今日は、ウェイン・ショーターのリーダーアルバムにして、ブラジル音楽界の大御所、ミルトン・ナシメント達の参加を得て作成された歴史的名盤「ネイティブ・ダンサー」を紹介します。
個人的には、フュージョンと言うジャンルの音楽は、それ程好きなカテゴリーでは有りませんが、この盤はラテン・ポップアルバムとして見ても、素晴らしい出来なのでセレクトしました。
アルバムタイトル…ネイティブ・ダンサー
パーソネル…リーダー;ウェイン・ショーター(ts、ss)
ミルトン・ナシメント(g、vo)
ハービー・ハンコック(p、key)
ワグネル・チーゾ(key)
ジェイ・グレイドン(g、b)
デヴィッド・アマロ(g)
デイヴ・マクダニエル(b)
ロベルト・シルヴァ(ds、perc)
アイアート・モレイラ(perc)
曲目…1.ポンタ・デ・アレイア、2.ビューティ・アンド・ザ・ビースト、3.タルジ、4.ミラクル・オブ・ザ・フィッシュ、5.ジアナ、6.孤独の午後、7.アナ・マリア、8.リリア、9.ジョアンナのテーマ
1974年9月12日 LAヴィレッジ・レコーダーズにて録音
演奏(曲)について…まず、ミルトンの極上の歌がフューチャーされている3曲目「タルジ」が非常に良い演奏です。
ミルトンとショーターのコラボ作品としては、最高評価を受けており、非常に高品位のブラジリアン・ポップスに仕上がっている。
中間部でのショーターのテナー・サックスのバラード演奏も素晴らしく、ナシメントとのスキャットとの掛け合いは、言葉に出来ないぐらい美しいです。
6曲目の「孤独の午後」は、かなりジャジーな曲で、ここではショーターはテナー・サックスのインタープレイがすごいのだが、最も良いのは「ナシメント」のファルセット・ヴォーカリーズで、ジャジーな演奏の中で、不思議と違和感なく、曲にマッチしている、アーバンな演奏です。
7曲目「アナ・マリア」は、ショーターが妻に捧げた曲で、ボサ・ノヴァ調のリズムに乗って、しかしとても優しく風に身を委ねるような音色の美演がなされていて、私的には、この曲が一番好きです。
9曲目「ジョアンナのテーマ」は、ハンコックの作品で、ハンコックのアコースティック・ピアノと、ショーターのソプラノサックスが、非常に幻想的な絡みをして、極地的美演がなされている。
このアルバムのコンセプトからは、少し外れるかもしれないが、7曲目と同等で私は好きな曲です。
オープニング曲「ポンタ~」は、ミルトンのファルセットに導かれ、この曲&アルバムの序章が始まる。
不思議な歌声に、ジャズともポップスともロックとも言えない、異空間の音楽世界に、あっと言う間にタイム・スリップさせられて、この曲が只者では無い事を体感させられるのです。
8曲目「リリア」は、ナシメントがリスペクトする、マイルス・デイヴィスの70年代のサウンド(ビッチェズ・ブリュー、ジャック・ジョンソン、アガルタ、パンゲア等)を意識している編曲です。
私は「エレクトリック・マイルス」は好きでは無いので、個人的には評価し難いのだが、巷では3曲目の次に評価している曲だと思います。
バックのラテン係ったロック・リズムに、ショーターのサックスが飛翔するので、名演には違いないでしょう。
2曲目「ビューティ~」は、リズムこそラテンだが、パーカション、エレクトリック・ベース、アコースティック・ピアノ等のバックを務めるメンバーの演奏が、これぞフュージョンの王道とも言うべき、サウンド作りがなされている。
しかし、ショーターのソプラノサックスは、ジャズ的でアドリブソロも素晴らしく、中々の名演です。
個人的には、フュージョンと言うジャンルの音楽は、それ程好きなカテゴリーでは有りませんが、この盤はラテン・ポップアルバムとして見ても、素晴らしい出来なのでセレクトしました。
アルバムタイトル…ネイティブ・ダンサー
パーソネル…リーダー;ウェイン・ショーター(ts、ss)
ミルトン・ナシメント(g、vo)
ハービー・ハンコック(p、key)
ワグネル・チーゾ(key)
ジェイ・グレイドン(g、b)
デヴィッド・アマロ(g)
デイヴ・マクダニエル(b)
ロベルト・シルヴァ(ds、perc)
アイアート・モレイラ(perc)
曲目…1.ポンタ・デ・アレイア、2.ビューティ・アンド・ザ・ビースト、3.タルジ、4.ミラクル・オブ・ザ・フィッシュ、5.ジアナ、6.孤独の午後、7.アナ・マリア、8.リリア、9.ジョアンナのテーマ
1974年9月12日 LAヴィレッジ・レコーダーズにて録音
演奏(曲)について…まず、ミルトンの極上の歌がフューチャーされている3曲目「タルジ」が非常に良い演奏です。
ミルトンとショーターのコラボ作品としては、最高評価を受けており、非常に高品位のブラジリアン・ポップスに仕上がっている。
中間部でのショーターのテナー・サックスのバラード演奏も素晴らしく、ナシメントとのスキャットとの掛け合いは、言葉に出来ないぐらい美しいです。
6曲目の「孤独の午後」は、かなりジャジーな曲で、ここではショーターはテナー・サックスのインタープレイがすごいのだが、最も良いのは「ナシメント」のファルセット・ヴォーカリーズで、ジャジーな演奏の中で、不思議と違和感なく、曲にマッチしている、アーバンな演奏です。
7曲目「アナ・マリア」は、ショーターが妻に捧げた曲で、ボサ・ノヴァ調のリズムに乗って、しかしとても優しく風に身を委ねるような音色の美演がなされていて、私的には、この曲が一番好きです。
9曲目「ジョアンナのテーマ」は、ハンコックの作品で、ハンコックのアコースティック・ピアノと、ショーターのソプラノサックスが、非常に幻想的な絡みをして、極地的美演がなされている。
このアルバムのコンセプトからは、少し外れるかもしれないが、7曲目と同等で私は好きな曲です。
オープニング曲「ポンタ~」は、ミルトンのファルセットに導かれ、この曲&アルバムの序章が始まる。
不思議な歌声に、ジャズともポップスともロックとも言えない、異空間の音楽世界に、あっと言う間にタイム・スリップさせられて、この曲が只者では無い事を体感させられるのです。
8曲目「リリア」は、ナシメントがリスペクトする、マイルス・デイヴィスの70年代のサウンド(ビッチェズ・ブリュー、ジャック・ジョンソン、アガルタ、パンゲア等)を意識している編曲です。
私は「エレクトリック・マイルス」は好きでは無いので、個人的には評価し難いのだが、巷では3曲目の次に評価している曲だと思います。
バックのラテン係ったロック・リズムに、ショーターのサックスが飛翔するので、名演には違いないでしょう。
2曲目「ビューティ~」は、リズムこそラテンだが、パーカション、エレクトリック・ベース、アコースティック・ピアノ等のバックを務めるメンバーの演奏が、これぞフュージョンの王道とも言うべき、サウンド作りがなされている。
しかし、ショーターのソプラノサックスは、ジャズ的でアドリブソロも素晴らしく、中々の名演です。
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