ブレた写真も時々おもしろいなぁと思ったりする。動きを感じさせるためにわざと被写体をブレさせる方法もあるが、失敗でブレてる写真も「いかにも素人」という感じが結構好きだ。なんてどうでもいいことから書き始めてみる。
もう源次山行から一ヶ月が過ぎた。一昨日の晩飯のメニューすら忘れる人間だ。記憶もだいぶ飛んでいってしまっているだろう。とにかく次から次へと仕事や雑事に追われ、睡眠時間を削りながらそれらを片付けていく。もちろん山をやめればたっぷりとした休息をとれるのだが、やめられないのだから仕方がない。
源次尾根の尾根ルートで難しいのは、あがってすぐ2カ所くらいの岩場のみ。人数が多いので安全を考え2カ所ともロープを出した。お助け程度で十分。ルートファインディングも本チャンをある程度経験している人なら何も問題ない。問題だったのは浮き石の対処と暑さだった。とてもいい天気に恵まれたぶん、暑さがこたえた。それとⅠ峰頂上直下の草付きのガレ場。人気のあるルートだけに後続パーティーも多い。落石を起こさないよう、かなり神経を使った。しかし懸垂での待ち時間もなく、とてもスムーズに頂上まで到達できたおかげで予定より早くベースに戻れた。今年は残雪期にもこの尾根を登ったが、夏は全くの別ルートという感じ。山は天候にもよるが、今回の方がきつかったように思う。
本当はもっといろいろあったような・・・・まぁいいや。
トイレから帰る途中、「やぁどーも」と声を掛けられる。なんと相模労山の○谷さん。一人で入山したとのこと。いろんな話題で盛り上がり、話込んでしまった。いけないいけない。この日の夕食担当は俺だ。急いで準備に取りかからないと。
食担なんてほとんどやったことがないが、何事もチャレンジ。パスタに辛いトマトソース(名前を忘れた)をかけたものと、海草サラダとスープ。辛いものは食が進んでいい。なかなかおいしかった。食事の後、八ッ峰から帰ってきた平○さん達と剣沢の小屋前で一杯やった。この日は平○さんの誕生日。お祝いに酒でもごちそうしようかと思ったが、逆にごちそうになってしまった。しかし前日と違って寒い!盛り上がりかけたが寒さに耐えられず早々とテントに戻り、翌日に備えることにした。
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