八ツ峰主稜上半部

2009-08-21 00:27:55 | クライミング
当初の予定は12~14日。しかし、13日の予報が悪かったので14~16日に変更した。予報通り13日はかなり大雨が降ったらしい。

剣沢のテン場でカモの鳥○さんに会う。イメージとしては剣という感じ?ではなかったので、以外だった。他のメンバーと縦走のベースとして剣沢に入ったとのこと。知ってる人にもっと会うかと思ったが、今年は会わなかった。

15日の1:30起床。2:30出発。八ツ峰ということで5.10のアプローチシューズを履いてきた(というか、最近こればっか)。ハイカットではないタイプなので、アイゼンの紐が足首に食い込んでちょっと痛い。しかし、その痛みに耐えるだけの価値がある。この靴のおかげで本当に楽しく岩稜帯を歩くことが出来た。

Ⅵ峰Cフェースの剣稜会ルートから取り付く。早く出発したおかげで2番手だ(自分がAフェースとCフェースを間違えなければ1番だったかも(^^♪)。自分達が登り始める頃には取付に十数人の待ち状態となり、さすが人気のルートだなぁとビックリした。



稜線は快適そのもので気持ちがいい。慎重に行けば特に危険なところはない。最後の八ツ峰の頭から池ノ谷に下りるところだけ注意が必要。懸垂ポイントがあるが、50m一杯を懸垂してしまうと、落石やロープの引っかかりで苦労する。半分だけ懸垂するか、全部クライムダウンした方がいい。

北方稜線も踏跡明瞭。あまり巻かずに、稜線通しで行った方がいい。一ヶ所懸垂があった。懸垂の準備をしていると、下の方から「まち○さーん!」という声がする。なんと山○さんパーティーではないか!彼女達も天気のせいで日程をずらし、この日に剣尾根をやってきたらしい。翌日は「薬師の湯」でも会って、2度ビックリ。

結構のんびり歩いていたことと、池ノ谷乗越での落石のドタバタなどがあり、行動時間が17時間にもなってしまった。テン場に着いたときには、もうすっかり真っ暗。長い1日だった。パーティーに混ぜてくれた皆さん。お疲れ様でした。





ヌク沢

2009-08-07 02:36:18 | クライミング
甲斐駒Aフランケの予定だったが、あまりにも天気予報が悪いので、急遽ヌク沢に変更。

このところ雨が続いていたので、やはり沢は増水気味。水流を歩いて遊ぼうという気になれず、滝以外は歩きやすいところを歩き、足早に大滝を目指す。大滝のテラスに到着する直前も、かなりの水量で滝を巻いたりした。

テラスに到着。やはり水量が多い。写真は7年まえの好天時のもので、実際には全体的にしぶきが飛んでいるという感じ。天気も曇っていて、シャワークライミングをするには肌寒い。1ピッチ目はシャワークライミングになったが、2ピッチ目からは右岸よりに登り、なるべくしぶきをさけた。もっと怖かったイメージがあったが、やはり7年前と今では感覚が違うようだ。

午後から雷雨の予想なので、最後まで詰めずに大滝が終わったところから右岸側に登り、戸渡尾根の登山道へ向かう。地面がぬかるんで、前回のように簡単にトラバースで登山道に出ることが出来ず、だいぶ登り返してから登山道に出た。予報どおり下山途中から豪雨になり途中の徒渉が心配されたが、それほど増水はしていなかった。

去年と同じで、今年の夏も天気に悩まされるのだろうか。なんとか赤蜘蛛は成功させたい・・・