接写テスト

2006-01-27 17:57:47 | デジカメ
液体が気化する際、周りから熱を奪い冷却する。クーラーや冷蔵庫がこの気化熱の原理で機能する。会社のレーザー加工機でアシストガスに酸素を使う。液体酸素なので、気化するさいパイプが冷却され、霜が発生するのだ。なかなかきれい。

CaplioGX8をで、接写のテストをしてみた〔F2.5 5.8mm(28mm相当)ISO64 1/28 マクロ〕。

こういう写真はCaplioシリーズでないと撮れない。なんせ1cmまで寄れる強力なマクロ機能。そして広角。掲載画像は縮小してあるが、元画でみると結晶の一粒一粒がきれいに写っている。

場所が暗かったので多少の手ブレはあるが、ホールドのよいグリップのおかげでこの程度で収まった。う~ん、コンデジとしてはすばらしいかも。この手の写真は眼デジといい勝負が出来ると思う。

夜景テスト

2006-01-24 18:09:10 | デジカメ
久しぶりの横浜の積雪。せっかくなので撮影ドライブに出かけたが、他の用事を済ましている間に夜になってしまった。

GX8を買ってからまだ夜景を撮っていなかったので、夜景のテスト撮影をしてみる事にした。被写体は家の近くに出来た結婚式場。

とにかく寒い!みぞれ交じりの雪が冷たいので、落ち着いて撮影出来なかった。こういう時の撮影は、やっぱり防寒きちっとやっとかないとね。全く集中出来なかった。そして失敗(涙
前回カメラを使ったのが雪山で、露出オーバーを防ぐために感度を途中からオートに切り替えていたのだ。おそらくISO400以上に増感されていたに違いない。すんごいノイズ!

しかし実用範囲のプリントや縮小してしまうとさほど気にならなくなるのは、やはり800万画素の力か。次回はSCENEの夜景モードとかも試してみよう。

読書

2006-01-17 22:27:35 | その他
夢枕漠の『神々の山領』という本を友人からもらった。

もらったのは半年前だったが、『死のクレバス』がなかなか読み終わらず手を付けていなかった。『死のクレバス』は映画『運命を分けたザイル』の原作である。映画も本も”そこそこ”面白かった。が、”そこそこ”くらいじゃ夜ベッドで読み始めると、すぐに睡眠薬代わりになってしまう。

『神々の山領』は久々の大ヒット!読み始めて一ヶ月しないうちに上巻を読み終えた(色々と忙しいから、自分としては早いほうなのだ)。面白い本に出会うと、さっさとやること片付けて早く読みたくて仕方なくなる。レベルは全く違っても自分の趣味と共通する部分があるからより面白い。

時間があればもっとたくさんの本を読みたいが、最近なかなか時間がない。老後は八ヶ岳のふもとに別荘を建てて、読書三昧というのも一つの夢だ。

宝くじ当たらないかな・・・

阿弥陀北稜

2006-01-06 08:24:03 | クライミング
大晦日は阿弥陀北稜を登り、赤岳展望荘で年を越した。

北稜だと思ってちょっとなめていた。行者小屋から文三郎道を約15分ほど歩いて阿弥陀岳方向に向かう。北稜どころか阿弥陀岳自体初めてなのに、ガイドブックやネットの記事だけ参考にして地形図を頭に入れて置かなかった。「どうせ雪が多いから中岳へ向かう夏道や沢道は誰も歩いてないだろう」と勝手に思い込み、踏跡は北稜へのトレースだと信じて何も考えずに歩いていた。

気が付くと沢道である。あらまっ!会長や入○田さんからあれほど中岳沢は使うなと言われていたのに、いつの間にか歩いていた。しかもこの時点では、自分が今どこを歩いているか把握していなかった。どーしょーもないね。

弱層テストなんかしてみると、20cmくらいと40cmくらいで「スルッ!」と層がずれた。(こりゃまずいぞ)と思い、左岸の尾根に上がる事にする。すぐ近くに見える尾根に上がるのに、ラッセルでえらく時間が掛かった。尾根上でワカンを装着。しかし雪が深く、尾根上(夏道)をジャンクションピークまで行くのは不可能と判断。ここで、ひとつ西側の尾根が北稜だという事に気づき、斜上しながらジャンクションピーク手前の稜線までトラバースして行く事にする。ラッセルらしいラッセル(深いところは胸まで)で、かなりへばった、フゥー!!

かなりのタイムロスをしたので今回は無理かなと思いつつ、とにかく岩場の取り付きまでは行ってみようと思った。稜線上はしっかりと踏まれていて、すごく楽。なにやってんだかな・・・。ここで単独の登山者と出会う。(フリーソロ?すごいな)と思っていたら、こちらとは逆に一般道と間違えて北稜を登ってきてしまったらしい。危ないなぁ。その人は照れながら来た道を引き返していった。

取り付き手前の急斜面はちょっと緊張した。アンザイレンしていない、こういうところの方が危ない。パーティーに初心者がいたら、ザイルを結んだ方がいいかもしれない。

取り付きに到着したのは12時。かなり余裕のコースタイムを組んでいたので、予定より1時間しか遅れてなかった。草付きの急斜面の下降が危険という事もあり、このまま頂上へ向かう事にする。1ピッチ目は岩稜を少し左に回り込み、ハーケンの見える凹角から登る。まだ風が強く、岩を巻いて吹き付ける雪煙が顔に当たって痛い。いつもの事ながらスタートは緊張する。実際ここの核心はスタートの2・3手のみ。後はガバと雪稜。登っている間にいつしか風も収まり、快適なリッジの登攀だった。アンザイレンしてから頂上まで2時間。

頂上小屋より展望荘の方が食事がいいので、暗くなりかけたが予定通り展望荘まで足を伸ばした。大部屋が一杯で、同じ料金で個室を使わせてもらう。とても綺麗な部屋だ。大晦日という事でダーツやら振る舞い酒やらくじ引きやらで、とても楽しい夜を過ごせた。やっぱり小屋は楽チンでいいや。来年もまたここで年を越そうかな。

おしるこ

2006-01-05 18:52:53 | クライミング
年末に湯河原の幕岩に行ってきた。この年最後の岩トレ。

てんとう虫エリアのスイングあたりを中心に遊んできた。ルート名は忘れたが、スイングの2つ隣のルートは最近の課題。10cなのに何故か何度やってもクリアできない。2005年始めくらいに一度テンションを掛けながら登った事はあるが、それ以来テンション掛けながらでも上まで行けないのだ。

この日はトップロープを掛けて挑戦。2回ほどのトライであっさり撃破!11月くらいから週1くらいのペースでジムに通っていた成果だと思う。が、年が明けてからリードでクリアしようと張り付いたが、全くダメだった。冬のフリーは苦手だ。何故かというと、手湿疹に悩まされるから。主婦湿疹ともいい、この乾燥する時期になると苦労する。皮がぼろぼろにむけて痛くてたまらない。まーこんな言い訳してるうちは12台は無理だろう(汗

うちの山岳会は年配の人が多い。そのせいか、みんなとてもやさしい。山でおいしい果物を頂いたり、下山後に居酒屋でご馳走になったり、いつも大変お世話になっている。この日は少しでも恩返しをしようと、おしるこを振舞った。餅が固くて失敗したが、気持ちは通じたと思う。はいはい、今年はちゃんと柔らかく煮ますよ。