キャビネット内部の紹介。


 今回は特別版です。
 ちょっとわけありまして、120cm水槽のキャビネット内部を公開したいと思います。

 まずは、トップ写真の全景から。
 汚い? 本当は、もっと汚かったんですよ^^ 
 ありのままを撮影するつもりだったんですが、どうしても我慢できずにちょっと片付けてしまいました。
 でも、基本的にはいつもだいたいこんなもんです。キャビネット中には必要最小限に留めて、頻繁に使う物しか置かないようにしています。
 その代わりに、家中の至るところにアクアグッツが散らばっていたりして。



 元々は私の書斎として使う予定だった小さな部屋。
 左側にある白い引き出しに入っているのは、私の宝物。アクアグッツを種類ごとに入れてます。
 例えば、CO2やエアー関係の小物は、一つの引出しにまとめてあります。他には、CO2ボンベのストックが入っていたり、冬の季節には使わない冷却ファンや逆サーモがしまわれているわけです。
 あまり使うことのない取扱説明書や保証書なんかも、一つのところにまとめてごちゃっと入れちゃってます。
 

 さて、再びキャビネット内部に話をもどして。



 このブログで数回前のエントリーでも紹介しましたが、キャビネット扉のメンテナンスグッツ類。



 キャビネットの右側には、外部フィルター。
 ホースが汚いです(苦笑)。
 公開するとは想定外だったので、手を抜いているのがバレバレです。ホースが曲がりくねっているのは、この写真には写っていないのですが、フィルターの後ろに殺菌灯が設置されていて、その取り回しのためです。



 唯一、まともに整頓できているところが、この電源コード。
 キャビネット背面に、このようにタップを設置して、120cm水槽の維持に関わる必要なすべての電源を集中管理しています。
 写真を見て分かる通り、このタップの便利なところは、各コードごとにスイッチが付いていて、水換えなどの時にわざわざコードを抜いたりしなくても、電源を切ることができるのが非常に重宝してます。



 キャビネットの左側には、CO2ボンベ(ミドボン)を置いているのですが、その後ろ側には、ソーラーIの安定器を並べています。これも、先ほどの電源タップ同様、背面の板に取り付けています。



 最後に、小物関係を。
 キャビネット中央には、よく使うアクアグッツを置いています。
 主に、餌と水草用液体肥料です。いづれも、そこそこの頻度で使われているアクアグッツです。


 さて、今回のキャビネット内部の紹介をするにあたっては、前回エントリーのコメントにてSAさんの要望があったからです。
 (SAさん、こんな感じで、参考になりましたか???)

 実は、過去に私も気になっていたことでもありまして、私自身も今のシステムを作っていく段階で、キャビネット内の様子を紹介しているブログを探して、参考にさせて頂いた記憶があります。これまでの私のアクア人生の中で、多くのブログやホームページが貴重な情報源となったのは、まぎれもない事実です。

 そこで不躾で恐縮ですが、このブログをご覧になっているブロガーの方々の中に、普段は公開することのない水槽台やキャビネットの内部を公開して下さる方っていませんかねー。
 私も含めて、 きっと、これからシステムを組んでいこうと思っている方に、参考になると思うのですが。

 そんなわけで、今日はこの辺で。

 (前回のエントリーへの返事はまた後日書かせて頂きます。)
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パレングラス洗浄キットのプレゼント企画。


 (2008年8月30日追記)
 下記のパレングラス洗浄キットの応募は終了させて頂きました。
 ご応募された方には、個別にメールにてご連絡させて頂きます。
 ありがとうございました。



 いやー、お久しぶりです。
 更新が滞ってしまい、申し訳ない。
 
 始まる前は、あまり興味のなかった北京オリンピックでしたが、なぜかテレビに向かって応援している自分がいます。こんなことだったら、大きなテレビを買っておけばよかったと後悔をしていますが、小さな画面であってもしっかりと感動は味わえております。一生懸命に努力して、晴れ舞台で活躍されている姿を見ると、日々のほほんと過ごしている自分も頑張らないといけないなっていう気持ちになります。
 みなさんにとってのオリンピックはいかがでしょうか。


 では改めて。
 前回の記事の最後に書きましたパレングラス洗浄キットのプレゼント企画ですが、ようやく概要が決まりましたので、ご案内致します。

 プレゼントしたいと思っているのは、前回でも紹介した翼付き静注針とシリンジ(10ml)をそれぞれ一つずつ。


 
 こんな感じでお送りします。
 シリンジ(注射筒)は、私がちょうどよい大きさだと感じている10mlを用意しました。大きすぎず小さすぎずです。
 それと、実はもう一点オマケを付けます(何かは受け取ってからのお楽しみに。大したものではないので期待しないでください)。計3点を1セットとしてお送りいたします。
 今回は、これを5セットほど用意しました。


 洗浄キットについては、前回の記事を読んでもらえれば分かると思うのですが、補足説明を少しだけ。
 翼付き静注針およびシリンジは共に、その分野では有名なメーカー製の医療用のものです。なので人間にも魚にも、もちろんエビにも害はないと思います。



 翼付き静脈針には、当然ながら先に針が付いていますので、適当な長さでホースをカットしてください。
 ちなみに、前回の記事では、パレングラス・ラージの洗浄の様子を書きましたが、翼付き静脈針のシリコンホース部分は約30cmほどありますので、他のパレングラスの洗浄にも使えます。CO2カウンター内への水の注入なんかにも使えそうですよ。
 ただし、パレングラス・ミニや、CO!aquaのCO2ミュージックグラス・ミニは、ガラス管の部分が長いので、対応できるのかどうかは不明です(持っていないので確認できませんでした^^;)。
 また、パレングラスの洗浄以外にもアイデア次第で色々な使い方ができると思いますが、くれぐれも医療行為への利用はできませんので、ご注意ください。

 で、プレゼントの対象者ですが、今回は相互リンクをして頂いている方で、プレゼント品をアクアリウム用途のみに使用するとお約束していただける方に限らせて頂きます。

 応募方法ですが、本日から今月29日(金)までの間に、
   1. ニックネーム(ブログで使用されている名前)
   2. メールアドレス
を記載の上、coryvirus@goo.jpにメールにてご応募下さい。(本名や住所等、個人が特定されるような情報は送らないで下さい)

 厳正な(勝手な?)抽選の結果、当選された方には、私から改めてメールを送らせて頂きます(諸事情により、ご連絡が遅くなるかもしれませんが、なにとぞご了承ください)。その際、郵送するに必要な住所や氏名を交換させて頂くことになるかと思いますので、合わせて予めご了承ください。
 
 
 後日談。
 前回の記事で綺麗になったはずのパレングラスでしたが、、、
 


 ぱりん。
 写真を撮り終えて、設置しようとしたら、この有り様。
 ADAのガラス製品は、予備を用意しておかないといけないんだと、改めて思い知りました。


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パレングラスの洗浄。


 ちょっとアクア以外の話題から。
 あまり多くの方の興味を引くニュースではないのかもしれませんが、
 「炭疽菌事件で訴追予定の科学者が自殺、治療研究の第一人者
との報道。病原体の研究者の一人として、かなり注目してます。(ちなみに、炭疽菌は細菌。私の研究対象はウイルス。)

 この事件は、911事件の直後のアメリカで、郵便物に炭疽菌が仕組まれ、5人が死亡した近年稀に見る生物テロでした。検出された炭疽菌の形状から、高度な技術が駆使された形跡があり、専門家の関与が疑われていましたが、7年後に一応の解決を見たわけです(自殺した科学者が本当の犯人かどうかは私には分かりませんが)。
 事件当時、日本国内でも郵便物から「白い粉」(アメリカでは、炭疽菌は白い粉状だったから)が見付かり、大騒ぎになりました。結局はいたずらだったようですが、私が所属していた研究室の助教授が、炭疽菌同定(検査)のために厚生労働省から駆り出されたりしたので、あの頃の記憶は今でも鮮明に残ってます。
 
 もし本当にその研究者が事件の首謀者だとしたら、同じ研究者として何ともいえない悲しい気分になります。



 さて、アクアに話題を変えて。
 私は、120cm水槽のCO2添加には、ADA社のパレングラス・ラージ20を使用しているのですが、そのコケ処理の話題を少々。
 最近、パレングラスはあまりブログでも話題に上がっていないので、ユーザーは少なくなっているのかもしれませんねー。メンテナンスやCO添加効率を考えると他にも優れた添加器具がありますからね。ただ、パレングラスから吐き出されるCO2の泡が水流に流されていく様子に癒される(私だけ?)ので、なかなか捨てがたいっす。
 そこで、今日は、パレングラスのメンテナンスに使用する器具をご紹介。

 パレングラスのコケは、ゴシゴシ洗い落とすわけにもいかないので、たいていの場合は純正のスーパージィというガラス専用洗浄液か、ハイターを使っていると思います。
 ええ、私もハイター派です。



 結構汚れてますね(苦笑)。この記事を書くために、あえてここまで放置していたんですよ(←ウソ)。
 我が家では、コケコケになったパレングラスを、このように専用のタッパーに入れ、適当量のハイターを加えてます。この状態で、一晩漬け置き。翌日以降、ジャブジャブと水道水で濯ぎ、ハイポ(チオ硫酸ナトリウム)を投げ込んだ水に再び漬け置き。



 で、取り出した図。綺麗なパレングラスは美しい。
 が…


 
 気になるのがパレングラス内部にたまった水。どうしても水が残っちゃうんですよね。ガラス管が曲がっているので、簡単には吸い取ることができないし。洗浄するのに薬品を使っているので、このまま水槽に戻すのはちょっと心配。

 そこで、考え付いたのが、このコレなんです。



 医療で使用されている翼付き静注針(いわゆる翼静針)。静脈注射もしくは採血などに利用されることもあるので、もしかしらご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
 で、翼静針の針の部分を切って、シリンジ(注射筒)につなげたものがコレ。

 

 パレングラス洗浄キットと(勝手に)命名。


 
 こうしてホースをパレングラス内部に挿入して…



 「ちゅー」っと内部に残っていた水を吸い取ってしまう。
 吸い取った水は廃棄して、今度は綺麗な水をパレングラスの内部に注入。再び吸い取るを繰り返す。こうして内部を簡単に洗浄して、「やったぞ!」と達成感に浸るわけです。



 じゃーん。
 実は、パレングラス一つを洗いたいが為に翼静針を箱買い。だって、個包装販売してくれないんだもの。(私は、職場関係の業者さんを通して購入しましたが、ふつうは入手困難かもしれません。)

 で、せっかくなので、このブログを読んでくださっている何名かの方にプレゼントをしたいと思っています。欲しい人がいるのかどうか不安ですが。
 翼静針だけをプレゼントしたのでは、ちょっと不親切なので、上記でも紹介したようにシリンジを付けて、キットとしてプレゼントしたいと思います。シリンジは、明日買ってくる予定なので、プレゼントする個数等、次回までには決定してご案内します。
 せめて、一人でもいいから欲しいと言ってくれますようにw。

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ソーラーIと専用スタンドの設置。vol.2


 この記事は前回の続きです。(前回の記事はコチラ



 この記事では、soyokazeさんに作って頂いたキャビネットに、ソーラーI専用スタンドを設置する過程にスポットを当てて報告したいと思ってます。


 まずは、スタンドを設置するときに注意したことから。
 先の記事でもリンクを張らせて頂きましたが、「癒しのアクアリウム」さんのこちらの記事では、キャビネットにスタンドを取り付ける際に、スタンドのネジとキャビネットのネジが干渉してしまったという大変教訓となる経験を書かれていました。

 この記事を知らなかったら、そのまま何の迷いもなく実行できたのですが、知ってしまったら、なんとか対策を考えないといけませんね。
 本来なら、作成してくださったsoyokazeさんに相談するべきなのですが、きっとお忙しいと思ったので、まずは自分で解決できないか色々と試してみることに。

 結論から申しますと、解決策が見付かりましたよ^^




 使う道具は、ちょっと強めな磁石。
 磁石で、キャビネット作成に使われた釘(ステープル)の位置を特定することができました。
(写真は、我が家にあったドライバーセットに付属していた磁石。現在アメリカ留学中のNちんに頂きました^^ アリガトー)




 専用スタンドは、このような取り付け金具でキャビネットに取り付けるわけです。




 で、その金具を取り付ける予定の場所付近にある釘(ステープル)の位置を先ほどの磁石で探るわけですね。
 写真で言えば、バツで示された位置に釘が存在することが分かりました。この場所を避けて、先の金具を取り付けるようにすれば問題なし。



 
 取り付け終わって、一服の図。
 とりあえず無事に終わりました^^



 で、スタンドを立てて、ソーラーIを設置して終了。
 で、この記事も終了。
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ソーラーIと専用スタンドの設置。vol.1


 最近、よく「熱帯魚を飼いたいんだけど」という相談を受けます。アクアリストとしては、アクアリウムに興味を持ってくれるのはホント嬉しい限りです。こんな私を頼って相談してくれることも嬉しいですね^^ 
 ただ、相談してくれた方で、本当に熱帯魚を飼い始める方はそう多くはなくて、必要な飼育器具の複雑さから計画段階で挫折してしまうケースが多いようです。犬や猫などよりも手軽に飼えると思っていたものの、なにやら色々な器具を購入しなければならず、ヒーターなどの電気代も心配だという先行き不安感が大きなハードルになっているようです。
 一度でも必要最低限度の設備で飼い始めてしまえば、その中で色々と学べることも多いと思うのですが、現実は難しいようです。

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淡水フグを飼いたいと相談してくれたKさん。
ぜひご家族と相談のうえ、淡水フグを家族の一員として迎えて下さいネ。
「おいらに餌をくれくれダンス」には癒されますよ。
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(個人的なプライベート連絡でした。)


 さてさて、今日は、先日のエントリーで触れた30cm水槽のキャビネットとメタハラの導入について少々。

 実は、かなり以前から30cm水槽設備のバージョンアップを考えていました。なんせ玄関ホールに置いてあるので、我が家の顔となるわけですから。少しでも「オシャレですね」なんて言ってもらえたら嬉しいじゃないですか^^ 
 そこで、まずはキャビネットの交換。



 今回も、soyokazeさんにお願いをしてCube a Stump。60cm水槽用のGrand Walnut IVです。
 右側が今回のキャビネット。左側が現在所有の120cm用キャビネットです。同じ表材なので、当然ながら同じカラーリングかつ木目でした。



 同時に、外部フィルタのホースもステンレスパイプ化して、メンテナンスが楽になるように。



 (一時的ですが)完成。
 現在は30cm水槽を置いていますが、近い将来60cm水槽にバージョンアップしたいと思っているんです。
 が、ここで大問題。ライトの設置方法を考えていなかったんですよね。



 こんな感じで、クリップライトがガラス蓋に置かれたままでした(苦笑)。
 どうやって、ライトを設置したらよいものかと、あれこれ考えては消えてを繰り返して、この状態で約1ヶ月間放置プレー^^
 見た目を気にしなければ、いかほどにもできるのですが、なかなか納得のいく設置方法がないんですよね。
 ライトスタンドを自作するか流用して現行のクリップライトを使い続けるか、それとも別のライトに切り替えて、既製品のライトスタンドを購入するか。

 悩んだ末、結局ライトそのものを切り替えることに。ADAのソーラーIと専用スタンドに変更です。興和の12,000Kライトは、清涼感があって気に入っていたんですけどね。また、他のところで活躍の場があるでしょう、きっと。



 で、早速、キャビネットにソーラーI専用スタンドを取り付けようと思ったのですが、なにやら気になることが。
 実は、ブログでもリアルでもお世話になっている「癒しのアクアリウム」のdiscusaquariumさんのこちらの記事で、なにやら取り付けに苦労されているのを見て、一筋縄では行かない予感。

 おっと、まだまだ長くなりそうなので、この記事はここで終わり。
 続きは別エントリーで。ええ、続きはすぐに更新予定ですよ。

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ターボツイスト。


 こんばんわ。
 先週のGWの最中、自宅に自分だけのスペースを開拓しました。将来、子供部屋になるはずの部屋に、机や本棚を並べ、仕事関係の書類や書籍、PC、そしてアクアの書籍を持ち込んで、仮の書斎を作りました。
 自分だけの空間。いやー、実に居心地がいい(笑)。
 実は、もともと書斎として小さな部屋を作ったのですが、仕事の書籍やアクア関係のグッツを置いたら手狭になりましてね。書斎としての使ったことは一度もなく、完全に物置と化してました。
 先週末も、仮書斎にアクア雑誌を並べたりなんかして更なる快適さを追求しておりました。この部屋に、ソファーを置いたりなんかして、寝ころびながら本を見られたら、他に言うことはないのですが、さすがに子供の面倒を見ずして、優雅な趣味の時間を持つことはできそうもありません。


 さて、今回から二回連続で、私が使用しているアクア器具について書いてみたいと思っています。
 今日は、カミハタ社の殺菌灯「ターボツイスト 6x18w」について少々(リンク先はレヨンベールアクアさんのサイトです)。

 ご存知の通り、殺菌灯というのは、紫外線(UV)を当てて、細菌(バクテリア)を殺すための装置です。しかし、バクテリアだけに限らず、カビやコケ、それらの胞子などにも効果があり、ウイルスを不活化することもできます(ただし、100%滅菌できるわけでは決してありません。)。アクアの世界では、コケや病気を予防するために使用されることが多いと思います。
 最近では、淡水水槽などでも殺菌灯を取り付けられるアクアリストの方も多いようでして、私も38brainさんの「aquamind 3」のこちらの記事を読ませて頂き、導入することを決めました。また、同時期に導入された「クログ水草水槽」のblacklayoutさんのこちらの記事や、「HEAVENS DOOR」のyukiさんが紹介されたこちらの記事を参考にさせていただきました。他にも、参考にさせて頂いたブログがたくさんありました。

 そんなわけで、今日は、殺菌灯の選定から、実際に使用して感じたことを書きたいと思います。

 一般的に手に入りやすいアクア用の殺菌灯には、いくつかのタイプがありますが、ここでは、外部フィルターやポンプで、強制的に殺菌灯内に水を循環させるタイプについて書きます。カミハタ社のターボツイストシリーズか、テトラ社のインバーター殺菌灯、またはレイシー社のUVFシリーズあたりが候補になるかと思います。私も、これら3社の製品の中から選びました。

 選考のポイントとなったのが、スペック、価格、殺菌灯本体のサイズ、ホースの接続方向でして、熟慮の末「ターボツイスト 6x18w」に決めました。その中でも最も重要視した選考の基準が、流速に関する適合範囲についてでした。
 実は、使用している外部フィルター(エーハイム社のプロフェッショナル3e 2076)がちょっと曲者でして。このフィルターは、一日に数秒ほど流速が変化し、一時的に増加(約30L/min)します。(注:この機能は、濾材の掃除タイミングを報せる仕様のためのもので、設定でオフにすることも可能のようです。) ただ、掃除タイミングお知らせ機能に惹かれて、このフィルターを購入した私にとっては、オフにはどうしてもしたくなくて(苦笑)。
 結局、選んだ「ターボツイスト 6x18W」は適合流速が10-25L/minなので、一時的に適合範囲を超えてしまうのです。当初、恐る恐る使っていましたが、これまで4ヶ月ほど使用していますが、ホースが抜けたり水漏れを起こしたことはないので、とりあえず大丈夫そうです。
 同じフィルターや大きいサイズのフィルターを使われている方は、特に注意が必要かもしれませんね。

 他のスペックについても、色々と検討をしました。適合する水槽サイズについては、比較的小型の機種であっても、大きな水槽サイズにも対応していました。例えば、テトラ社のインバーター殺菌灯でも適合水槽容量は約450L。120cm水槽2台分の水量でも効果があるらしいです。他のどの機種も、適合水槽サイズにはかなり余裕がありそうです。
 肝心の殺菌能力(不活化能力)についてですが、消費電力の大きい物ほど、殺菌力が高くなると容易に想像できるのですが、そのぶんイニシャル、ランニング共にコストが高くなるわけで。そうなると、低い消費電力で高い殺菌効率をもつ製品を選ぶことができればいいんでしょうけど、この辺は濾材と同じで、各メーカーのコマーシャルだけしか情報がありません。結局、私は、「消費電力=殺菌能力」と割り切りました。
(研究室などで、すべての製品を同じ環境、同じ実験方法で比較することができれば、比較的容易に各製品の能力を調べることは可能だと思います。殺菌灯メーカーさんの中で、私に研究委託してくれるところってありません? 冗談のような本気のような。) 
 
 

 ターボツイストのパッケージ。
 まるで、おもちゃの箱のよう。戦隊ものの武器みたい。このツイスタービームで敵(コケ)を打ち破るわけです。スタイリッシュさは感じられませんが、嫌いではありません。

 

 設置した様子。
 写真中央、 黒い筒状のものが殺菌灯。その左隣りにあるのが外部フィルターです。
 キャビネットに対して、縦方向に寝かせて設置しています。我が家は奥行き45cmの水槽なので、このように設置しようとすると、当然ながら45cm以下の殺菌灯しか置けません。このサイズ制限によって、カミハタの最上級機種と、レイシーの機種ではサイズオーバーになりました。
 実は、このように設置することにこだわったのには、理由がありまして。



 こんな感じ。
 ちょうど殺菌灯の真上に天板の穴が開いていて、



 以前、こちらで紹介したステンレスパイプに、真っ直ぐに接続することができるのです。

 吸排水のホースって、急角度で曲げるわけにはいかないので、意外とスペースを取られるんですよね。すべてステンレスパイプ化すれば見た目にも良くて憧れるのですが、我が家のシステムをすべてパイプ化をしようとすると結構大変そうなので諦めました。なので、光が当たりコケで見た目が悪くなる部分のみ、ステンレスパイプを採用しています。キャビネット内では純正ホースを使っているので、給水からフィルター、殺菌灯、そして排水へとつながる経路は、



 このように、できる限りコンパクトに収まるようにと配慮したわけです。


 明らかに話が長くなりましたが、実際の使用感のレポートを。
 いやー、4ヶ月間ほど使用していますが、実際の効果がどれほどなのか、はっきりとは分かりませんでした(苦笑)。ガラス面にはボチボチとコケが生えますし、ボルビの葉にも黒ヒゲが付きますし。
 殺菌灯を消して、コケの付き具合を比較すればいいんでしょうけど、それをやるだけの度胸がありませんでした(笑)。

 しかし、殺菌灯の効果があるのではと強く感じるのは、殺菌灯の直下流に接続している出水側のリリィパイプにほとんどコケが着かないことなんです。一ヶ月程度ならメンテナンスなしでも外見上は気になりません。



 これは、まさに今日のリリィパイプの状態。
 設置してから約一か月。ラッパ状に広がるちょっと手前に、茶ゴケが着いているのが分かりますでしょうか。あの程度です。もちろん、リリィパイプの外側とラッパの部分は、水換えのときに掃除してしまうので、参考にはならないのですが、リリィの内部は一ヶ月間はノーメンテ状態です。
 水槽のガラス面は、さすがに一週から二週間に一度は掃除をしないと見苦しくなるので、はっきりとした差を感じます。
 元々、出水側のリリィパイプはコケが付きにくいのかもしれませんが、破損しやすい器具の一つですので、メンテナンスの回数をより少なくできる殺菌灯は、そういう意味ではかなり「使える」のではないかと思ってます。

 長くなりましたが、今日はこのヘンで。
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ジョイントグラス。


 毎度のことながら、大変ご無沙汰しておりました(笑)。
 毎年、この時期は、なにかと慌ただしく、仕事でもプライベートでも色々な雑用が多くて萎えます。しかし、そんな中でも、アクアへのモチベーションはなぜか上がっております^^

 実は、以前の記事でも書いた通り(ココココ)、最近までアクアへのモチベーションが超低空飛行を続けておりましたが、春の訪れとともに情熱が復活してまいりましたヨ。
 と言うのも、実世界での知人でもある「癒しのアクアリウム」のdiscusquariumさんが、90cmオーバフロー水槽で水草+ディスカスを計画しておりまして、現在、そのセットアップ中らしいのです。その情熱ぶりは、私には眩しいぐらいのものがありまして、キャビネットも水槽も照明も実にこだわっているのです。そのこだわり(視野狭窄 or 猪突猛進)具合は、まさにB型の典型です。その影響で、私も頑張らないといけないと思い始めまして。
 そんなわけで、これまで手を抜いていた120cmメイン水槽を少しずつ改良しています。今日は、ジョイントグラスについて少々。


 ご存じの方は多いと思いますが、ジョイントグラスとはADA社が発売していたU字型のガラス管です。エアーやCO2を添加する際に、チューブが水槽の縁などで折れないように接続するための器具です。



 こんな感じのやつです。写真は、幅広のJG-004というタイプですが、これ以外にも数種のサイズが揃っていて、購買意欲をそそられます。残念ながら、生産中止という噂を聞きましたので、入手するには今がチャンスのようです。

 実は、過去にコチラで紹介したCO2添加器具に関してですが、ビートルカウンターからパレングラスに続くシリコンチューブの弛みに不満がありました。



 こんな感じで、この弛んだチューブが気になるんですよね。
 そこで、ビートルカウンターと水槽のガラス厚8.0mm分を計測して、先のJG-004を購入しました。



 結果は、ピッタリ。ボチボチと満足できる程度になりました。
 さて、こんなマニアックな小さな改良で満足感に酔いしれているわけですが、実際の水槽はこんな感じになってます。



 久しぶりの水槽の写真です。
 ん?



 被写体は、水槽正面。
 ご存じの方もいらっしゃると思いますが、NHK教育チャンネルで放送中の「いないいないばぁ」のキャラクターたちですよ^^ 目下、愛息は、この番組に夢中でして、本とかDVDが買い揃えられております。パパ(つまり、私)の大切な水槽も、シールを張る場所程度の扱いです(苦笑)。



 大切なキャビネットですが、いたずら防止グッツが…。リビングに置いているため、子供を近づけないようにすることはできず。中には、トリミング用のハサミとかプロレイザーがあるので、仕方ないっす。



 キャビネットの角は危ないからと妻に言われ、ここにも子供対策グッツが。どれも、跡の残らない両面テープで張っているのですが、当分の間、剥がせそうにありません。

 愛息は、今月で1歳10か月になろうとしていますが、私たちの一挙手一投足を見て、マネをしようとしています。なかなか見ていて、微笑ましい光景でもあります。
 そんな中、毎晩、冷凍赤虫を魚に与える私の姿を見ていて、気になったのでしょう。冷凍赤虫を私から奪い取り、いじっていました。器用にパッケージから取り出した赤虫を、そのままお口の中に。
 …。
 さすがに冷たかったらしく、すぐに自ら吐き出しましたが、本気で焦りました。
 隣で様子を眺めていた妻の顔色をちらりと覘きましたが、頭に角が生えているように見えたのは錯覚だったのでしょうか。

 今日は、この辺で。
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ステンレスパイプ。


 どうも、お久しぶりです。
 気が付けば、私の住む地域では、桜の時期も過ぎ、いよいよ春らしい気候となってきました。
 そろそろ、アクアにも、そしてブログにもモチベーションを高めていかないと思い立ち、このブログのレイアウトを変更しました。若干ですが、スッキリしたようです。

 最近、他の探し物をしていたら、今年のADAカレンダーを見付けました。今年1月に今の家に引っ越しをする直前に購入したのですが、引越しの喧騒の中で、無くしてしまったようです。その後、探したのですが見付からないので、諦めておりました。しかし、時はすでに4月。家には飾るところがないので、仕事場で飾ることにしました。もしかしたら、ADAとかネイチャーアクアリウムに興味を持ってくれる人が出現するかもと期待していますが、周囲の反応は…まったくありません(苦笑)。
 

 さてさて、今日はステンレス・パイプの話題を少々。
 「外部フィルターの給排水パイプでしょ。」って思われた方は、鋭い。ずばりその通りです。
 ただ、今回はCO2配管も作り、ステンレスで統一してみました。
 とりあえず、どんな風なものかというと…



 コレ。
 手前と奥の太いパイプが、フィルターの給排水用。細いパイプがCO2配管です。

 我が家の水槽は、給排水ホースなどを、水槽背面ではなく側面に配置して、あえて隠さないようにしています。そのため、キャビネットは水槽サイズよりも若干大きめで、天板にホースやパイプを通す穴を空けてあります(ご存じのとおり、soyokazeさんにC type (partition type)を作って頂きました)。
 これは、こだわりと言う程のものではないのですが、水槽内のレイアウトは自然感を出したいと思う半面、水槽周辺はメカニカルな部分を残したいと思っているんですよね。「水槽は単なる水たまりではなく、いろんな装置を駆使したハイテクなんだぞ」ってアピールしたいというか(笑)。




 材料は、モリ工業社製の18-8オールステンレス・パイプ。ホームセンターで購入。
 径16mmパイプは、外部フィルターの給排水用。一番下に映っている径6mmパイプがCO2配管用です。径12mmも映っていますが、今回は使いませんでした。
 


 ステンレスパイプ用カッター。同じくホームセンターで購入。
 このカッターで、ステンレスパイプを適切な長さになるように切断するだけです。
 
 給排水パイプについては、すでに多くの方々が詳しく報告されているので、あまりここでは詳しくは触れません。ただ、ひとつだけ書かせて頂くと、径16mmパイプと、ADAのクリアホース17φ(15/20mm)では接続が緩いかもしれません。なので、接続部位はホースクランプで固定したほうが安心できるかと思います。


 一方のCO2配管は外径が6mmで、通常の耐圧ホースと同じ径なので、



 このように、耐圧チューブ用の継手にそのまま挿入しています。
 これまでのところ、一か月ほど使用しておりますが、無事に機能しているようです。しかし、水草用品を取り扱っている通販ショップの「GREENS」さんでは、このようにステンレスパイプをそのまま挿入するとCO2が漏れる可能性があると指摘されています。ご検討の際には、ご注意くださいませ。

 なお、この6mm径のステンレスパイプをCO2配管に使用するというアイデアは、「Factory style aqua」さんが作成され「aquamind laboratory」で販売されている「Metal Joint Pipe」からヒントを頂きました。



 理想的な水槽になるには、まだまだ改善の余地があるようで。

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「大型メラミンスポンジ」と「アクアアーチ用ネジ」。


 どうも、大変ご無沙汰しております。
 このブログも、1ヶ月ほど放置してしまい、ここ2週間以上は完全放置プレーをしてしまいました。昨日、久しぶりにこのブログを確認し、無事にそのままの状態であったことにホッといたしました。

 年度末を控えたこの時期。
 会社も学校も、社会も家庭も、どこか忙しない時期だと思いますが、私もとかく仕事に忙殺されてます。職場では私が一番の下っ端のため、色々な仕事が私の机に積み上げられていくんですよ。でも、そんな中で、ちょっと嬉しい話が。
 昨年の4月から、私の職場で、ある大学の学部4年生(卒業研究生)を1人預かっていて、私が研究指導をしておりました。私にとっては、学生の卒業研究をマネージメントするのは初めての経験でした。先月、その学生は、一年間の研究成果を卒業論文としてまとめ、無事に卒業確定となりました。人を育てることは大変根気の要ることで、学生と共に、教官である私もよい経験となりました。
 結局、その学生は、大学院に進学し、院生として一緒に研究を続けてくれることになりました。戦力として期待大ですな。

 それと、もうひとつ。
 前回のブログの更新の数日後から、稀に見る体調不良に陥りまして、数日ほど完全にダウンしておりました。私の健康備忘録として書かせて頂きますが、軽度の発熱、頭痛から始まった症状は、3日目には悪寒と共に体温40度を超え、ただただ寒さと関節の痛みに耐えながら、布団の中で過ごしていました。30過ぎのオッサンが、40度越えはさすがに堪えました。季節的にインフルエンザか?と疑い、かかりつけ医に診てもらいましたが、迅速診断の結果はネガティブでした。いまだに僅かながら咳が残っていますが、もうすっかりと良くなって元気です。
 

 さて、ブログをサボっていた言い訳を書き終えたところで、ようやく、アクアな本題。
 今日は、久しぶりの更新なので、リハビリを兼ねて、小ネタを二つほど。

 1つ目は、水槽のガラス掃除用メラミンスポンジです。



 いわゆる「劇落ちくん」とか、その他色々な名称で販売されている洗剤不要のスポンジです。水槽用のメラミンスポンジも発売されているので、多くの方が使用されている思いますが、私はもっぱら100円ショップで販売されている商品を使用しています。



 バス用。車両のバスだったりして(既に親父ギャグの範疇かw)。

 メラミンスポンジというと、直方体の形状のものが販売されていると思います。私も、これまで、そういった形状のメラミンスポンジを購入して、それを小さく千切って、ガラス面の掃除に使っていました。が、水槽サイズが大きくなると、結構な労働になるんですよね。 それでも、綺麗なガラス面のためならと頑張っていたんですが、もっと楽な方法はないかと探してみるて、上記の商品を見付けた訳です。


 以前、コチラで(ちょうど一年ほど前の記事でした)、小型のメラミンスポンジを紹介させていただきましたが…



 右側のものは、前回紹介した細かいところにも届く「小型メラミンスポンジ」。そして、左側のものが、今回新規に紹介するスポンジでして、サイズは14×8cmほど。
 高さ36cm水槽なら、横方向に3往復で前面ガラスを掃除完了。45cmでも4~5往復で終わるわけですね。もちろん、しぶといコケを相手にすると、ちょっと力を加えないといけませんが、かなりの時間を短縮できます。

 実際に使用してみましたが、120cm水槽の前面ガラスの掃除には1分弱で済みます。60cm水槽なら秒殺かもしれませんね。

 ただし、当然ながら、サイズが大きいことはデメリットも多いわけでして、ガラス面にギリギリまでレイアウトが展開していると、せっかくのレイアウトを破壊する羽目に(苦笑)。なので、障害物のない前面と側面の一部は、大型スポンジでサクサクっと掃除。背面などは、小型のスポンジで慎重に掃除してます。
 ちょっぴりオススメです。


 もうひとつの小ネタ。
 ちょっとマニアックになってしまいますが、TFWインターナショナル社のアクアアーチを使った小ネタです。



 アクアアーチというのは、メタハラなどの照明を設置するためのスタンドでして、水槽のサイズや照明の種類に合わせて、幅や高さを調整することができます。その調整は、上記写真のようなネジを使うのですが、これをお使いの方は感じておられる方もいらっしゃると思いますが、この白いネジが結構目障りなんですよね。
 そこで、このネジを交換してしまおうっていうのが、今回の記事の内容です(小ネタ過ぎて、ごめんなさい)。

 まずは、ネジの規格から。
 私が購入したアクアアーチ60に付属していたネジは、「M4、ピッチ0.7(JIS規格)」というものでした。もちろん、製造ロットによって違う可能性を否定できませんので、ご購入の際には、所有されているネジを持参され、よーく比べながらご購入されることをお奨めいたします。

 で、私が購入したのはコレ。



 極力目立たないようにと、頭の部分がないものを選びました。付属の六角レンチで締め付けるタイプです。これを、先ほどの付属の白ネジと交換すればいいのですね。

 がっ!!
 ここで痛恨のミスを犯してしまいました。ネジの長さに8mmを選んだのですが、これではネジが長過ぎました。





 こんな感じ。説明は要りませんね。
 ステンレス製のアクアアーチに、黒いネジを選んだのも失敗でした。先ほどの白いネジと比べれば、見た目はだいぶ改善されていますが、より高い完成度を目指すべきでした。ちなみに、費用は数百円です。

 このネジ選びに失敗したからではありませんが、数日後、アクアアーチを撤去してしまい、現在は納戸でネジと共に眠っています。


 今回は、この程度(の記事)でお許しを。
 次回以降に、120cm水槽立ち上げと共に導入した器具や、リセットした30cmキューブ水槽の近況報告をしていきたいと思います。
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CO2添加器具。


 こんばんわ。
 前回のエントリーに続き、今晩は2回目の更新です。

 今回は、二酸化炭素の添加器具をご紹介します。

 実は、これまでの住居では、90cm水槽と30cmキューブ水槽を水槽を並べて置いていたので、アクア器具のいくつかは複数水槽で共通して使用していました。例えば、コンセントタップやタイマー、それとCO2関係器具。
 CO2関係の器具で言えば、一つのCO2ボンベから分岐させて、2つの水槽に添加していました。これまでずっと、複数分岐で問題を感じてこなかったので、これからも大丈夫だろうと・・・

 が、今回引越しをしてみたら、水槽を並べて置くことができないと気付き、色々と買い足さなくてはならない事態に。いやー最初から、水槽を別々なところに設置することは分かっていたんですが、頭の中では、これまで通りに器具を共通に使えると思い込んでました。浅はかでした(苦笑)。

 そんなわけで、急にCO2添加器具を調達する必要に迫られました。



 今回、新たに購入したCO2関連器具です。
 写真の内容を記述しますと、ADA社のパレングラス・ラージ20φとカボーションルビー、スピードコントローラー(以下、スピコン)G。そして、圧力可変レギュレーター、電磁弁、低速制御型スピコン、ミドボン用アダプターです。
 この中で、今のところスピコンGとミドボン用アダプターは将来のために納戸で眠ってます。後はすべて現在使用中です。



 圧力可変型レギュレーター。
 正式には、Greensさんが販売している「R103レギュレーター」です。このメーターがカッコよくありません(笑)? 
 当初は、ADA社の74-SAを考えていたのですが、汎用CO2ボンベのストックがたくさん残っているので、ADAのボンベしか使えない74-SAは、ハードルが高い。そこで、汎用ボンベが使えるメーター付きレギュレーターを探したところ、GreensさんでR103を見付けた次第です。
 今回、初めてGreensさんを利用させて頂きましたが、トラブルもなく安心して買い物ができる良店だと思いますよ。
 ちなみに、今回購入した電磁弁(A01D)と、低速制御型スピコン(SPK)ミドボン用アダプターはすべてGrrensさんで購入したものです。(ここでのリンクは、Greensさんの商品ページです)



 設置はこんな感じです。
 個人的には見た目に満足しておりますが、圧力可変の意味は全くありません、常に一定です(笑)。メーターの目盛りは二次圧計(だと思うの)ですが、これはボンベが空になったかどうか程度しか使い道はなさそうですね。



 ADAのボンベスタンドも買ってました^^
 実際に、このスタンドに立っているのは、ノーブランドの汎用ボンベなんですが(苦笑)。


 
 水槽側面の図。
 CO2ボンベ発、電磁弁経由のCO2は、写真の下部から流れてきて、ボールバルブ、スピコン、そして逆止弁とつながってます。



 逆止弁、カボーションルビー(これも逆止弁ですが、はっきり言いまして、あまり逆止弁としては信用できません)、そしてビートルカウンターとなってます。

 こうした器具は、すべてキャビネット内部に収容することも考えましたが、カボーションルビーのように見た目に美しい物は、人目に付かないともったいないですよね(笑)。ただ、この辺りを美しいと思うのは、家族の中では私だけなのですが。
 そんなわけで、今日はこの辺で。 
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メタハラの天井吊り下げ。


 こんばんわ。
 おっとっと、知らぬ間に2月になってしまいました。

 さて、前回の記事では、魚の引越しも無事に終了なんて書いていましたが、30cmキューブ水槽のことをうっかりと書き忘れておりました。
 先週末に、これまで住んでいたアパートの30cmキューブ水槽を片付けてきました。本来なら、すぐにでも新水槽のセットアップをしたいとこでしたが、レイアウトを考えたり、周辺設備関係を準備したりして、なかなか進まず(苦笑)。ようやく、一昨日、セッティングが無事に終わりました。
 今回の新30cm水槽のレイアウトは、昨年のうちに購入しておいた龍王石(風)を使って試みました。前回よりは少しはマシになったかな(笑)。
 これで、アクア関係の引越しはすべて終了。後は、それほど緊急性を有しない変更をちょこちょこっとしていきたいと思っています。30cm水槽のことを含め、また日を改めてご報告したいと思います。

 この数週間は、私生活全般にわたり多忙を極めたわけですが、アクア関係でも多くのイベントがありましたので、ブログのネタには困りませんねー(笑)。が、なかなか自分の時間が持てなくて、なかなかテキストが進みません。記憶が消えないうちにブログ記事にしたいんですが…。 

 そんなわけで、いきなりですが、今日はメタハラ天井吊り下げプロジェクトをご報告します。

 まずは、その前に、天井の補強について、少し書いてみます。
 メタハラを天井から吊り下げようと思い立ったときから、Stylish Aquaのsoyokazeさんが紹介された「高さ調整式ワイヤーロック」を真似させて頂こうと思っていました。この方法のメリットを簡単に説明させて頂くと、天井が石膏ボードでもADAのソーラーIを吊り下げられ、さらにワイヤーを天井裏に入れ込むことによってメタハラの高さを調整することができるという点です。

 我が家の天井も石膏ボードでして、ボードの厚さが9.5mmだったので、とりあえずは真似できそう。ただし、soyokazeさんとは違って、私は2台のソーラーIを並べて吊り下げたい。2.5kg(ソーラーI本体の重量)に耐えられるとしても、2台でも大丈夫なのか…
 私の頭の中では、理性(メタハラが落ちたら、水槽に直撃。リビング水浸し。こえ~よ。)と欲求(それでも、どうしても天井から吊り下げたいのだ!!)の葛藤でした^^

 素人の私が色々と考えても、正解が得られるわけでもないので、プロの設計士さんにまずは相談。「2.5kgの照明をワイヤー2本で支えたい。それを横に2台並べて設置したい。」と。
 設計士さんの回答は「特に問題ありません。ただし、下地に木ネジ(ヒートンのようなもの)を打ち込んで、それで吊り下げて下さい。」とのことでした。
 うむー、下地に木ネジで固定となると、soyokazeさんがされていたワイヤーの長さを簡単に調整する機能は使えないのね。ちょっと残念だけど、やむを得ないっす。

 下地に吊り下げれば大丈夫だということが分かったので、問題はその下地の場所。
 尺モジュールの住宅の場合、天井の下地(野縁とか補強材とも言う)は、45cmとか33.3cmの等間隔にするようです。そうなると、下地が水槽の上にくるとは限らないので、水槽を置く場所をあらかじめ決めておいて、水槽の真上に補強材を追加してもらいました。工事費用はというと…あれ?いくらだろう。どんなに高く見積もっても数万円程度です(もしかしたら、無料でしてくれたのかも??)。

 ではでは、実際の吊り下げ工事のご紹介を。



 まず、準備したのは、ADAのソーラーIを2台と吊り下げ工具4つ。



 NISSA社製のディスプレイパーツ。これは、soyokazeさんが紹介された固定具パーツと同じメーカー製のものです。
 ちなみに、ソーラーIに標準装備のワイヤーは、直径1.5mmのようです。このような固定具を購入の際には、適合範囲であることを確認されることをオススメします。私が購入したパーツでは、ワイヤーの太さによって2種類が販売されています。



 こんな感じで、ソーラーIのワイヤーを通すことで、天井に固定できるわけですね。



 このパーツは、2つの部品に分解できて、まずは土台となる部分を木ネジを使って天井に固定します。
 取り付け位置は、水槽の場所を考慮して、ソーラーIの取り付け位置を算出して決めました。念のため、下地探しを用いて、補強材が確かにあるのかをあらかじめ確認しています。
 


 その後に、ワイヤーを固定する部品を取り付けて、終わり。この作業を4箇所行いました。
 後は、ソーラーIのワイヤーを通して固定するだけ。


 
 こんな感じ。ワイヤーを丸めているのは、かなり格好が悪いですな。本当ならワイヤーを切断したかったのですが、手持ちの工具では切れず(苦笑)。今後の課題ということで。


 
 とりあえず終了。
 この後、2台目も同様に吊り下げて完成。電源ケーブルはモールを使って目立たないように工夫しました。
 安定器は、キャビネット内に収納しています。



 今回新たにソーラーIを購入したのですが、これまで使用していたソーラーIの安定器の形状が違うことに気が付きました。
 上は、2007年12月に購入したソーラーIの安定器。下は、2006年7月に購入したものです。ちょっとですが、バージョンアップされているんですねー。ええ、どちらも問題なく使用できていますよ。

 そんなわけで、今日はこの辺で。
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お譲りします。現在使用中の90cm水槽セット。


 (追記)
 以下に募集した水槽セットは、引き取って頂ける方が見付かりましたので、受付を終了させて頂きました。


 こんばんわ。
 タイトルにも書きましたが、現在我が家で使用している90cm水槽等を引き取ってくださる方を探しております。

 これまで、このブログでも何度も書いてきましたが、新居への引越しに伴い、新水槽に変更するため、現在所有している90cm水槽とキャビネット、蛍光灯ライトが不要となってしまいました。ご興味のある方いませんか?

 お譲りできるのは、
 水槽:クリアースティングレー CS-113ST (NISSO)
 キャビネット:マルチキャビネット 900L (コトブキ)
 蛍光灯:リアルインバーターライト900 (NISSO)
の3点セットです。(リンク先は、チャームさんのサイトです)
 上記写真に写っている他の機器、水槽内部の生体等々は、お譲りできませんのでご了承くださいませ。

 上記3点。すべて2006年3月に購入しました。水槽とキャビネットについては、今日現在まで使用しているので、約2年弱使用しています。蛍光灯ライトについては、4ヶ月ほど使用し、その後納戸で眠っていました。まだ点灯するはずです。また、32W蛍光灯を追加で1本お付けします。
 使用上、特に問題はありませんが、若干の傷や汚れはあります。もし、この水槽セットでも使いたいという方がおられるのであれば、無償でお譲りします。

 ただし、申し訳ないのですが、以下の条件を付けさせてください。
 一、滋賀県南部まで直接受け取りに来て頂ける方。私自身の引越し等があり、梱包や輸送の手間をかけたくないんです。
 二、1月下旬までに受け取りに来られる方。賃貸マンションなもんで、賃貸期限があり、2月にお渡しするのは難しいので。
 三、ご自身または、ご家族がご使用される方。そんな方はいらっしゃらないと思いますが、オークションで転売されるのは、悲しすぎるので。
 四、(可能であれば、)ブログやホームページをされている方、またはこれを機に始めようとしている方。これは、水槽がどんな風に使用されるのか、ちょっと見てみたいんですよ。ただ、決して使用方法を限定するつもりはありません。どんな使用法をされても、私は一切文句を言いません。



 ご興味のある方は、今日から今月13日(日)頃までに、coryvirus@goo.jpにメールにてお知らせください。ニックネームと、できれば住んでいる市町村を書いてくださると助かります。本名や詳しい住所などは記載はしないでくださいね。
 お譲りすることが決まりましたら、私から改めて連絡いたします。その後、住所、氏名、緊急時の連絡先(携帯番号)、日時、待ち合わせ場所等を交換させてください。
 もし、ご興味のある方が二人以上申し出てくださった場合には、申し訳ありませんが、私に一任してください。

 大きな水槽となりますので、ご家族などにご相談の上、ご検討ください。もし、ご不明な点がありましたら、先のメールアドレスにお願いします。


 この水槽セット。
 私たちが、結婚式を挙げた翌日に注文したものなんですよ(笑)。
 結婚式の準備って、とかく面倒くさい。週末は、コーディネーターとの打ち合わせだったり、招待状を作ったりして潰れることが多いし。そこで、結婚式が終わったら、大型水槽を購入することにして、それを楽しみに結婚式を乗り切ろう的な発想でした。

 実際、結婚式をやって、多くの方々に集まって頂き、そして祝福をして頂き、本当に嬉しかった。面倒だと思っていた気持ちは完全に吹っ飛びました。できれば、あの感動をもう一度味わいたい・・・(マズイな)
 
 そんな感動の翌日。現実に戻った私は、ちゃっかりと「ポッチとな」してました。
 今回の新水槽導入もそうですが、我が家の水槽たちは、私たち家族のイベントと共に、やってきてくれるんですね。

 今日は、この辺で。素敵な方に引き取って頂ければ幸いです。


 (追伸)
 前日のミニS水槽をくれた私の先輩が、本格的にディスカス+水草水槽を検討中のようです。
 水槽サイズは?オーバーフロー水槽?それとも、外部式フィルター?色々と悩んでおられるようですよ。
 そんなことで悩んでいる時期が実は、一番楽しかったりするんですけどね。
 よろしかったら、覗いてみてください。madaifishingさんの最小の生命体。大海の王様。」です。
 ん?なんか、このブログと名前がカブっているような気がするのは気のせいか?


 (1月12日追記。)
 本日、水槽を引き取ってくださる方を決めさせて頂きました。
 これまでに、ご連絡を頂きました方々には個別に連絡をさせて頂きました。
 この書き込みをもちまして、受付を終了させていただきます。
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水平器。


 こんばんわ。
 今年も、残すところ2週間となってしまいました。
 ほぼ1年前の1月。「今年はこんなことをしたいなー」って思っていたことのほとんどができずじまい。まことに遺憾です(苦笑)。現実は、なかなか予定通りには進行してくれませんね。


 まずは、マイホームのことを少しだけご報告を。
 先週、住宅ローンの契約をしに銀行まで行ってきました。緊張しながらも借用書等々にサイン・捺印をして、無事に手続きを終えました。そして、融資日が今月25日にほぼ確定しました。おそらく新居の引渡し日も、同日かもしくは近日中になると思うので、ちょうどいいクリスマスプレゼントになりそうです。プレゼントと言っても、今後35年ローンで払っていくんですけどね・・・。
 今回、私は住宅金融支援機構(昔の住宅金融公庫)のフラット35という住宅ローンを利用することにしたんですが、どうも最近、そのローンの金利が下がりつつあるようで、返済額も思っていた以上に減ってくれるようです。35年も借り続けると、利子だけで途方もない金額になってしまいますからね。ちょっと得した気分ですヨ^^ 願わくば、減額した分だけでも私の小遣いに反映して頂きたいところですが、きっとそういうわけにはいかないんでしょうね。

 新居への引越しは、今年中に行うのは日程的に難しいので、来年1月に引越しするつもりでいます。現在の住まいと新居は、直線距離で500m程度なので、大きな荷物だけ引越し業者さんにお願いして、小さな荷物や生体は自分たちでゆっくりと運ぼうと思っています。
 今回で、私がアクアリウムを趣味としてから4回目の引越しとなります。大阪から埼玉、埼玉から東京、東京から滋賀。そして今回。引越しにまつわる話題もたくさんあるのですが、それらについては別の機会に書きたいと思います(忘れるかもしれませんが・・・)。


 では、いきなり本題。今日は、水平器のことを少々。いつにも増してマニアックになってしまいました。
 水平器というのは、あの水平かどうか調べる工具のことですよ。アクアリウムの世界では、セッティング時に水槽が水平になっていることを確認するときに使いますよね。我が家では、これまで100円ショップで購入した水平器を使っていましたが、100円ですからねー。精度は当然、度外視でした。今回、120cmオールガラス水槽の導入ということで、水平(とキャビネットの歪み)については、ちょっと正確に把握しておきたいなって思ってまして。

 そんなわけで、数ヶ月前に、ホームセンター内をブラブラと徘徊していたときに、見た目におしゃれな水平器が目に留まりました。それがコレ。



 株式会社エビス社製です。無機質な工具類の中にあって、ちょっと目立つ存在でした。
 


 透明なアクリル製。おしゃれですね。

 実は、この水平器。どこかで見たことがあるような気がしていたんですが、先週末、ようやく分かりました。



 2005年6月号のAQUA LIFEのとあるページの・・・





 コレ(笑)。
 ADAさんも使っているのかな?ちょっと嬉しいかも(笑)。
 その後、色々と探したんですが、私の持っている雑誌・書籍の中には他に写っているのはありませんでした。うむー。2006年版ADAカタログにそれらしき水平器が写っているのですが、はっきりとは分かりませんでした(2008年版は、まだ入手していないので分かりません)。
 
 よくよく調べてみたら、どうもまったくの同じタイプではなさそう。ですが、似ていることは確かでしょ。それで十分なんです、自己満足の世界ですから(笑)。
 これで、水平をバッチリと調べて、安心・快適なアクアライフを・・・

 今日はこれで、おしまいです。
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インスタレーションセット。


 こんばんわー。
 いやー、2日続けての更新なんて、ホント久しぶりです。調べてみたら、5ヶ月ぶりでした。最近、仕事とかプライベートとかアクアネタ欠乏とかでなかなか更新することができないでおります。今日、こうして更新しても、明日からはまた不定期な更新になりそうです。
 実は、明日から少し早めの夏休みを頂きまして、実家に帰ります。両親に孫を抱かせてあげたいってこともありますが、やはりアクアリストとしては、馴染みのアクアショップ巡りをしたいなって思っています。できれば、形の良い流木を買いたいなって思ってます。

 いきなり本題に入ります。
 今日は、1ヶ月ほど前に購入したエーハイム社製の「インスタレーションセット」について少々。

 きっと多くのアクアリストを悩ます種となっているのが、外部フィルターの吸水と出水部分だと思うのですが、いかがでしょうか?私もこれまでずっと悩んでおりました。
 スタイリッシュにキメたいのなら、ADA社製のリリィパイプかメタルジェットパイプあたりが候補になるかもしれません。いやいや、信頼の証、メーカー純正のシャワーパイプとストレーナーというプロフェッショナルな方もおられるでしょう。ただ、エーハイム社の純正パイプは、ご存知の通り、あの緑色(エーハイム色と激しく命名)。あの色は、ちょっと目立ちすぎますよね。安心、堅牢の象徴と見ることもできますが、できればもう少し主張を抑えてもらいたいと思う今日この頃。
 
 で、我が家の場合はどうかというと、90cm水槽と30cmキューブ水槽には、それぞれエーハイム社の外部フィルターを使用しています。30cm水槽にはクラシック2213を使っているので、ホース径は12/16mm。ホース径12/16mmだと吸水・出水パイプの種類も豊富にあり、自分のスタイルに合わせて選ぶこともできますよね (ちなみに我が家では、吸水・出水共にメタルジェットパイプを使用しています。詳しくは、コチラをどうぞ)。
 一方、90cm水槽にはPro3e2076を使っているのでホース径は16/22mm。フィルターを購入してから気が付きましたが、このホース径が実は大問題でした。16/22mm用のメタルジェットパイプは発売されておらず、それどころかステンレス製は皆無。ホント、選択肢が限られているんですよ。ガラス製だとADA社製のリリィパイプがありますが、吸水側のリリィパイプはメンテナンス性にやや難ありの印象。出水側のリリィパイプは入手・・・困難(泣)。
 愚痴っぽくなりましたが、ホント参ってました。そこで、前々から目をつけていたエーハイム社の「インスタレーションセット」。我が家では、ホース内径16mm用の吸水側と排水側をそれぞれ購入しました。

 ご存じない方に簡単に説明させて頂くと、「インスタレーションセット」とは、エーハイム社が販売している外部フィルター用の吸水・出水パイプのことです。トップの写真を見て頂くと、どんなもんか分かると思います。



 水槽上部からだと、こんな感じ。エーハイムなのに、カラーはブラックとグレー。さり気なさはありませんが、あのエーハイム色よりはまだマシ。



 出水パイプは、シャワーパイプになっています。シャワーパイプは3つのパイプから構成されているので、長さを調整することが可能です。こうした構造の利点としては、パーツ毎に水流の向きを変えることができるので、純正シャワーパイプのように一方向だけでなく、複雑な水流を作ることが可能だということです。我が家では、パーツの一つを上向きにして水面を揺らせつつ、もう一つのパーツを下向きにして、パレングラスからのCO2を水流で拡散させています。また、底面付近に緩やかな水流を作れるようになり、コリドラスは喜んでいるようです。



 吸水側。
 同時に購入したライフホールディング社製の「サーフェース スキマー Surface skimmer」を接続しています。このようにピッタリと接続できました。他社製同士がこんなにうまく接続できるなんて、ちょっとした感動でした。
 話題が横に逸れてしまいますが、サーフェーススキマーを設置したことで、水面の油膜はもちろんホコリなども取り除けるので、鑑賞上、実に快適です。ホント、オススメですヨ。

 では、今日はこのヘンで。夏休み、しっかりと休養してきま~す。
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ピペットのプレゼント企画。


 こんばんわ。
 先週末は、台風と地震のニュースが日本中を駆け巡った感があります。まずは、被災された方には心からお見舞い申し上げます。
 ブログを通じて知り合ったブロガーの方々の中には、台風の被害の大きかった九州地方の方や、地震の被害に会われた甲信越地方の方もいらして、ただただ心配でした。自然災害は避けることができないとは言え、被害の大きさに改めて衝撃を受けました。
 
 では改めて。
 前回の記事の最後に書きましたピペットのプレゼント企画ですが、概要が決まりましたので、ご案内致します。
 プレゼントしたいと思っているのは、前回でも紹介した先が太いタイプのピペットを2本。先が細いタイプを1本。そして、ピペットに取り付ける乳首(乳豆ともいうらしい)を1個。計4点を1セットとしてお送りいたします。今回は、これを10セット用意しました(欲しい人が10人も居ないかも・・・。苦笑)。もちろん、送料はこちらが負担しますので、是非ともご応募ください。



 ピペットについては、前回の記事を読んでいただければと思うのですが、補足説明を少しだけ。
 どちらのピペットも、プラスチック(ポリスチレン)製です。耐久性の面ではガラスに及びませんが、落としても割れる心配がないので、気軽に使えるってメリットがあります。容量は0.5ml-7mlまで測れます。前回の記事では、アカムシを与えることに着目していますが、液体(有機溶媒は溶けます)であれば普通に使うことができます。もちろん、水質検査をするために水槽の水を採取したり、アクアセイフやコントラコロライン(共にテトラ社製)を測り取ることも可です。



 これらのピペットは、バイオの研究ではよく使われている(有名な)メーカー製のもので、生物に害がないことは保証付きです。実際に、これらのピペットは私の職場で使われているものと同タイプで、実のところ要らなくなって廃棄されるところを譲ってもらったものです(廃棄予定といっても、プレゼントするものは新品です)。

 乳豆の方はといいますと、シリコン製で、5mlのピペット(今回プレゼントするピペットのサイズ)用のものを用意しました。ご存知の通り、シリコン製のものはゴム製のものよりも耐久性に優れ、長持ちします。こちらも研究で使用するに耐える品質のものを用意しました(私は、仕事では乳豆をほとんど使いませんが)。



 で、プレゼントの対象者ですが、今回は、相互リンクをさせて頂いている方、過去に一度でもコメントを寄せて頂いている方、もしくは学生の方に限らせていただきます。学生の方でしたら、リンクやコメントを頂いていなくても構いません。大学院生、大学生、専門学校学生、高校生・・・、勉学に励みながらアクアを楽しまれている方を対象としたいと思います。
 応募方法ですが、本日から今月23日(月)までの間に、
   1. ニックネーム(もしくはブログで使用されている名前)
   2. メールアドレス
   3. (学生の方は)「学生」って書いてください。
を記載の上、coryvirus@goo.jpにメールにてご応募下さい。(本名や住所、通学学校等、個人が特定されるような情報は送らないで下さいね)
 厳正な(勝手な?)抽選の結果、当選された方には、私から改めてメールを送らせて頂きます。その際、郵送するに必要な住所や氏名を交換させて頂くことになるかと思いますので、予めご了承ください。

 今回は初めての試みなので、どの程度の応募があるか予想もできませんが、機会があればまた同じような企画をしたいと思います。


(2007年7月23日)
 おかげさまで、多くの方々に応募を頂きました。どうもありがとうございます。抽選の結果は、応募された方全員にメールにてご案内させて頂きます。数日中にメールを送る予定でいますので、宜しくお願い致します。

 本当にありがとうございました。
 現時点で、応募を締め切らせていただきます。
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