アクアリウムに魅せられたある研究者の日記。
太陽の光。流木の影。
プロフェッショナル3e 2076。
さて、今日も昨日の続きで、新しく導入した外部フィルターについて書いてみたいと思います。昨日は機能について(洒落のつもりはありません)書きましたが、今日は実際のセッティングと使用感について書いてみます。
今回ご紹介するプロフェッショナル3e 2076はメインの90cm水槽に設置しました。この90cm水槽には以前まで、エーハイムのクラシック2213を2台とサブフィルター2213を2台の計4台を使っていたので、合計すると濾材は約10L程度使用していた計算になります。一方、2076の濾材容量は、説明書によれば6L少々(生物濾過用に6L。物理濾過用に0.6Lです)。容量ダウンが少々気がかりですが、ここは量よりも質だと自分に言い聞かせて気にしない振り。もう購入してしまったのに、今更後戻りはできませんから。
4台のフィルターの複雑なホースから開放されると思うと、それだけでも買った甲斐があるってもんです(激しく言い訳調)。
また濾材についてはすべて、これまで使用していたものをそのまま引き継ぐことにしました(以前書いた記事はこちら)。濾材の内訳は、サブストラットを4L分(実は5L近く入った気がします)、スポンジ濾材を2L分(こちらも2L以上は入っているようです)。後は物理濾過用のプレフィルターって感じです。このプロフェッショナル3シリーズの特徴して、生物濾過ユニットと物理濾過ユニットが独立しているので、生物濾過をまったく触らずに、メンテナンスができる構造になっています。
濾材以外の設備は、すべてフィルターに付属していたものを使用しました。ですからシャワーパイプやホースは、すべてエーハイム色(緑色)です(泣)。
濾材を詰めた後、実際にフィルター内に注水しようとしたのですが、ここで恥ずかしながらトラブル。本当なら、呼び水レバーなるボタンを数回プッシュすると、フィルター内に水が注水されるようなのですが、私が押しても、あれれ?ちっとも水が引き込まれない。その後いくら押しても水が呼ばれてくれません。やり方がいけないのか?フィルターが私を拒絶しているのか?仕方ないので、排水パイプを口にくわえて思いっきり吸い込んだら、簡単にサイフォンが始まり注水されました。アナログな方法が一番効果的でした。
いよいよ電源をオンにするときです。当然、最初はエア噛みが起きましたが、すぐにエアーが排出され、あっという間に静かになりました。これには、さすがに感心。エーハイムの力を見せつけられました。
また電源投入直後の数十秒間はセルフチェック機能が働き、エアー噛みや流速などを自動的にチェックするようです。
実際に数日間使用してみた感想ですが、これまで流量を一番抑えた設定(780L/h)で運転していますが、騒音はほとんどありません。キャパシティーの大きいモーターで余裕があるからかもしれません。また現在は、付属のシャワーパイプをそのまま使用していますが、やはり勢いは強すぎます。シャワーパイプだけを使うのなら、穴を大きくしたほうがいいと思いました。
私は、Tジョイントをつなげて底面吹き上げにも水が流れるようにする予定なので、シャワーパイプはそのままにしています。
吸水側ですが、一応、私はプレフィルターP-1をつなげました。16/22ホースにそのまま繋げられ、取り外しも簡単にできそうです。
それにつけても、エーハイム色は、ちょっと目立ちすぎ。できれば、ステンレスパイプをと思っているのですが、16/22ホース用はなかなか見つからず。誰かご存知の方いませんか?もしくは、ステンレスパイプ曲げを特注した猛者はいませんか?
追記(2006年12月27日)
フィルターからの排水をT-ジョイントを介して、底面フィルターに流れるようにして、底面吹き上げ式にしました。下の写真を見ていただくと分かるように、写真上部からオーバーフローパイプ、T-ジョイント、シャワーパイプの順です。このときシャワーパイプは5cmほど短くカットしました。そうしないと奥行き45cmの水槽ではセットできなかったからです。T-ジョイントの下部から底面フィルターにつなげています。順番は16/22ホース、12/16ホース、NISSOの連結用ストレーナー、NISSOのバイオフィルタです。
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外部フィルター。
さて、前回の更新からだいぶ間が空いてしまいました。前回の続きで我が家のコリドラスをご紹介するつもりでしたが、なかなかコリを写真に収める時間が無かったので、今回は外部フィルターについて書いてみたいと思います。
今週末は公私共々忙しくて、とてもアクアどころではありませんでした、、、と言いたい所ですが、実は合間を見て、こっそりと以前から気になっていたものを購入しました。エーハイムのプロフェッショナル3e 2076という外部フィルタです。
このフィルターは今月に入ってから発売された新機種で、私はここ数ヶ月間、このフィルターが発売されるのをずっと待っていました。「単なる濾過フィルターじゃん」と言われると、その通りとしか言いようが無いのですが、妙に私の心を捉えて放さない新機能があるんですよ。 いくつか新機能があるようですが、私が説明するよりもエーハイムのHPを見て頂いたほうが分かりやすいと思うので、興味がある方は、エーハイムのHPをどうぞ。ここでは、私が気になったことだけを書きたいと思います。
このフィルターには、マイクロプロセッサーが内蔵されているようで、従来のフィルターとは異なるいくつかの新しい機能があります。「まさに、フィルターのIT革命やー!」(パクリでした、すみません)。
気になった機能としては、まず流速を数段階に調整することができ、水槽のサイズや魚を種類などに合わせて、好みの流速に設定することができます。この機能を 利用すれば、排水をシャワーパイプ、底面吹き上げ式、そして湧き水、、、色々と簡単に楽しめそうです。
次の機能としては、濾材の目詰まりなどによって流量が低下するとそれを感知して、設定した流量に維持するために自動的にインペラーの回転数を上げて流量を電子制御してくれます。なんかITの香りがしてきますねー。
そして、流量の低下具合から濾材の汚れを判断し、フィルター掃除の頃合を教えてくれます。ワタクシ、特に、この「お知らせ機能」には、ま、参りました。コンピュータに教えてもらうのは癪ですが、フィルタ掃除をサボりがちな私に最後通告をしてくれるこの機能は、有用であることは間違いありませんな。ちなみにセッティング直後にチェックした結果、次のフィルター掃除まで6ヶ月と教えてくれました。コンピュータがどこまで正確かは分かりませんが、とにかく物珍しく新鮮な機能でありました。
申し訳ありませんが、今日は遅くなったので、この辺で。次回は、実際のフィルターの使用感をレポートしたいと思います。
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