ブラックダイヤモンド ソロイスト

2009-12-28 15:34:25 | その他
冬のグローブにはいつも悩まされる。先日の旭岳東稜でBDの「センセイ」の片方を落としてしまったので、一組新しく購入することにした。

BDの新製品「ソロイスト」。「センセイ」よりの若干厚手。その分、適応温度も低くなっている(たしか)。バイルを握るにはちょっと厚すぎるかもしれないが、今年はこれと、ウール厚手+ヘリテイジのオーバー手のセットでいく予定。

これから南岳西尾根に向けて出発。尾根に取り付く予定日に気圧の谷が通過する予報だ。たぶん停滞かラッセル敗退濃厚。槍平で停滞するのも、なんかなぁー・・・

それでは皆さん、良いお年を!



旭岳東稜

2009-12-21 00:46:24 | クライミング
2000m付近から地獄谷方向。カラー撮影だが、見える景色はモノクロ。


今年一番の寒波が来ている中、年末山行に向けてのトレーニングに旭岳東稜に行ってきた。メンバーは久しぶりの○緑さん。年末山行のパートナーだ。

美しの森駐車場に23時到着。テントを張ってシュラフにもぐるが、寝付きが悪い。うとうとし始めたら、走り屋の車が駐車場に侵入。雪の積もった駐車場でドラフトをして遊んでいる様子。ったくもう!結局ほとんど寝られないまま、起床時刻の2時を迎える。

3時出発予定だったが、実際には3時15分発。雪の降る中、出合小屋へ向かう。この1・2日の間に積もった雪が踏み跡を消し、出合小屋までも多少行ったり来たりした。所々膝までのラッセル。やはり時間が掛かり、出合小屋まで2時間50分を要した。寝不足がたたって、小屋到着と同時に眠気が襲ってくる。当然寝てる場合ではないので、仕方なく登攀具を身につけた。体が重い。

稜線に上がってからは、とにかくラッセルラッセル!



10分ラッセルして2mしか進まないなんてことも。2300m過ぎで完登は無理だと確信したが、取りあえず敗退時刻の12:00までは進もうとのことで標高を上げていく。2400m11:30。昼食を摂って、ここで敗退を決めた。なかなか手強い寒波だった。

1日の山行だったが、体脂肪率2%減。年末に向けてのいいトレーニングにはなった。しかし最近敗退が多いので、2月か3月にはきちんと再チャレンジして完登しておきたい。




第29回 横浜マラソン -ハーフ初挑戦・そのⅡ-

2009-12-17 01:03:19 | ランニング
全ラップタイム。

5:21-4:49-4:37-4:40-4:39-
4:44-4:38-4:39-4:40-4:37-
4:35-4:37-4:29-4:34-4:40-
4:44-4:29-4:33-4:31-4:44-
4:15-0:27

1°38’54”(自分の時計。たぶんこれが本当の記録)
1°39’ **”(大会のネットタイム)

スタートから2km過ぎまでは追い越し不可能。ただ流れに乗るだけ。この2kmで1分近くロスしたが、スタートラインに遅れた自分が悪いので仕方がない。しかし一般車道を走るのに追い越せないなんて、東京マラソンでは一体どうなるのだろう・・・

天気は曇りで気温も低く、マラソンにはうってつけの天気。体調も万全で体が軽い。2km過ぎからある程度集団の中にすきまが出来てきたので、少しずつ追い越しを掛けいく。とにかく調子がいい。ただ、このラップタイム(4’40”弱)は練習で走った事がなく、不安なので抑え気味に行く。

埠頭などがコースになっているので、沿道の応援はあまりない。それでも一緒に走る選手の多さに、練習とは違って気合いが入る。快調なので走っていて楽しい。13km付近でウェストポーチにしまっておいたパワージェルを摂る。

18km過ぎて「あと3キロ!」と沿道のスタッフから声が飛ぶ。あと3キロかぁ。この調子だと、間違いなく完走だ。そう思った途端、この半年のいろんな出来事が思い浮かんできて、グッっとこみ上げてきた。特に靱帯の痛みにはずっと苦労してきたので、完走出来て、しかも密かな目標の100分切りも達成出来そうだと思うと、喜びがこみ上げてくる。抑え気味のペースも残り1kmの声でアップする。周りの選手をどんどん抜いて行く。これがまた気持ちがいい。一瞬足がつりそうになったが、無事ゴール!壁とは、また一味違った充実感が心地良かった。とにかく無事に初ハーフが終了して良かった。



氷川丸の係留ロープに止まる、海鳥。手前から2羽目がカメラ目線w

今年のレースの予定は全て終わったので、年末山行に向けて体を山用に仕上げていかねば・・・




第29回 横浜マラソン -ハーフ初挑戦・そのⅠ-

2009-12-03 23:55:41 | ランニング
この半年間、頭の中は「Aフランケ赤蜘蛛」と「横浜マラソン」で埋め尽くされていた。赤蜘蛛は残念な結果となったが、果たして横浜マラソンはどうか。いろんな不安を抱えながらいよいよ当日を迎えた。

天気予報は直前になって雨から曇りに変わり、気温も下がって絶好のマラソン日和。壁みたいな緊張感はないので、運動会のようなウキウキ気分。やることはやったので後はなるようになる。とてもリラックスして会場入りした。


いつもなら車の往来が激しい山下公園前の通り


ゼッケンをもらいチップを装着。スタート1時間前に膝痛対策の鎮痛剤をエネルギーゼリーで飲み込む。荷物を預けてウォーミングアップを開始。アップをしながらスナップ撮影。



アップする車いすクラスの選手



白バイ先導車の女性警官と


あ、そうそう、トイレに行っておかないと!と長蛇の列に並ぶ。並びながら足踏みやストレッチで体をほぐす。自分がトイレに並んでいた頃、出場選手達はスタートラインに並んでいたようだ。なんてこった!慌てて並ぼうとスタート地点に向かったが、道路と歩道がネットで仕切られていて入り込めない。かなーり後方から回り込んで、スタート待ちの集団に合流。


こんなに後方(T_T)


横浜マラソンはネット計時をしてくれるので、後方でもいいかと思っていたが甘かった。横浜市長のスタート合図がなっても、しばらく動けない。やっと動き出してもゆ~っくりペース。全く自分のペースで走ることが出来なかった。そんな感じで自分の横浜マラソンが始まった。