ある産婦人科医のひとりごと

産婦人科医療のあれこれ。日記など。

子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を 電子署名募集

2010年01月15日 | 婦人科腫瘍

日本では、毎年約15000人が子宮頸がんに罹患し、毎年約3500人がお亡くなりになっています。子宮頸がん予防ワクチンはすでに100カ国以上の国で承認されてますが、日本でも遅ればせながら作年10月にやっと承認されました。

予防ワクチンと定期検診(子宮頚部細胞診)とを組み合わせることにより、子宮頸がんの発症率および死亡率が7割程度減少することが示唆されています。

この子宮頸がん予防ワクチンは現時点では任意接種であり、3回の接種に合計で約5万円前後の費用が必要となります。

より多くの女性での接種が可能となるように、約30カ国で公費負担による10歳代前半の女子に対する接種が行われています。ワクチン接種により、将来的に子宮頚がんが7割以上減ることが見込まれますので、接種費用を公費負担としても、長期的には医療費が抑制されます。日本でも子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成が行われるよう求める電子署名の募集活動が開始されました。

子宮頸がん予防ワクチン 予防効果に期待 定期検診も受診を

子宮頸がんワクチン、11~14歳へ優先接種を 日本産科婦人科学会など3学会が提言

子宮頸がん予防ワクチン承認決定、国内初

子宮がんについて

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(以下、http://hpv.umin.jp/より引用)

子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を

子宮頸がんは性交渉時のヒトパピローマウイルス(HPV)が原因の一つであり、日本でも毎年約1万5千人の方が発症し、約3千500人の方がお亡くなりになっています。近年、子宮頸がん予防HPVワクチンが開発され、ワクチン接種によりウイルス感染を予防し、将来的な子宮頸がんの発症数を減らすことが期待されるようになりました。このHPVワクチンが本邦でもようやく承認されたところですが、現時点では任意接種であり、3回の接種に合計で約5万円前後の費用が必要となります。より多くの女性での接種が可能となるように、諸外国では国のワクチン政策に組み入れることが推奨されており、ほとんどの先進国では接種費用に対し公費助成がなされています。我が国においてもより多くの日本女性の健康を守るために、子宮頸がん予防HPVワクチンの公費助成による負担軽減を求めます。

平成22年1月13日
国立がんセンター中央病院院長
内閣府規制改革会議専門委員
土屋了介

本趣旨にご賛同いただけます皆様からのご署名をお願いいたします。

電子メールのアドレスをご記入の上、連絡の可否の欄を可にしていただいた方には、本件関連のニュースをお知らせいたします。

プライバシーポリシー
ご署名のためにいただいたお名前等個人情報は署名以外の目的に使うことはございません。署名提出先には、個人情報につき取り扱いに留意してくださるよう申し入れを行います。個人情報を、署名提出先以外の第三者に開示・提出することはございません。管理は本署名事務局で適切に行います。

(引用終わり)

下記のサイトで電子署名が出来ます。
http://hpv.umin.jp/


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
想いは、色々在りますが、公費の有効利用として、 (宮崎 美枝子)
2010-01-18 13:16:08
実現させたいと、感じています。
返信する
これ、実はとんだ薬害事件ですが、メディアもきち... (C Loverain)
2010-02-14 21:25:43
皆さん、受ける、受けないを決める前に、是非これをお読みください。

「最悪の副作用は、接種直後に死亡する可能性があること」と言われたら、受けますか? - 子宮頸癌ワクチンは絶対に受けないで!!
http://insidejobjp.blogspot.com/2010/02/blog-post.html

特別レポート HPV(子宮頸癌)ワクチンの大インチキを暴く
http://tamekiyo.com/documents/healthranger/hpv.html

公費負担ということは、納税者の税金を使って ということです。

自腹を切って、最悪死んだり車椅子の生活を余儀なくされても受けたいでしょうか?

英語が読める方なら、ご自分でネットで調べることをお勧めします。
返信する
2010/6/1日の時点でアメリカでは (芹沢)
2010-06-13 23:12:09
1万5千件以上副作用が発生しており

少女たちが57人が死亡しています。
世界各地でも死亡者や
麻痺などの重篤な副作用が
報告されています。
返信する

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