上げ式に利用している(詳しくはこちらをご覧ください)ので、水流はほとんど無い状態です。そこで水中フィルターを導入し、水流を強制的に作っています。現在、使用してフィルターは写真にもありますが、GEX社のイーロカPF-380です。近くの熱帯魚屋さんで特売で販売されていたので購入しました。
 使用した感想なんですが、水流の強さも適当で満足しています。実は、もう一つ使ってみたらとても便利な機能がありました。油膜を効率よく除去するのです。方法は簡単です。このPF-380にはディフューザー用コネクターが付属していて、そのコネクターに短く切ったエアホースを取り付けます(写真の白いホース)。そして、フィルタの設置する高さを調整して、ホースの先が水面すれすれになるようにするだけです。すると、空気と共に水面上の油膜を吸い込んでくれて、水中に拡散してくれます。90cm水槽の場合、5分ほどセットすれば油膜はすっかりと無くなります。油膜が無くなったら、フィルターごと沈めれば、空気を巻き込まなくなります。
 このフィルターの問題点を強いて挙げるとすれば、水流を調整する機構がないこと、また水槽内に設置するので、目に付いてしまうことでしょうか。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

アマゾンフロックビットと蛾。

 お待たせしました。久しぶりの更新です。さすがに5日間も外出していると、水槽の様子が気になって仕方ありませんでした。「もし水槽にひびが入って崩壊していたら、、、」なんて考えていたら、居ても立ってもいられません。今住んでいる賃貸マンションは一階なのですが、これは水槽にもしものことがあったときに、下の階の方に迷惑をかけることがないようにしたためです。引越しをするときに、不動産屋に一階の物件を探して欲しいとお願いすると、決まって珍しがられます。
 さて、今日は外出中に爆殖モードに突入したアマゾンフロックビットについて書きます。

 現在、水槽に入れているフロックビットは2代目です。実は、以前にもフロックビットを入れていましたが、ある理由で全滅させてしまいました。フロックビットを全滅ってなかなか経験できることではありませんが、見事にやってしまいました。そんな失敗話を聞いてください(見てください)。
 結論から言いますと、蛾の幼虫に食い尽くされました。でも全滅するまで気が付きませんでした。あほうですね。犯人(虫)の蛾の幼虫とは、ミズメイガの一種のようです(詳しい情報は通販大手のチャームさんのコラム欄をどうぞ)。一般的に、侵入経路としてはスネールなどのように購入した水草と共に入るようですが、私の場合は、あくまでも自然界から窓を介して侵入してきたと考えています。
 蛾の幼虫が侵入したかどうか判断する方法ですが、諸先輩方のサイトさんの内容を総括すると、水面を漂う食い千切られた水草を見つけるのが、一番簡単な方法のようです。私の場合でも、そういった症状は見られたのですが、てっきりエビの仕業だと思っていました(エビちゃん、疑ってごめんなさい)。また、ちょうどその直前に引越しをしたので、輸送ストレスで調子を崩したのかもと思っていました。結局、水面に小さな成虫の蛾が多数浮かんでるのを見付け、その後ミノムシのように千切れた草で身を包んだ幼虫を発見して、コイツに違いないと断定しました。そのときには、時既に遅し。フロックビットは激減していました。再発を防ぐために残った株もすべて廃棄して、新しく購入しました。


 新しいフロックビットを購入してから、2ヶ月以上経ち、ようやく対数増殖期に入ったようです。これからは、もう少し水質浄化に寄与してくれると期待しています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

狂犬病について。

京都の男性が狂犬病発症 比で感染、1970年以来(共同通信) - goo ニュース

 今日はもう一つのネタでブログを書きたいと思います。11月16日、日本人が狂犬病を発症したと報道されました。日本では36年間、狂犬病を発症した方がいなかったので、狂犬病は犬だけの病気だと思う方も多いのではないでしょうか。しかし、狂犬病の原因である狂犬病ウイルスは犬だけでなく、人間、リス、コウモリ、猫、、ほとんどの哺乳動物に感染することができます。実際、東南アジアなどの国々では狂犬病で亡くなる方はまだまだ大勢います。まさかと思われるかもしれませんが、欧州やアメリカのような先進国でも狂犬病ウイルスは野生動物の間で確かに存在しています。

 狂犬病ウイルスは動物にかまれたり引っ掻かれたりした場合に感染しますが、まず傷口付近でウイルスが増え、その後中枢神経系(脳)に移行します。神経系が侵され始めると幻影を見たり、水を極端に怖がる(恐水症)などの神経症状を発症します。一度発症してしまうと、ほぼ100%致死的です。有名なエボラウイルス(のザイール株)でも致死率は約90%ですから、狂犬病ウイルスは最も危険なウイルスと言えます(狂犬病ウイルスはP3と呼ばれる実験室で取り扱うことのできる病原体です)。しかし狂犬病には、予防法(ワクチン)と治療法(治療的ワクチン投与)の両者が揃っており、感染しても発症以前なら治療が可能です。
 海外に長期出張される予定の方は、あらかじめ狂犬病汚染地域かどうか確認したうえ、予防のためワクチンを接種してください。また汚染地域を旅行される方で、野生動物と接触して噛まれたり、引っ掻かれたりした場合には、すぐに帰国し治療的ワクチンの接種を強くお勧めします。もう一つ。狂犬病予防法により犬を飼い始めたら役所に報告する義務、狂犬病ワクチンの受けさせる義務が決められています。しかし実際に飼われている犬の数と報告された数が大きく違うようです。万一、日本で狂犬病が流行した場合、可愛いワンコを狂犬病から守るためにも、また家族が危険に晒されないようにするためにも、飼い犬にワクチンを受けさせて頂きたいと思います。
 日頃、役に立たないことばかり書いているので、今回は私の専門のことで、このブログをご覧頂いている方に少しでも参考にして頂ければ幸いです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

オートフィーダー。

 いきなりですが、お知らせです。明日から来週の火曜日まで遠出しますので、その間ブログの更新をお休みさせて頂きます。このブログを楽しみにしている方々には大変申し訳ありませんが、宜しくお願いいたします。「別に楽しみにはしてないぞ!」って声は聞こえないフリしよっと。
 さて、今日のテーマは、最近購入した自動給餌機についてです。

 今考えてみると、アクアリウムを始めてから今日まで、三日以上家を空けたことがありませんでした。さすがに五日間餌を絶つのは可哀相だと自動給餌機を購入し使ってみることにしました。購入したのはテトラ社のオートフィーダーAF-3です。選んだ決め手は、枠無し水槽にセットできて、タブレット餌が扱えそうだったから。給餌機は私の外出中だけ設置するつもりなので、見た目はあまり気にしないようにしましたが、カラーがシルバーであったことも考慮しました。
 では実際に使ってみた感想を書きますね。と言っても数日間だけ使っただけなんですけど。私は4等分に割ったタブレット餌を使いました。まず給餌する量を調整したのですが、思っていたより簡単に調整完了。ほぼ目的とする量を給餌できるようになりました。このAF-3は、枠無し、枠あり水槽問わず、しっかりと取り付けができるようです。水槽に取り付けて実際に作動させてみると、、、餌はしっかりと出ました。が、しかし半分近くの餌はプカプカと水面を漂い沈みません。明日から実戦だというのに解決策はまだありません。今回はこれで我慢しますが、どなたかよいアイデアがあったら教えてください。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

温度計。

 今日もアクア器具のご紹介を。今日は水温計です。
 メインの90cm水槽には、今は2種類の水温計を設置しています。一つは日動社のマルチ水温計で、もう一つは写真にもあるGEX社のクリスタル水温計Sです。

 マルチ水温計は、デジタル表示で見やすく一瞥して確認することができます。また、この水温計は最高水温と最低水温を記憶することができる大変な優れものです。しかし、デジタル表示の水温計って故障したかどうかの判断がつきにくく、過信しすぎると危険です。今、使用しているマルチ水温計は二代目なのですが、一代目は水温を表示したままフリーズしていて、一週間ずっと25.9℃と表示してました。この間に、もしヒーターが壊れたりでもしたら、ズボラな私にはなかなか気が付かなかったことでしょうね。ただ昼間に仕事で外出する私にとっては、最高・最低水温を記憶してくれる機能は捨てがたいものです。そこで、もう一つ信頼性の高いアナログの水温計を新たに設置することにしたわけです。
 クリスタル水温計Sは、写真で分かるように温度を示す液体がブルーです。ちょっとした違いですが、普通の赤い液体の水温計と比べて、明らかにおしゃれレベルが高いです。欲を言えば、温度が書いてある部分が白ではなく、より透明感があれば、もっと良かったのにって思います。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

CO2の供給。パート2。

 今日も、昨日の続きでCO2添加について書きたいと思います。
 実は昨日、ブログを更新した後、gooブログ内を徘徊していたら、時同じくしてCO2添加について説明されているブログを発見してしまいました。easy and cheap AQUAさんです。私と違って説明が簡潔で分かりやすいですし、決してcheapではありませんよ。しかも今日書こうと思っていたCO2マスターについても丁寧に説明がされているので、、、そう初トラックバックさせて頂きました。

 昨日は逆流止弁まででした。今日はその続きのカウンターからです。実は以前、カウンターについて書いたことがあったんです。カウンターの写真はこちらで。カウンター内には水が入っていて、下からCO2の泡が上がります。この泡の数を数えると、CO2をどの程度添加しているのか把握できる仕組みです。私は資技研製のカウンターを使っています。これはプラスチック製ですが、今のところ(購入からほぼ一年)透明感はガラス製と大きな違いは感じていません。もちろん割る心配もありません。
 次は、いよいよ最後の拡散器具です。これは、実際に水槽水にCO2を添加する器具ですね。私はWaterPlantsWorldさんから購入したCO2マスターを使っています。多くのサイトで既に紹介されているので、ご存知の方も多いと思いますが、このCO2マスターは外部フィルターのホースの途中につなげる物で、効率よくCO2を添加できます。私の場合も、以前まではCO2ストーンを使っていて結構ロスがあったんですが、CO2マスターにしてからはほぼ100%添加できているようです。そして、何よりも水槽からCO2ストーンを排除することができました。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

CO2の供給。

 今日は、CO2添加システムについてご紹介したいと思います。
 ご存知のとおり、CO2は光合成の際の炭素源として、植物の成長には欠かせない要素です。そのため水草レイアウト水槽を維持するためには、CO2を水槽内に強制的に供給するシステムが必要となり、現在では様々なシステムが販売されています。私は当初、自作による酵母発酵式で供給していましたが、添加量が気温により左右されること、砂糖ゲルの作成が面倒であったということ、温暖化防止のため無駄なCO2を排出できないこと(これは冗談です)などから、今は小型ボンベによる供給に変更しました。
 現在の構成は、CO2ボンベからレギュレーター、電磁弁、ボールバルブ、スピードコントローラー(スピコン)、逆流止弁、ガラス製逆流止弁、カウンター、CO2マスターの順で接続しています。

 まずはレギュレーターですが、これは密封されているボンベに穴を空けて、高圧のCO2を徐々に取り出すための装置です。電磁弁はCO2の供給をタイマーで制御するための装置で、通電中はCO2を通過させ、電気が切れるとCO2を遮断します。私は、レギュレーターと電磁弁は資技研というメーカーのものを使っています。今だったらレギュレーターはデザインの良さでADA製が欲しかったなって思います。もちろん資技研のレギュもそれほど格好悪くはないのですし、機能的にも満足はしています。今は、レギュと電磁弁はキャビネット内に隠しているので、結局はどちらでも変わりませんが。ちなみに資技研製は汎用小型ボンベがそのまま使えるのでコストは安いです。しかしコストを気にするのなら、ミドボン(大型ボンベ)を使ったほうが桁違いにコスト安ですが。
 次にボールバルブとスピコンですが、これはCO2の供給を止めたり、また供給量を調整するためのものです。スピコンについては以前まではADA製を使っていましたが、使ったことのある方はよくご存知だと思いますが、微妙な量を調整するのがとても難かしいですよね。そこで現在は、WaterPlantsWorldさんから購入した低流量対応スピコンを使っています(下の写真がそれです)。こちらは調整が驚くほど簡単ですよ。



 逆流止弁は読んで字の如く、気体や液体が逆流するのを防ぐためのものです。私の場合、この逆流止弁を二つタンデムにつなげています。一つはプラスチック製のもので、もう一つはトップの写真にもあるADAのカボーションルビーです。カボーションルビーは見た目が綺麗であることと、ガラス製のため耐用年数が長いという実用的な面があり採用しました。使った感想ですが、んー、無事に機能しているようです。
 予想以上に長くなってしまったので、続きはまた次回書きたいと思います。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

エアーレーション。

 今日は、私が実践しているエアレーションについてご紹介したいと思います。メイン水槽では、エアレーションをタイマーでコントロールしていて、照明が消えている間だけオンになるようにセットしています。ライトを点けているときに、同時にCO2も添加しているので、CO2を逃したくないからです。
 ところで、エアレーションのときの水しぶきって気になりませんか?私はずいぶんと苦しみました。水槽いっぱいに水を張ると、エアレーションのしぶきが水槽の外にまで飛び散り、知らぬ間に床を濡らしていることが多々ありました。

 単純な私としてはガラス蓋をするのが一番手っ取り早いと思うのですが、ガラス蓋をしてしまったら、オープンアクアリウムどころではなくなってしまいます。エアレーションしぶきのためにオープンアクアリウムを諦めるのも辛かったので、エアーストーンを水槽の中央にもってくることにしました。しかし水槽中央ではあまりにも目立ってしまうので、流木でエアストーンを見えないようにし、またエアポンプからのチューブは底砂に埋めて隠しました。写真は、流木を除いて水槽の側面からストーンを撮ったものですが、極力目立たないように工夫をしています。簡単な作業でしたが、実際にやってみるとなかなか効果的でした。ストーンは目立たないし、エアーは流木にぶつかり、予想外の動きをして楽しめます。また何よりも、しぶきがどんなに上がっても床を濡らさずに済んでいます。
 しかし問題が二点ほどあります。まず底床にソイルを使っている場合、エアーと共にソイルを巻き上げるので水が著しく濁り、現実的に不可能です。また蛍光灯ライトでは、ライトアップをしていても水面からライトまでが近いために、しぶきがライトに直接ふりかかります。しぶきが乾くと痕が残りますので、やはりお勧めできません。ソイル以外の底床で、かつ水面とライトの距離が20cm以上の離れているような方は試してみてはいかがでしょうか。(そんな奴はいないって声が聞こえてきそうですが。)
 ちなみに、今の水槽ではいぶきのセラミックエアストーン丸25mmを使っています。ストーンのサイズが大きすぎないのと、細かいエアーが出るのが気に入っています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ