10代のネット利用を追う:トラブル事例から学ぶ、小学生のネット利用で大切なことより引用
・みんなが座っているパソコンのディスプレイの先には、みんなと同じ人間が座っている。
セミナーの終わりに、協力者であるアルファーテック代表取締役社長である福山道夫氏から話があった。「信号機があるところには横断歩道があるなど、みんなを守るシステムがある。今はネットには守るシステムがないので、みんなはどう守ればいいかを覚えて、実際に始める世代だと思う。小さな子にも危ないことを教えてあげて」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「みんなが思っている事を、ちゃんと実践してみました」という学校のお話。それでも、子どもの目の前で信号無視をする大人は後を絶たないのですが、ちゃんと罰せられる事実も知って欲しいです。
>「ネットでのいたずらの末路:コミケ脅迫者に対する対応」( http://plaza.rakuten.co.jp/fantag/diary/200812100000/ )
この記事の中で一箇所かちんときたのが、あるお母さんの発言です。
>参観していた保護者にも話を聞いた。ある母親はこう語る。「子どもが携帯電話を欲しがるので持たせています。友だちとメールをしていますね。私はわからないし、教えられないので、こういう機会があるのはありがたいです」
「私はわからない」ってなんだそれ?と思うんです。判らなければ子どもと一緒に学びましょうよ。お子さんの「自分もお母さんも知らなかったけど、一緒に調べて判った」という体験は、大きい財産になると思うんです。自分が判っている事は、親も判っているだという認識は、安直にPCや携帯を使う事のブレーキになるでしょうしね。
ゲームや漫画、何でもいいから子どもが夢中になっているものを「わからない」で終わらせないで欲しいです。