救急救命講習

2008-02-26 20:57:11 | その他
日曜日に横浜市防災指導協会が主催している救命講習に参加してきた。上級ということで、昼休みをはさんで8時間弱の講習だったが、そのほとんどを心肺蘇生にあてていた。自分もそれを期待していたので、有意義な時間を過ごせた。

講習用のマネキンがなかなかの優れもの。心臓マッサージをする箇所は乳頭と乳頭の間を押すのだが、このマネキン、ピンッ!と乳首が立っていてとてもわかりやすい。しかし胸のふくらみが中途半端で男なのか女なのか分からない。たしかめてみようかと思ったが、周りの人の目があるのでやめておく。瞼を開いたらちゃんと目玉も入っていた。心臓マッサージの時は押してる位置や深さをチェック出来たり、人工呼吸の時は気道確保をちゃんとしないと息が入らなかったりする。あまり勢いよく吹き込むと胃の方に入ったことを知らせるランプがついたりと、いたれりつくせり。そのマネキンを使って、実践形式で行われた。

AEDも講習用に出来ていて、除細動が必要なことをアナウンスしたりする。FA講習等で耳にし、気にはなっていたので、実際動かすことができてよかった。やはり一度でも使ったことがあるのと、そうでないのとでは違う。けっこう汗だくになってやったおかげで、それなりに自信がついた。今までだって分かっているつもりだったし、そのやり方で有効だったとも思う。でもしっかり指導してもらった事で自信がもてたというのはいい事だ。山ではこの経験が生かされることがないようであって欲しい。




一ノ倉偵察と白毛門

2008-02-12 23:20:27 | 登山

土曜の夜から関東に降った雪の影響で、関越の練馬から本庄児玉まで通行止め。家を出る時にPCで交通情報を確認した時は規制すらなかったのに・・・・

気持ちは萎えたがとりあえず谷川へ向かった。土曜は車中ビバークで翌日川越から高速に乗る。そして渋滞。谷川に着いた時には昼を回っていた。一ノ沢まで偵察に行く予定だったが時間的に無理なので、一ノ倉沢出合までのハイキング。連れの足に豆が出来たのでマチガ沢出合のところで手当をする。その間林道脇の岩場でボルダリングして遊んだ。

おっ!女性の裸のレリーフ!もしやこれは!そう、「銀嶺の人」の中でJAG山岳会?のメンバーがみんなで胸にタッチしに岩を登って遊んだという、あの女性像に違いない。いままでこの林道は車で通過していたので全く気がつかなかった。なんかうれしかった。

一ノ倉出合のトイレはすっかり雪に埋まっていた。奥壁を登るパーティーと烏帽子に行くというパーティーにあった。帰ってからネットで調べたが、烏帽子に行くと言っていたのはおそらくYCCのパーティーのようだ。この日の山行記録に烏帽子大氷柱と書いてあったから。すごいなぁ。天気予報は曇りだったが、ずっと雪が降っている。降雪とガスで出合からの谷川の岩壁を眺めることはできなかったが、翌日は快晴の白毛門よりすばらしい一ノ倉を眺めることができた。本当にすばらしい眺めだった。今シーズン中に入る事が出来るだろうか・・・



ファーストエイド講習会

2008-02-06 21:47:06 | その他
槍平の事故について調査の協力とお礼のために、わざわざ徳島岳人クラブの方々が横浜まで来られた。報道では奥丸山方面からの雪崩となっているが、当事者の中には南岳方向からと言い切る人もいたり、事故直後に現地に入れなかったこともあるため、報告書をまとめるにはまだまだ長い道のりとなりそうだ。事故の件についてもじっくり話をしたが、同じ山屋ということもあり遅くまで話しが尽きなかった。槍平から帰るときに、悲しみをこらえて私たちを見送ってくれた女性も来られ、元気な笑顔を見せてくれただけでも救いになった。わざわざ遠方から本当にありがとうございました。

2月に一ノ倉の東尾根を計画していたが、諸事情で中止になった。この土日をトレーニングにあてるつもりだったが気が抜けてしまい、毎年参加している県連のファーストエイド講習会に参加する事にした。受講者で申し込んだのだが、会場に行くと何故かスタッフ扱い。スタッフが足らずに大変なのだろう。でも受講料免除、ありがとうございました。また出来る範囲でお手伝いします。

当日はけが人役をまかされた。あまり過剰な演技をすると大げさに手当されてしまうので控えめに・・・と講師から注意されていたのだが、事故に遭遇した過去を思い出しながらやっていたら、いつの間にか過剰演技になっていたようだ(汗。 リアルな傷のメークも手伝って受講者はおろおろ。裂傷という設定なのにギプスまであてられ、収集がつかなくなってしまった様子。「だから控えめにって言ったでしょ!」と、後で講師に怒られた・・・(´・ω・`)ショボーン

帰りはスタッフ達と打ち上げ。とても盛り上がって楽しかった。この日は横浜も積雪。山の雪と違ってべちょべちょだが、それはそれで街特有の雪景色として情緒があるのだ。通勤が大変だが、下界で降る雪はわくわくする。珍しいからかな。もっと積もれ・・・

-写真はけが人の役をしている補助講師の○東さんと、血液の量を目視で確認するためにこぼした150ccの赤い液体-