ある産婦人科医のひとりごと

産婦人科医療のあれこれ。日記など。

歩き始めて3週間

2021年01月27日 | 出産・育児

歩き始めて3週間

だいぶしっかりと歩けるようになってきたね。

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赤ちゃんが歩き始める時期
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは?
あおむけ寝がいいか,うつぶせ寝がいいか?(歴史的変遷)


最強のふたり(フランス映画)

2021年01月24日 | 映画

最強のふたり」は実話をもとにして作られたフランス映画(2011年公開)で、世界的に大ヒットしました(フランス映画世界歴代第1位)。「THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方」はフランス版「最強のふたり」のハリウッド版リメイク(2017年公開)です。新型コロナウイルス感染拡大で休日でも外出できず、これらの映画や「ドキュメンタリー:最強のふたり」などを見て終日自宅で過ごしました。


  2011年公開 フランス

最強のふたり (字幕版)を見る
最強のふたり (吹替版)を見る


  2017年公開 アメリカ合衆国

THE UPSIDE 人生の動かし方(英語版)を見る
THE UPSIDE 最強のふたり[DVD]


  2011年公開 フランス

ドキュメンタリー:最強のふたり(字幕版)を見る

参考外国語学習


赤ちゃんが歩き始める時期

2021年01月18日 | 出産・育児

赤ちゃんが記念すべき最初の第一歩を歩き始めるのは生後12カ月頃です。でも赤ちゃんが歩き始める時期には個人差があり、早い子もいれば遅い子もいます。1歳の誕生日を迎える頃には約50%の子が歩き出すようになり、1歳3カ月で約80%、1歳6カ月頃になるとほとんどの子が歩くことができるようになります。

歩き始め①

 

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歩き始め②

 

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天竜川の川霧

2021年01月17日 | 南信州観光名所めぐり

晩秋~初冬の朝、天竜川付近では霧でおおわれて雲海が広がることが多くなります。これが天竜川名物の川霧(かわぎり)です。


高森町丸山公園より(2021年1月15日9時2分)


飯田市街(2020年11月10日7時10分)


胃と大腸の内視鏡検査

2021年01月09日 | 医療全般

前回の胃と大腸の内視鏡検査から1年半経過し、再検査していただきました。今回も静脈麻酔下に胃と大腸の検査を同時に実施していただきました。前回検査では大腸にcarcinoma in adenoma(腺腫内癌)がみつかりましたが、今回はポリープを2個切除していただき、病理検査結果はhyperplastic polyp(過形成性ポリープ)だったと説明していただき、次回の検査は2~3年後でよいとのことでした。もしも検査を受けずに放置していた場合、おそらく数年以内に進行大腸癌の状態でみつかったと思われます。今後も定期的に胃と大腸の内視鏡検査を受けていきたいです。

参考:大腸内視鏡検査


今回の大腸内視鏡検査の画像


現代版養生訓 菅沼孝紀先生(菅沼病院院長)


減量後のリバウンド

2021年01月06日 | ダイエット

いったん減量に成功してもその後体重が元に戻ってしまう現象リバウンドと言います。特に急激なダイエットで短期間に大幅に減量すると体重がすぐに逆戻りしやすいことが知られています。

ダイエットで減量すると脂肪とともに筋肉も必ず減ります。筋肉が減ると基礎代謝量が減少し、今まで消費していたエネルギーが消費できなくなるので脂肪が体につきやすくなります。これがリバウンドの主原因の一つとなります。減量とリバウンドのサイクルを幾度も繰り返すと、1度目よりも2度目と回を重ねる毎に筋肉が減少して脂肪が増え、ますます体重が増えていきます。

やせることよりも、やせた状態をいかに維持するかの方が、はるかに重要で困難な問題です。ダイエット成功後の半年間くらいは最も警戒すべき時期です。食事量には常に気を配り、体重が増加し始めたらすかさず運動量を増して早め早めに対処する必要があります。

減量後の体重維持は減量の程度が大きいほど困難です。最初から理想体重を目指して挫折を繰り返すよりは、実行可能な目標体重を設定してそれを確実にクリアしていく方が現実的です。とりあえずの目標達成後はその体重を6カ月以上維持して体重増加のないことを確認してから次のステップに移ることが勧められます。

  月別体重変化

  週別体重変化

  日別体重変化

肥満とダイエットの基礎知識
内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満
メタボリックシンドロームの診断基準
ダイエット効果のある運動は?
体重管理アプリ
お勧めのダイエット本(最後のダイエット)


お勧めのダイエット本

2021年01月01日 | ダイエット

最後のダイエット(石川善樹著)というダイエット本が、たまたまaudiobook.jpの聴き放題作品の中に入っていたので、9月の入会直後に試しに本書をダウンロードして聴いてみました。

多くの人がダイエットに取り組み、気合と根性で一時的に減量に成功しますが、そのほとんどの人がリバウンドしてダイエット開始前よりも体重が増えてしまいます(図1)。そして多くの人はダイエットをやればやるほど太っていきます(図2)。その原因は、ダイエットや加齢の影響で筋肉量が減って基礎代謝量(安静時に生命維持のために消費される必要最小限のエネルギー代謝量)が減るため、一時的なダイエット成功後に生活習慣を元に戻すとすぐに体重が元より増えてしまいます(図3)。本来、ダイエットに成功するとは減量後にその体重を維持できることであり、ダイエットは減量期間維持期間をセットで考える必要があります(図4)。

私は若い時から年末の職場健診を目標に短期間で10kg前後の減量をするのを年中行事としてました。その結果として年々体重が増加し(30年間で20kg増)、この本に書いてある通りの典型的な経過(ウエイトサイクリング)をたどりました。

実際問題として、ダイエットは減量期間よりも維持期間の方がはるかに難しいと思います。世にあふれているダイエット本はこの減量期間の方法論について記載されているものがほとんどで、減量に成功した後の維持期の重要性を強調している本書は非常に参考になります。もしも本書のアドバイスに従って維持期を1年間持続することができれば、その生活様式が新しい生活習慣となって、減量した体重を一生維持することが可能となる筈なので、今回が人生最後のダイエットとなることも期待されます。

最後のダイエット audiobook.jp
最後のダイエット Kindle版

参照:
肥満とダイエットの基礎知識
内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満
メタボリックシンドロームの診断基準
ダイエット効果のある運動は?
体重管理アプリ