紫のオルフェ~何でもかんでも気になる音楽、名曲アルバム独り言

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満を持して「帝王」登場!モダンジャズ史上最高の名盤の一つ「カインド・オブ・ブルー」

2007-04-06 22:14:54 | マイルス・デイヴィス
私がブログを始めてから3ヶ月近くなりますが、未だ帝王「マイルス・デイヴィス」のアルバムを紹介していませんでした。
そこで、今日は「帝王;マイルス」の数多あるレコーディングの中でも、屈指の名盤、「カインド・オブ・ブルー」を紹介します。

まぁ知っている人は知っているのですが、この時参加している「ミュージシャン」を見て、卒倒しそうな「豪華メンバー」が、モードジャズを演っているんです。

では詳細について紹介しましょう。

アルバムタイトル…「カインド・オブ・ブルー」

パーソネル…リーダー;マイルス・デイヴィス(tp)
      ジュリアン・キャノンボール・アダレイ(as)
      ジョン・コルトレーン(ts)
      ビル・エヴァンス(p)
      ポール・チェンバース(b)
      ジミー・コブ(ds)

   ★2曲目から、ウィントン・ケリー(p)が、エヴァンスに替わる。
   ★3曲目で、キャノンボールが抜ける。

曲目…1・ソー・ホワット、2.フレディ・フリーローダー、3.ブルー・イン・グリーン、4.オール・ブルース、5.フラメンコ・スケッチ

録音…1.2.3.…1959年3月2日、4.5.…1959年4月22日

演奏(曲)について…今回登場の各演奏者については、何度と無く紹介しているので、個別の説明はもはや要らないでしょう。
ですので、演奏曲(推薦曲)のみ紹介させて頂きます。
まずは、モード・ジャズ・ブルースの極地とも言える、マイルスオリジナル曲の「オール・ブルース」が一番の推薦曲です。
曲の有名度からすると、冒頭曲の「ソー・ホワット」の方が上位だと思いますが、ピアニストが「ケリー」よりは、やはり「エヴァンス」でしょう。
勿論、ケリーも好ピアニストなのですが、やはりピアニストとしての、人気・実力・知名度・カリスマ性のどれを取っても、「エヴァンス」が何枚も上の存在なので、「ケリー、ごめんなさい」。っと言うことで、「オール~」が「ナンバー1曲」です。
そして「ソー~」が必然的に「ナンバー2」でしょう。
後は、静寂のバラッド演奏がなされる、「3&5曲目」の両方も佳曲です。
★個人的には、ナンバー1&2曲目よりも、「3&5」の方が好きなんですけど、一般常識を考慮するとこうなるのかなぁ。

     


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